遥か群衆を離れて(1967)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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遥か群衆を離れて(1967)

[ハルカグンシュウヲハナレテ]
Far From The Madding Crowd
1967年上映時間:168分
平均点:6.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-02-10)
ドラマロマンス小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-19)【イニシャルK】さん
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監督ジョン・シュレシンジャー
キャストジュリー・クリスティー(女優)バスシバ・エバーデン
アラン・ベイツ(男優)ガブリエル・オーク
テレンス・スタンプ(男優)フランク・トロイ
ピーター・フィンチ(男優)ウィリアム・ボールドウッド
フレディ・ジョーンズ(男優)
プルネラ・ランサム(女優)ファニー
鈴木弘子(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山田康雄(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内海賢二(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作トーマス・ハーディ
脚本フレデリック・ラファエル
音楽リチャード・ロドニー・ベネット
撮影ニコラス・ローグ
配給MGM
美術リチャード・マクドナルド〔美術〕(プロダクション・デザイン)
ピーター・ジェームズ〔美術・1924年生〕(セット装飾)
編集マルコム・クック
録音ジョン・オルドレッド
その他アン・スキナー(撮影記録係)
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【クチコミ・感想】

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1.ポランスキーの『テス』に心ふるわせた人間なんで、同じトマス・ハーディ原作、同じ堂々とした上映時間ってのに期待して見たら、ただ長いだけだった。原作知らないんで、罪がハーディにあるのか脚本にあるのか分からないけど、登場する人物がキチンと像を結んでくれない。とりわけヒロイン、パキパキしたはりきり娘かと思うと、アレーッと淑女のように気絶したり、隣人にバレンタインカード送るいたずらしといて、でも言い寄られると「困るわ」って言う無責任ぶり、そのことを映画は非難しているようにも見えない。してたのかな。偶然の皮肉がこの世を動かしていくってのが「テス」の根本思想だったが、出世作らしい本作でも、このいたずらや結婚式場間違えたりが、ドラマを動かしていた。そこらへんハーディのドラマとして筋は通っている。女中ファニーの物語は「テス」の原形のようでもある。T・スタンプが「テス」のアレックだ。ちゃらんぽらん男とクソ真面目男に挟まれたヒロインの物語として、本作は『テス』と同じ構造になっている。ただテスでは男によって女が不幸にされたが、こっちは女が周囲の男に不幸を撒き散らしていた。これが映画化された60年代ってのは女性の地位向上が叫ばれており、原作読まずに勝手に想像するのだが、ストーリーの「小娘が農場主をやる」って部分を拡大して脚色しイビツになったのではないか。浜辺の祭の場なんかは面白かった。それにしてもこの題名は何を言ってるんだ?
なんのかんのさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-12-19 10:23:31)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 6.20点
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【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1967年 40回
作曲賞(ドラマ)リチャード・ロドニー・ベネット候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1967年 25回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)アラン・ベイツ候補(ノミネート) 
助演女優賞プルネラ・ランサム候補(ノミネート) 

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