痴人の愛(1967)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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痴人の愛(1967)

[チジンノアイ]
1967年上映時間:93分
平均点:5.83 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(1967-07-29)
ドラマラブストーリー小説の映画化エロティック
新規登録(2005-06-07)【sayzin】さん
タイトル情報更新(2015-07-12)【イニシャルK】さん
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監督増村保造
キャスト安田道代(女優)河合ナオミ
小沢昭一(男優)河合譲治
田村正和(男優)浜田伸夫
倉石功(男優)熊谷政太郎
内田朝雄(男優)花村医師
村瀬幸子(女優)澄江
穂高のり子(女優)花村保子
紺野ユカ(女優)阿部マリエ
早川雄三(男優)波川課長
森矢雄二(男優)同僚
渡辺鉄弥(男優)同僚
三夏伸(男優)加山良平
清川玉枝(女優)阿部正子
小山内淳(男優)
原作谷崎潤一郎「痴人の愛」
脚本池田一朗
音楽山本直純
撮影小林節雄
企画久保寺生郎
配給大映
美術間野重雄
編集中静達治
録音渡辺利一
照明柴田恒吉
その他東京現像所(現像)
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【クチコミ・感想】

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7.原作未読。谷崎潤一郎の長編小説は、これまで、読みたいと思っていたもののなかなか手が付けられず、お手軽に映画を先に見てしまおうという気持ちになったので見ることに。小沢昭一が主人公。小沢昭一が主役の映画を初めて見ました。おかっぱ頭の話好きのタレントくらいのイメージしかありませんでした。TBSラジオで小沢昭一の小沢昭一的ココロとか言ってるイメージしかありませんでした。で、作品です。工場勤めのしがないサラリーマンが、若い女性と同棲するという話ですが、小沢昭一が主人公なことも有って、どうしてもコメディー感があって、ヒロインは、昭和高度成長期のイケイケ感が強くて、隠微、耽美、文学的味わいなどとはまったく無縁になっていますね。おそらく原作とはかけ離れていると想像します。若き日の田村正和の若造ップリが見られたのは良かったです。あと、にじみ出る昭和の高度成長期の雰囲気はいいですね。
camusonさん [DVD(吹替)] 3点(2023-02-15 19:59:30)
6.「氷点」のけなげな陽子がナオミという妖女に変身、その違いの大きさに戸惑う。しかしそれよりも大きかったのは、谷崎文学が増村映画になってしまったこと。大正の文学を昭和の映像にするとこうなるのかもしれないが、浪漫がエロティシズムになってしまった。これはこれでよいのだろうが、好き嫌いの問題なのかも・・・。譲治が磨いた女性像も浴室での肌の磨きになってしまった。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 4点(2013-03-07 20:58:12)
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5.谷崎潤一郎の、もう有名な原作。 何といっても、この作品の一番の核はナオミの魅力。 小説だと読み手が頭の中で理想のナオミ像を形成できるが、映画だとそういうわけにはいかない。 安田道代は和製ブリジッド・バルドーといった感じで、最初はいいかなと思ったんだけど、 映り方によっては「ん?」と思うシーンもあり、ちょっと微妙かな。 ストーリーがわかりやすくて、ドラマとして気楽に楽しめる作品だとは思う。やっぱり男性向け。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-13 15:20:17)
4.ひとつひとつの言葉に、そしてその言葉が発せられる表情に独特のインパクトのある増村演出がどうも苦手なのだが、この作品ではソレが最大限に出ていて、どうもノレない。しかしノレない私を強引に引っ張っていく力があることは確かで、その強引さは純愛よりも下品さが勝っている空気をも、ひたすら映画を面白くするものへと昇華させる。有無を言わせぬ身勝手奔放娘のあっけらかんとした明るさに、男は頭では拒否できても体が言うことを聞かない。それと同様に、映画は強引にインパクトとスピード感とあっけらかんとした下品さで私を惹きつけて離さない。ハッピーエンドの中に、人の性の哀しさと滑稽さがあれだけ表出できれば、つい天晴れなどとも言ってしまう。そんな作品。
R&Aさん [DVD(邦画)] 6点(2007-08-29 12:26:39)
3.平均点下げて申し訳ないけど、世間で評価されてるほど、私にはこれは面白くなかった。増村保造は相変わらずうまいと思うけど、安田道代はとっても色っぽいけど、でも、でも、若尾文子と一緒のときほどときめかなかった。耽美でいくのかエロでいくのか、どっちつかずだった。それが私には居心地悪かったんだと思う。
いのうえさん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-02-05 23:50:40)
2.これを初めて観たのが、まだ13歳とかで(爆)幼いながらも「悪女やなぁ」とか「男、馬乗りされて情けねぇ」とか。(死んじゃえばいいのよ)とか言われて、コロっとか死んで「なんでやねん」みたいな。私と同じ名前のマサカズ様も若くて色男だけど暗くてなんだかなあとか思いました。なのに何故か気になって最後まで見ましたよ。数年後原作を読み返したらこの映画の登場人物(役者さん)を思い出しました。幼いながらも面白かったという印象が凄く強かった不思議な映画です。
まさかずきゅーぶりっくさん [地上波(字幕)] 6点(2006-02-03 16:51:00)
1.共感は出来ないけど凄い映画です。三回目のリメイクというのもあってただの変態映画じゃないなと。ボディダブルっぽいけど安田道代の大胆シーンいっぱいで楽しめます。「よぉ~、買ってよぉ~」攻撃はかなり強力w 小沢昭一の情けなさも絶品だけど、田村正和がかなり可愛い。いつか京マチ子、叶順子版も見てみたいです。
バカ王子さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2005-12-16 23:30:29)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 5.83点
000.00%
100.00%
200.00%
318.33%
4216.67%
5216.67%
6325.00%
718.33%
8325.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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