【たこちゅう】さん [地上波(吹替)] 5点(2010-12-29 21:56:30) |
《改行表示》11.「ポルノグラフィックな関係」を観て気になりだしたセルジ・ロペス目当てに観賞。 邦題からはどことなくファンタジックな感じがしたけど、真面目で重い内容でした。 実は私、腎臓を三つ持ってます、たまに冗談で「いざとなったらひとつ売る~」なんて言うことがあるけど、これを観て少々自己嫌悪に陥りました。 「たぶん大昔から今もずっとどこかでそういうことはあるんだろう」という認識はあったことだけど、やっぱりやりきれないですね。不法移民のそれぞれの事情じゃなく、違う視点で考えさせられる映画でした。 オクウェを演じたキウェテル・イジョホーという黒人俳優さん、なんとハンサムで魅力的なんでしょ、検索したら「キンキーブーツ」のドラァグクィーンのローラでした、びっくりです。「ラブ・アクチュアリー」ではキーラ・ナイトレーの結婚相手ですよね?この人、国籍はイギリスだけど両親は本作と同じナイジェリア出身で、ただ結構恵まれた環境で育っているみたい。この映画に主演した思い入れはかなり強いんじゃないかなあ、なんて思いました。 そしてここではすごくイヤな役なんですけど、やっぱりセルジ・ロペスいいわ~。 「ハリー見知らぬ友人」も観たくなりました。 【envy】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-10-11 12:51:15) |
10.パスポートを手に入れるために腎臓と交換する人もいるなんて、大変ショッキングな場面も数か所出てきたりして興味深く自由に暮すだけなのが困難な人たちを描いた、なかなかいい映画でした。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-06-29 00:16:42) |
9.主人公2人の生活もいろいろ重いのですが、そこに腎臓云々という別ベクトルからの重さがやってきて、しかもその両者があまり上手く融合していません。よって、何かバランスの悪い空気が漂っています。テーマソングがデヴィッド・バーンというチョイスは、作品の多国籍状態となかなかフィットしていてセンスが良いので+1点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-03-07 23:03:12) |
8.これとアメリとスパニッシュ~を観ただけでオドレイ・トトゥの出身国がトルコだと勝手に勘違いしいました。アイドル映画としても、社会派映画としてもインパクトに欠ける気がしました。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 4点(2009-03-22 22:21:52) |
7.80年代アイドルの歌謡のような邦題です。しかし内容はディープな社会派ドラマでした。不法滞在者。それは存在を許されない弱き者。弱者が生きるには、何かを捨てなければならない。しかしそこに“希望”があれば捨てられるのが人間です。不法滞在者にとっての希望はパスポート。パスポート=生きる資格。生きる資格を得るために死ぬという不条理。弱者がいれば、それを食い物にする強者がいるという現実。弱肉強食の世界です。人間も野生動物と何ら変わりがない、これも自然の摂理と言われてしまえばお終いですが…切なすぎます。印象に残ったのは、自国を「この美しい国」と表現した強者の言葉。愛国心と排他主義が入り混じった重いが嫌悪を感じる言葉です。深刻な内容のわりには、見せ方が上手く、純粋にドラマとして楽しめます。何より良いのが主役の黒人男性。魅力的な、いい表情を見せる役者さんです。娼婦役の黒人女性も素敵です(美人じゃないけど可愛いなあ)。オドレイ・トトゥは大黒摩季のようでした。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-16 18:36:22) |
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6.日本人にはなじみの薄い問題だなぁと思いつつも色々と考えさせられますね。日本も難民を受け入れたらこの作品みたいなことになるのかな。シェナイがオクウェの顔マネをするシーンとダンスするシーンがお好きです。それとファンの腎臓を抜き取るアイデア。スカッとするね。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 7点(2005-12-08 23:07:31) |
5.厳しいんだか甘ったるいんだか、よくわからない映画でした。シビアに徹することができれば佳作になり得たのにもったいない。アメリのおっぱい見ちゃったよ・・・。 【Robbie】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-27 23:02:38) |
4.(冒頭の10分間程をつい見逃してしまった事を念頭に置いてのご感想なんですが) 正直言わせてもらえば、難しいです。ある程度のあらすじを知ってから観るべき作品ではないでしょうか。ましてや最初のほうを見逃しようもんならば、面白味も半減してるというか、とんでもないです 途中からでは二人の関係がさっぱりでして 終始わからなかった(++)うげげげげえ~ と、そしてハッキリ言える事が実はもうひとつなんですが、オドレイだからってあのアメリのテンションをそのままイメージしていたなら大変痛い目にあってしまいましたね。 まあさ、あのテンション引きづって来られる方って まあそうそういないだろうとは思っていますが、でも実際には私がそのパターンだったので~ 短絡的なおバカさんだったので~(^^;) 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-10-21 00:00:04) |
3.◇オドレイ・トトゥが出てるのでもうちっと明るい話かと思っていたらかなりシリアスな内容でした。最後は希望が持てる感じでホッとしました。◇日本では、アジア系ではない=外人 になるわけなんですが、欧州だと見かけだけでは外国人なのかどうかってわからないんだなぁとなんだか当然のことをしみじみ思ったりしてました。(難民制度自体が、日本ではどうしても身近な問題ではないことを痛感) 【ハクリキコ】さん 7点(2005-03-21 22:09:16) |
《改行表示》2.大都市の移民や不法滞在者を主人公にしたという題材が新鮮で、サスペンスタッチの展開も面白かった。 需要のあるところに供給がある、というわけで、ここでその対象になるのはびっくりのシロモノ。ウーン、、これを伏せるとちょっと書きにくいんだけどこれ以上書いていいやら悪いやら・・ 一応サスペンスだし話についてはホントに書きにくい。 一つ言うと私たちならば簡単に手に入るパスポートも事情ある人たちにとってはとてつもなく貴重なものだということ。外国でパスポートが狙われるというわけもよく分かる。 シェナイ役のオドレイは、アメリのイメージとは全く違う感じのオドオドした日陰のトルコ難民。 彼女を助けるアルジェリア人オクウェ役のキウケテル・イジョフォーは「ラブ・アクチュアリー」にも出てた人だけど、ここでは役得もあって印象が強い。その他弱者を食い物にするR・デ・ニーロ似の支配人など、登場人物たちの事情が次第に明らかになっていくところも飽きさせない。 話にいくつか疑問点もあるものの、ストーリー展開についてはスカッっとしたしとても興味深くて面白かったので7~8点と迷いつつ、、 【キリコ】さん 7点(2004-10-28 20:46:23) |
1.西欧先進国の最下層で生きる不法移民達の、残酷すぎる現実を描く社会派サスペンス映画。ロンドンが舞台のイギリス映画ながら、登場人物は皆「ガイジン」(因みにオドレイ・トトゥは主人公ではありません)。確かに途中までは社会派っぽいんですけど、最後は中途半端に勧善懲悪ハッピー・エンドって感じになってしまって、個人的には残念です。あと、解説にはシェナイはクルド人らしいと書かれてますけど、劇中には一切その事が出てこないので、彼女が何故そうまでしてアメリカに行きたいのかが私には伝わってきませんでした。でも、中々の良作だとは思いますよ、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-09-03 00:06:32) |