緋牡丹博徒 お竜参上のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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緋牡丹博徒 お竜参上

[ヒボタンバクトオリュウサンジョウ]
1970年上映時間:100分
平均点:7.43 / 10(Review 7人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-03-05)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア
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タイトル情報更新(2024-12-03)【にじばぶ】さん
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監督加藤泰
助監督本田達男
土橋亨
キャスト藤純子(女優)緋牡丹のお竜・矢野竜子
菅原文太(男優)青山常次郎
若山富三郎(男優)熊坂虎吉
安部徹(男優)鮫州の政五郎
山城新伍(男優)ニッケル
嵐寛寿郎(男優)鉄砲久
山岸映子(女優)五十嵐君子
長谷川明男(男優)島の銀次郎
近藤洋介(男優)佐藤好美
林彰太郎(男優)勘八
木谷邦臣(男優)木和田
沼田曜一(男優)二保の順吉
天津敏(男優)金井金五郎
村居京之輔(男優)水源
波多野博(男優)舞台係
汐路章(男優)肘の喜三郎
岡島艶子(女優)おまつ
丸平峰子(女優)熊坂清子
鳳啓助(男優)大鳥
京唄子(女優)お梅
任田順好(女優)小川双葉(クレジット「沢淑子」)
疋田泰盛(男優)小ヒゲ
高野真二(男優)鈴村
平沢彰(男優)豆徳
脚本加藤泰
鈴木則文
音楽斎藤一郎
作詞渡辺岳夫「緋牡丹博徒」
作曲渡辺岳夫「緋牡丹博徒」
主題歌藤純子「緋牡丹博徒」
撮影赤塚滋
製作東映東映京都
企画俊藤浩滋
日下部五朗
配給東映
美術井川徳道
編集宮本信太郎
録音佐々木稔郎
照明和多田弘
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【クチコミ・感想】

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2.たぶん私は仁侠映画は、その時代色を楽しめるところも好きなんだろう。街のさざめきなどの気配、丁寧な小道具、そういったところにうっとりしてしまう。ああいった小道具を適宜に配置できる能力は、ちゃんと伝わっているのだろうか。本作最後には凌雲閣が登場する。画面の特徴では、手前に何かがあるカットが多い。つまり奥のほうで捉えるのが好きみたい。手前に娘、その奥で顔をもたげてくるお竜、この二つの顔の重なり合い。悪玉がアラカンにイチャモンつけるときの奥のお竜。あるいは娘との再会シーンの据えっぱなしの長回し、奥のお竜がハッとして前面に出てくるの。仁侠映画はワイドの画面を一番生かせたジャンルだと思っているんだけど、それは相対する距離を十分に取れるところ、横に広がる儀式の場や賭場のシーンで、舞台のような広さがちょうど合っている。でもこういった奥への展開も合わせ持っているから、さらに画面が豊かになってるんだな。今戸橋のシーンでも、画面の右手に橋を大きく埋めて、左の隅っこで二人を立たせる。するとそこに密やかさも加わってくる。倒れたアラカンのずっと向こうを傘を差したのが通り過ぎていく。この「奥」の感じと、ぐっと手前でほとんど人物の足元からあおる感じとが対比される。とにかくワイドの画面に無駄が全然感じられない。加藤泰お気に入りの任田順好は「役を降ろされた女優」の役で、例のごとく怨みの人を好演。若山富三郎は好きな役者だが、このシリーズでの熊虎については判断留保。安部徹はホントきたない野郎だ。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 8点(2010-10-02 10:15:47)(良:1票)
1.おや?珍しいなあ!なんでこれだけ誰もコメントがないのだろう?そんじゃ一番先に書かせてもらいますよ。加藤泰監督によるこのシリーズは今回で観たのは二本目となるわけですが(他では山下耕作監督と鈴木則文監督による二つも観てはいるが)本当は順番通りに観た方が良いのかもしれない?けど、なんて言うのかなあ?加藤泰監督のこれぞ加藤泰演出の美学のようなものがこの作品の中で色んな場面で観られるわけでして、解り易く言うなら「静と動」!例えば緋牡丹のお竜こと、矢野竜子(藤純子)の艶やかさ、更には矢野竜子の見方となる菅原文太の青山の描き方、この二人の並び経つシーンでの美しさ、正に「静と動」とが上手い具合に描かれていて、その辺りが単なる任侠映画、今時の極道ものとは明らかに違うわけで、雪の降る中、お互い見つめあうシーンでの表情の美しさ、今戸橋の場面なんて、絵に書いたような感じです。まあ、色々なんだかんだと言ってみたものの、とにかく美しい上にこの作品はシリーズ全部の中でも美しさという点では際立って美しい傑作と思えるぐらいの完成度の高さです。
青観さん [DVD(邦画)] 9点(2006-10-25 22:52:39)
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【点数情報】

Review人数 7人
平均点数 7.43点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6342.86%
700.00%
8228.57%
9228.57%
1000.00%

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