《改行表示》97. 俺の敬愛するアランパーカー監督の作品。 ――人間には知ってはならない領域がある。 まさに、この言葉がふさわしい映画。 想像力があればあるほど、この映画の深淵は…ただ深く。 更に深く…果てしなく深く…そして恐ろしいのだ。 ルイジアナ州の熱帯地帯。 その熱気の中で、日常の「何か」が歪んでる。 黒人のブルースが聴こえる中で、「何か」が潜んでいる。 陽の光が滲む豪雨を走り抜ける「あのシーン」が好きで堪らない。 そして、いつの間にか…あの曲を今は…自ら、口笛で奏でている… それが、俺にとってのエンゼル・ハート。 人は…自由に謳歌し、人生の夢を追う。 人は…他者を謀り、その枠を抜け…ただ自分の力を信じる。 その末に夢を掴んだとき…きっと知るのだ。 自分は「誰」と対峙し、その夢を何故に掴んだのかを。 そして自身を見つめ、来た道を振り向き、やっと知る。 そこには何もなく、日常に氾濫する死を。 そして、絶望と圧倒的孤独感の中で理解するがいい。 ――人間には知ってはならない領域がある。 そう、どこまでも堕ちていくエレベーターの中で。 【映画の奴隷】さん [レーザーディスク(字幕)] 10点(2020-10-31 06:59:49) |
《改行表示》96.初見と思ってレンタルしたら見てた。 展開と結末はおぼろげながらも覚えてた。 不気味なシーンと現実が錯綜する自分好みの映画。 ただしよくストーリーをよく追わないと意味が解らなくなる。 【たんたかたん】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-03-12 10:37:14) |
95.雰囲気こそすべて。最高だ。ミッキーローク以外の誰にもこの映画の主演はできない。 【JF】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-06-17 16:20:37) |
94.非常に難解だった記憶が。あと映像が綺麗でした。また観てみよう。 【noji】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-05-04 11:36:12) |
93.落とし方がやや反則気味だし、魔王様のデ・ニーロがちょっと苦しいけども映像が甘美で秀麗。そしてデ・ニーロを向こうに回してのM・ロークの健闘ぶりたるや、感涙ものです。可愛いし健気だし、彼独特のちゃらっとした軽さが大好きだ。ああお話はどうでもいいやこの映画。今は亡き(半分うそ)美しいM・ロークを拝んでいるだけでしみじみ幸せだ。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 6点(2012-08-31 16:32:41) |
《改行表示》92. ミステリーと思わせたところがまず問題です。 オチが反則。フェアじゃない。 反則技なのに途中でわかってしまう。 かといってスリリングな展開かと言えば、そんなことはなく退屈で、中だるみしてしまう。ただ暗いだけで、雰囲気でごまかしている印象。 大作っぽく作った凡作だと思います。 雰囲気がなんとなく「セブン」に似ていますが、質は雲泥の差です。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 2点(2012-04-27 16:16:10) |
91.80年代臭が鼻につくのは兎も角、デ・ニーロの風貌や爪で、途中からネタ割れするのが難点。使いつくされたプロット故か。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-11-15 22:06:14) |
90.アラン・パーカーはこういう映画も撮る。 依頼されてある人物を追う探偵自身が実は…というお話。 音と映像で生み出される独特の暗く湿ったムードはやはり感覚的に秀でた人なのだと思わせるけど、画面に溢れる血が多すぎて趣味じゃない。 シャーロット・ランプリングの出番もぽっちり。 ミッキー・ロークが人気あった頃(かっこいいかなぁ…)、CMの"Angel Heart"とドスのきいた声の方がこの映画より怖い。 ハリーにとって因縁ある女性の名エピファニーは「本質が露呈する瞬間」と隠喩的、デ・ニーロの出演時間はわずかでも場をさらい、ニューヨークから因習強いニューオーリンズへの移動は変化あってよい。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-25 00:00:01) |
89.この作品は宗教観があった方が多分解り易いんだと思うが、無くても何かが滞留してるような、なのに追い詰められていくような、何とも言えない世界観が体現できた。大量の血液とか、取り出された心臓とか、エグ系ホラーの道具立てはあるのだが、その個々の部分より、全体の雰囲気に神経をなぞられるような・・・。とにかく暗い。それにエレベーターが下降を繰り返す映像など、追い詰められてどん底に落ちていくようなイヤーな感触。どんでん返し系のミステリー要素もあるんだが、それより世界観を楽しむ(ってのは変かなあ、浸るというか)映画と思った。物語の進行と共に気が滅入っていくんだが、それでいてなぜか結構好きな作品。ミッキー・ロークとデ・ニーロも、この世界の住人として、しっかりはまっている。 【あっかっか】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-03-07 13:46:41) (良:1票) |
《改行表示》88.少し私には難しく、理解の範囲を超えており良く判らない。正直言って付いて行けません。感覚では引き込まれるがストーリーとして納得出来ないのでオカルト的作品はもやもやしたままです。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2009-01-14 23:11:36) |
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87.原作も読みました。久しぶりに観て、この監督の湿度の高い表現は改めて上手いと思いました。デジタル技術を使わないオカルトサスペンスの王道という感じです。ミッキー・ロークもいい味出してると思うんだけど、この後は主演が減って行くんですね。それってやっぱり猫パンチの影響? 【アンドレ・タカシ】さん [映画館(字幕)] 6点(2008-11-25 22:16:21) |
86.緩慢なテンポ、平坦な展開、電波的なラスト……褒められる要素が何一つ見当たりません。 【K】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-04-17 22:42:54) |
85.子供の当時に観て、映画にハマっていくきっかけになった作品。正直、最初見たときは話の展開が良く分かりませんでしたが、陰影の濃い暗い映像と、説明過多にならない演出にそれまで観てきた映画に無い魅力を感じて、非常に新鮮でした。これ以降、アラン・パーカーはお気に入りの監督の一人です。後で見直すとそこまでの作品ではない気もしましたが、最初の印象でこの評価です。 【チャン太】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-07-29 19:15:50) |
84.予告編が良かったですね。それにひっかかって封切りを見に行ったクチです。しかし、陰影をうまく使ったエレベーターのシーンが秀逸なわりに、話のオチがもうひとつといった印象でした。まずまず楽しめましたが、爽快感に欠けるというか、顧客満足度100パーセントという訳にはいきませんね。バリバリのディテクティブムービーを期待していたので、少々肩すかしを食らいました。 【ジャッカルの目】さん [映画館(字幕)] 6点(2007-07-25 00:53:13) |
83.ミッキー・ロークが予想以上にかましてくれたのが嬉しい誤算の今作。これに限って言えば完全にデニーロを食ったと言っても過言ではないだろう。特に後半以降の泣きっ面顔はネコパンチを吹き飛ばすインパクト。巨匠アラン・パーカーもミッキーの前ではただの監督だ! 【カイル・枕クラン】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-04-30 17:25:37) |
82.サスペンスかと思ってみていたら・・・。ミッキー・ロークかっこいいですね、だらしなくて。 【サイレン】さん [地上波(吹替)] 6点(2005-11-27 04:04:49) |
81.途中まで気持ち悪い宗教映画だなあと適当に観てましたが・・・再見します。ローク渋すぎ!! |
80.全編に漂うジトジトと肌にまとわりつく陰鬱な空気・・・後戻りできない不穏な世界に引きずり込まれてゆく感じがたまりません。14の時劇場で初めて観ましたが、何度観ても面白いです。そして枯れた大人の男のカッコ良さ、ミッキーロークが見せてくれます!ああ叶わぬ恋でいい。こんな大人の男と1度でいいから出会ってみたかった・・・叶わぬ夢でした。かつてはこんなにもいい俳優だったのに。時は残酷なものです。 【タマクロ】さん [映画館(字幕)] 8点(2005-10-28 14:41:40) |
79.オカルトミステリー映画の最高峰!ミッキー・ロークがカッコ良すぎ。16歳になるまでに見とけ! 【Robbie】さん [ビデオ(字幕)] 10点(2005-07-24 19:19:40) |
78.何度見ても凄いって思わせる映画。テンポが良くて、ストーリーも想像できないし、映像でも引き込まれる。 【さら】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-04 10:58:33) |