2.シェイクスピアの舞台劇の映画化。1415年のフランス上陸・ハーフラー、アジンコートの戦い、1420年のキャサリンとの婚姻までを描写。その公演を1600年のロンドン・グローブ座で行っているという設定。
なので、演劇風のセリフ読み上げ、ハリボテ風背景セット等、舞台劇の雰囲気を残した映画化になっている。最初の30分ほどはグローブ座が舞台の舞台劇そのもので少々ダルいけども、その後は場面に応じた背景セットが出てきてわりと見れるようになり、アジンコートの戦いの頃にはすっかりリアル調のスペクタクル映画のようになっている。
戦中に作られた戦意高揚映画?と言われてみればそんな感じがしなくもない、勇ましい内容。