《改行表示》31.前半のマーニーの盗っ人ぶり、さっそうとしていてカッコいい。 リッチで派手に買い物して偽名を使い、美人で洋服も似合うし、悪女にぴったり。 真面目で地味な私には無い世界を見せてもらい、非日常で楽しい。 後半にマーニーが追い詰められてからは、テンション下がった。 迷うばかりで悪女の魅力が感じられず。 その後半はショーン・コネリーさんの甘い魅力にうっとり。 007よりもキュートで可愛く感じられました。 コネリーさんに迫られて振り向かないなんて、その設定は説得力が薄いです。 ヒッチコック作品はそれぞれ品良く美しいと感じました。 【たんぽぽ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-09-02 16:45:53) |
《改行表示》30.ヒッチコック、ショーン・コネリーの組み合わせに惹かれての鑑賞。 興味深かったマーニーのトラウマが分かった時点で、それと手癖の悪さが結びつかず、そんな性悪に惚れるマークの心境が理解出来ず。巨匠らしからぬ盛り上がりに欠ける作品で、ショーン・コネリーも見せ場無く期待は空振りに。 ワンシーンに登場した男性が目元がブルース・ダーン似だと思ったら当人だったという。こういう嬉しい発見に+2点。 |
《改行表示》29.若い頃のショーン・コネリーって、まったくイヤミ(特徴)のないイケメンですねぇ。別に褒めているわけでもけなしているわけでもないですが。 それはともかく、ヒッチコックの作品ってこんなにヘビーでしたっけ。大事件は起きるけど、比較的気楽に見られるサスペンスというイメージだったのですが、本作はまったく逆。なぜか窃盗を繰り返すという、わりとどうでもいい犯罪が前半に描かれて、終盤の謎解きでズシンと重い真相が待っていました。昨今、似た境遇の事件がよくあるだけに、ちょっと目を覆いたくなります。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-10-22 02:43:28) |
28.2014.10/08 2回目鑑賞。ヒッチコック作品は好きだが今作はもう一つも楽しめた。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-07-28 21:50:59) |
《改行表示》27.「赤い恐怖」という邦題が付いていますが、本作を見てまず思い出すのは「白い恐怖」。 巻き込まれサスペンスと並んでヒッチコックが好んだサイコ・サスペンスですが、 ティッピ・ヘドレンの美しさ、ラトランド邸、街並・・・と重なるバーナード・ハーマンの音楽、 これら作品を構成する要素の落ち着いた味わいに品や格調の高さを感じます。 マーニーがラトランドの会社で盗みを働く。掃除のおばさんとマーニーの行動を同時に見せる。 落ちそうな靴、音。ヒッチコックのこだわりを感じる緊張感があります。 しかしその後、中盤以降はショーン・コネリー演じる夫が完璧すぎる。 あまりにも全てお見通しで常にマーニーの先回りをするのですが、 それ故サスペンスとしては盛り上がりに欠けてしまう。 「鳥」のヒロインに抜擢し、ヒッチコックが見出し寵愛したティッピ・ヘドレン。 この頃には2人の関係は微妙なものであったようですが、 彼女が演じるマーニーをねちっこく執拗に追い詰めていく様が怖かったりもします。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-01-11 01:07:12) |
26.見終わったときはそこそこ面白かったと思いますが、印象の薄い映画です。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-29 21:47:37) |
《改行表示》25.サイコ調のサスペンスで、こういった内容の映画は今でも多く見られるのだが、 本作はキャラ設定もストーリー展開もかなり雑。主人公の行動自体も何考えてるかわからないし、 度々見せるヒロインのフラッシュバック・シーンで、ラストはほとんど読めてしまう。 「ふ~ん」という感想で終わってしまうのは、サスペンスものとしてはちょっとツラいところ。 ヒッチコック作品としては、演出のほうも今ひとつだった。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 3点(2011-08-08 22:11:36) |
24.オープニングに目に飛び込んでくるのがなんとも鮮やかな黄色のバッグ。ヒッチコックらしからぬ奇抜な色使いがこの後に「色」がキーとなることを予告しているかのようだ。『白い恐怖』『めまい』『サイコ』等と同様「トラウマ」を扱った映画なのだが、この作品の「トラウマ」はそこからサスペンスを生み出すというよりは重要な物語の一部としてある。そのせいか妙に説明くさい。そして何よりも余裕をかますショーン・コネリーがよろしくない。巻き込まれてこそ面白いのだ。慌てふためいてこそスリリングになるのだ。コネリーは貫禄がありすぎて安心して見られる。これはいかん。前半はロマンスコメディのノリなのでそれもありかなとも思ったんだけど。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-06-02 16:20:46) |
23.赤色恐怖症?って何コレ『めまい』の二番煎じかよ強引な設定だなー。とか思いながら観始めたハズなのに、ふと気付くと夢中になって観ている自分がいる。いやいや意外に面白いですよ。単純に謎が提示されてそれを解決する、というタイプのミステリではなくて、謎ときの要素がいくつもあり、それだけに物語がどこに行きつくのかがなかなか見えない。それどころか、登場人物たちそれぞれの思惑が、事態を複雑なものにし、波乱とサスペンスを次々に呼ぶ、という趣向。というとホメ過ぎですかね。まあそんな大げさなもんでもないですけど、先が読めない分、ハラハラさせるシチュエーションが思わぬ形で登場することになり、我々を楽しませてくれます。と同時にヒッチコック自身もパツキン女優を好きに動かして楽しんでる訳なんでしょうけど。ただ、本作、あくまで娯楽路線のサスペンスで通して欲しかった気はしますね、最後に急に深刻ぶって見せたのが、やや違和感。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-12-13 21:45:41) |
22.賛否両論らしいですが、私は好きでした。ショーン・コネリーが素敵過ぎてもー、くらくら。こんな人がいたらと何百回お思ったものです。はい。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-05-07 17:20:53) |
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21.セクシーなリッチマンが立場の弱い女をかき集めてハーレムを作る話、と、中盤あたりまで思ってました。とにかくショーンコネリーがうさんくさい。優しさや愛での行動というより、金持ちの道楽と言った方がしっくりくる。前半は拾われたマーニーがとても可哀そうで、屈辱的な気分にもなった。しかしそんな自分の気持ちはきっと大先生にはお見通しで、これは狙いなのかもしれませんね。なんにせよ前半、後半、別の物語として見た様な気がします。どちらかというと前半の方が好み。そんな自分はきっとMなんだろう。 【オニール大佐】さん [地上波(吹替)] 5点(2009-01-11 13:08:20) |
《改行表示》20.このての話を聞いたことがない、 という人はもういないのかもしれません。 ショーンコネリーもなんとなくぎっとりしていて 年とってからの渋さがなく、 最後の君はもう治ったっていうのも、 そんなに簡単なもんじゃないだろうと思いました。 |
19.平均点低っ!そりゃあ「サイコ」や「鳥」と比較したら、結末も中盤あたりからなんとなく予測がついてしまうし、あっと驚くサプライズ&衝撃みたいなものを期待すると肩透かしになってしまうでしょう。でもね、そういうのだけを眼目にしたスリラーだけがヒッチコック映画だとは自分は思ってないので、盗みをどうしても働かずにはいられない、美貌の女主人公の病んだ精神構造を追いかける、このストーリーにはやはり惹かれるものがあります。当初モナコ王妃に納まっていたグレース・ケリーのハリウッド復帰作として製作開始されたようですが、あんまりこの役はグレースに似合っているとは思えないんだよなあ・・・。でももし仮に、彼女の出演が実現したのならヒッチコックの事だからヒロインの設定をもうちょい華やかにしたかもしれない。あの人を喰ったおじさんなら有り得る。ヒッチコックと一時代を築いた音楽バーナード・ハーマン、撮影ロバート・パークスとの最後のコンビ作。ヒロインが最後のヒッチコック好みのブロンド美人という点でも記憶されるべき映画っす!それにしてもクレジットタイトル、”TIPPI”の「””」マークが非常に気になる・・・。ティッピー・ヘドレン嬢を名前から束縛してしまおうという、ヒッチおじさんの変質的欲望の表れだったんだろうか・・・? 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-09-03 14:41:04) (良:1票) |
《改行表示》18.何とも言えない緊張感が全編に漂う秀逸なサスペンス。ティッピー・へドレンが追いつめられ(イジメられ)る程に、みょ~にエロチックに感じてしまう自分も病気なんだろうか?この作品もカメラワークが絶妙でヒッチコックの底力を感じます。 【よし坊】さん [DVD(字幕)] 8点(2006-06-04 19:09:52) |
17.愛はトラウマより強し、ですか。ぃゃぁ、臭い。でもトラウマに立ち向かって勝つっていうことを上手く描いたヒッチコックってやっぱすげぇ。。。昔のショーン・コネリーはカッコイイけどあんまりストーリーにカッコよさが関係なかったような感じだったなぁ。。 |
16.なんだか今までの妙な総決算をやった、という感じ。「サイコ」と「鳥」で疲れたのでしょうか。 【みんな嫌い】さん 5点(2004-11-01 13:12:24) |
15.ヒッチは金髪がお好き♪ それだけで映画を撮られても困ってしまう(笑)。あの顔は好きな顔じゃないしね。この頃のショーン・コネリーも妙に脂ぎっていて、好きではない。ストーリーは、「何か裏があるのかな?」と思わせておいて、単なる病気の話になってしまう。乗馬服の赤が妙に印象に残るだけ。残念! 【オオカミ】さん 6点(2003-12-16 13:47:37) |
14.金庫から現金を盗んで逃げる時に靴を落とすシーンのあたりにはスリルを感じる。この頃のショーン・コネリーだからどうしてもジェームズ・ボンドに見えてしまうのは仕方がない所か。 【Mr.MONK】さん 5点(2003-12-16 01:05:28) |
13.「赤」に反応するマーニー。だったら、闘牛の精神分析も・・・? 【STYX21】さん 6点(2003-11-13 20:27:22) |
12.ティッピ・ヘドレンがもう鳥に見えてしょうがない。マーニーって何だろなって思ったけど単に名前だった。発想としてはおもしろいけどヒッチコックのT・ヘドレンに対しての思い入れが強かったらしく何かしら変な感じの作品だなって思いましたが。 【fujico】さん 5点(2003-10-09 10:09:59) |