《改行表示》23.南北戦争時代、イーストウッド演じる北軍の伍長が南部の戦線で負傷し、女ばかりの寄宿学校みたいなところに匿われる。さまざまな年齢の女性数名に対し、男が一人、もうより取り見取り。これがイタリア映画ならお色気コメディ映画にでもなったかも知れませんが、ドン・シーゲルとイーストウッドが組んだら、ほとんどホラー映画みたいなサスペンスになりました(何度か出てくる真っ赤な血の描写がコワイ)。密度の高い、緊張感に満ちた映画で、「イーストウッドがモテモテ役だなんて、許せんなあ」という気持ちもすぐに引っ込みます。 まずそもそも、学校の外部というものが、戦時下で秩序というものが無い不安な状態。その中において、舞台となる女学校は、厳格さに満ちた閉ざされた世界、であるのですが、そこに負傷した男が一匹。負傷してたって、男としてヤルことはヤル、っていうかむしろ体の不自由さゆえに性的な方向に暴走しがちなもんで、女ばかりの秩序だった世界(それはもともと表面的なものに過ぎなかったらしいのだけど)に、嫉妬に満ちた大きな波紋を投げかけることになる。それは、映画後半におけるあるショッキングなエピソードによって、男をより純粋な性的存在へと変化させ、事態をより深い混沌へと導きかねない展開にもつながっていきます。が、それでも危ういバランスは保ち続けられ、そしてそのまま、一連の混乱は唐突に、断ち切られるように終わりを告げる。あとに残るのは、不気味極まりない、秩序の世界。まあ実にヤな感じで気持ちの悪い、「異常な」映画です。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-11-15 08:24:20) (良:1票) |
22.男ならちょっとは羨む設定で、もっとめちゃくちゃな展開かと思ったけど、まあそこそこ現実的な内容でした。狭い世界であんなに手を出しちゃね。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-11-08 17:31:48) |
《改行表示》21.思っていたより楽しめた。主人公の行動には一貫性が無いと感じるが、戦争中で排他的な女学院という雰囲気が良かった。 単純に言えば、男は性欲に逆らえず、女の嫉妬は怖いという映画(笑) |
《改行表示》20.イーストウッドの出演作品としては異色作。 序盤の設定からして興味を惹くんだけど、そのあとの展開、 特に終盤からラストにかけてのお話の流れが非常に面白かった。 女教師、女生徒たちの心理状況がよく描かれていて、サスペンス・スリラーに近い印象かな。 それにしても、この頃のイーストウッドはホントにカッコいい。 そのカッコよさが、この作品のキーポイントになっております。 【MAHITO】さん [地上波(吹替)] 6点(2011-09-17 23:29:14) |
19.男女の本質を描いてる映画。男は女を抱く為なら平気で嘘を付く。女は嫉妬するととんでもない行為に出る。とてもじゃないが気持ちのいい映画とはいえない。しかし、その緊張感や恐怖感はこれ以前、以降のイーストウッド作品には感じられないものがあり、評価せざるを得ないだろう。こういった人間の本能的な部分を上手くかけるドン・シーゲルは素晴らしいし、それを受け継いだイーストウッドの現在の監督業には頭が下がる。 【関白宣言】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-05-28 13:41:43) |
《改行表示》18.今まで観てきたイーストウッドの中で一番のはまり役だと思いました! 女ったらしで最低な役やったけどね。 【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-28 00:48:53) |
17.子供の頃にテレビで見て、けっこう怖かったのを覚えています。テレビ放映にふと気づき、久々に鑑賞し直しました。細部の記憶がよみがえり、けっこうどころか、とても怖いじゃないですか。シーゲル+イーストウッド作品の中では異質に感じる作品ですが、良作です。 【ジャッカルの目】さん [地上波(吹替)] 6点(2006-12-30 11:00:05) |
【mimi】さん 5点(2004-10-11 21:37:57) |
15.女子高にプレイボーイの男性教師が・・・みたいなことか。で、結局ぶっ壊される。女のダーティーな部分モロダシでかなり湿気っぽいが、個人的にはこんなオブラートに包んでない作りは好き。 【モチキチ】さん 7点(2004-09-06 10:30:12) |
【ギニュー】さん 5点(2004-05-11 20:10:52) |
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《改行表示》13.だれがこんな邦題つけたのか..でも、意外とある意味映画の内容を表現してると思うけどな..まぁタイトルだけしか知らなくて内容見たら 「なんじゃこらー」なんですが。いや内容しってても「なんじゃこらー」ですが。結局どういう話なのかよくわからない怪作。 【あばれて万歳】さん 5点(2003-12-12 16:55:17) |
12.優しそうな女性ほど怖いっていう典型ですね。男はやっぱり馬鹿なんだよな。足切られたってわからないんだから(苦笑)。 【オオカミ】さん 7点(2003-11-20 10:45:22) |
11.後半の予想だにしなかった展開には驚かされました。主演のイーストウッドを閉鎖的な女性のみの空間の中に入れて、その後の彼女達の変わっていく様や、いざという時の女の恐ろしさがテーマなのでしょうか。不満のある展開でしたが、インパクト度がやや強かった作品です。 【プミポン】さん 3点(2003-11-07 06:51:31) |
10.足を切断されたことに気付き、取り乱すイーストウッドの演技が忘れられない。芸術性の高い作品。 |
9.やばいっす。女だけの園にまぎれこんで、ホクホクのはずのイーストウッドが・・・。あれでお堅いキャラだったらあんな目には遭わなかったのかも?と考えると、いかにもイーストウッドの映画という気もしますがね。 【あでりー】さん 5点(2003-06-26 10:46:02) |
8.「ネタばれ有り」主人公がラストに死ぬなんて・・・しかもイーストウッドが!驚きでした。トムホーンとかぶりました。脚切ったのは本当に壊疽だったんかな?観る側で判断するしかないのでしょうね。閉塞された世界の女って 怖いですねぇ怖いですねぇ 【RB】さん 5点(2003-06-19 18:27:53) |
7.先日TVでやってたので、録画してみました。うん、これはいい出来ですよ、間違いなく。(題名はどうかと思いますが・・)今度恐怖のメロディ見てみようっと。 【すす】さん 8点(2003-06-15 12:36:53) |
6.あの螺旋階段から落ちた時はすごかったなぁ。その後の足切断シーン、見ててすっごい力はいっちゃったよ、、、、。何が言いたかったのかよくわかりませんが、かなりの異色作であることは間違いないでしょう。 【あろえりーな】さん 6点(2003-06-10 22:27:33) |
5.邦題が、やはり皆さんが指摘されてるとおりどうも、ミスマッチですねえ。ただ、若いステキなクリントが白いパジャマ?で登場するあたり、なんか母性本能をくすぐります。それにしても、あの、ませた女学生とあのトラウマのある院長?は不気味ですねえ。 【レモン】さん 4点(2003-02-11 15:16:50) |
4.女しかいない、女だらけの施設(?)に傷付いた男がひとり、迷い着く。そうなるとやっぱりお約束、綺麗なおねえさんによってたかって看病されたりモテたりと、男にとっては夢のような幸せが・・・。やがてそれが悪夢のような展開に!って記憶だけで書いてます(笑)。こないだ久し振りに深夜のテレビ放映をやっていたので録画!なんだか観るのが楽しみ~。 【3Mouth】さん 8点(2002-05-22 20:11:22) |