1.祝!「パッチギ!」DVD発売決定!しかーし!7月29日まであと三ヶ月。重度の「パッチギ!」中毒患者のワタクシには、そんなに待てなーい!という事で代わりに観たのが主演の塩谷瞬君のデビュー作であるハリケンジャーの映画版。まぁ半分はシャレのつもりで観たのだけれど、これがなかなか面白い。TV版は観ていないのだけれど「うわ、何でハムスターがハリケンジャーに指令出してるの?」とか「何で馬に乗ってんだ、ハリケンジャー・・・あ、そか、忍者だからか」とか「誰だこのシュリケンジャーって。こんな胡散臭い英語、『おそ松くん』のイヤミ以来だぞ」とか「吉野紗香はお鼻が小堺一機で、じぇんじぇんお姫様には見えん」とか「何だか決めポーズが『カブキマン』と一緒だぞ」とか「やっぱイエローは小太りでカレー好きじゃないとねえ・・・」とか、色々ツッコみながら楽しんでいた・・・のだが、ハリケンジャーたちがピンチに陥り、「ぬおおお、負けて、たまるかあ!」みたいなシーンのところで不覚にもちょっと涙ぐんでしまった(恥)。よくよく考えてみるとこういう戦隊モノって、今の時代に堂々と「熱血」をやっている数少ないシリーズなんだよなあ。基本的には幼児向けだから(あ、でも最近は違うのか?)軽んじられているかもしれないけれど、ひょっとして「クレしん」みたいな化け方をしないとも限らないし、なかなか捨てたモンじゃないのだ。ちなみにこの作品の敵キャラ(ちゃんと“疲れたお父さん対応”として巨乳のお姉さんタイプとロリ顔タイプが入ってるのが可笑しい)も一緒になってテーマソングを歌い踊るエンディングも良かった。しかし塩谷君って「パッチギ!」では気弱で純朴な高校生役だったから気づかなかったけど、やっぱ二枚目やねえ。