70. なんか世界を変えた作品とか言われたので見ました。でも男女の違いがあるだけで普通に悲恋物語であることでそんなに衝撃はなかった、この部分に関しては。それよりも恐ろしさを感じたのはあの頃のアメリカのリンチ文化。こりゃ怖い。エージーライダーでも簡単に殺されてたからな。そんなリンチ文化が実は銃社会の背景になっているのではなかろうか。 【たこのす】さん [インターネット(字幕)] 5点(2022-08-03 13:38:52) |
69.ずっと見たいと思っていたけど、この映画の公開からもう17年経ったのか。論争を巻き起こしたって聞いてたけど、これは確かにって感じだった。街では死んだ魚みたいな目をしている主人公の2人は、大自然にもどるととってもイキイキとしていた。2人の演技は素晴らしいね。大事件が起こるわけでもなくゆっくり時間が流れて淡々と話が進んでいくだけなのに全く飽きない。監督の演出も素晴らしいね。見てよかった。映画というものの奥深さをあらためて教えてもらった気がする。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-07-31 14:11:34) |
《改行表示》68.目に焼き付き心に沁みる映画。主役のふたりは言わずもがな、女優陣が皆魅力的。短いカットですが、奥さん2人の オッパイにもくぎ付けになりました。しかし、アン・ハサウェイの髪型はおかしいですよ。ああいうのが流行ってたのかな。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-08-21 21:41:35) |
67.ゲイの世界も通常の男女の世界も、対して変わらないですね。決して結ばれることのない2人は、嫉妬して浮気して一旦離れて。しかもコソコソとバレない様にしか会えない。なんて切ないんでしょう。山の風景とメロディも良し。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 7点(2018-09-17 02:14:05) |
66.好き嫌いは別にしても、観た人の心に何らかの爪痕を残す作品であろう。特に、終始寂し気なヒースレジャーの表情は忘れられない。 |
《改行表示》65.テーマが同性愛でなければもっと共感出来たろうな、と感じる作品。 男同士の彼らの感情も分からないでも無いが、それはあくまで想像の世界であって自分の中での実感が難しい。 風景とギターの音が素晴らしいだけに複雑な映画。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-02-26 21:46:16) |
《改行表示》64.せつなさややりきれなさ満載の叙情的なゲイ映画。 ゲイ映画ってどこかちゃかしたようなスタイルの映画が多いと思うけれども、 こちらはがちの恋愛モノという事で、 中年男性としてはのりきれないモノを残した映画です。 音楽や色彩を極度に落として陰鬱な雰囲気の映画ですが、 演技に起伏があるのでそこそこには見ていられる。 見る人によれば名作になるだろうし、 通常は駄作ではないが好きではないという評価になるのでしょう。 好きではないが名作。 【病気の犬】さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-11-01 18:46:28) |
63.好きなんだもん、仕方ないよね。それも相手も受け入れてくれるなら尚更だよね。主演のお二人もお上手でしたし、映像もとっても綺麗でした。そして他の方々も書かれている様に、無骨なカウボーイの設定ってのが今までになく斬新でした。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2014-04-29 01:21:34) |
62.雲、自然光、羊。ああこれは映画の風景だと思う。聖地であり避難所である。この山に追い詰められる物語なんだから、ここの自然描写がカナメ。知ってしまうイニスの妻アルマ(ミシェル・ウィリアムズ)がいい。平凡な妻に訪れる惑乱。「釣り道具忘れてるわよ」。あそこらへん、強ばった笑顔にしてもいいのだが。ひっそりと隠さねばならぬ恋の味わいは、今こういう変化球でなければ出来ないらしい。マイノリティの生きる辛さのほうに焦点が当てられてはいた。余談になるが、現在ほとんどの異常性欲(同性愛からSMまで)は市民権を獲得したようだが、ロリコンだけは許されていない。少女に主体的な性的決定能力はないという判断だろうが、そりゃ相手が6歳だったら「合意の上での性交」じゃないだろうと思うけど、16歳なら人によって成長もそれぞれ、OKのケースもあるんじゃないか。…なんか異様に力がこもってしまった。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-02 09:26:36) |
《改行表示》61.本作は男同士の『ロミオとジュリエット』。悲恋ものとしてはかなり王道をいく内容なのですが、登場人物をゲイにするというコロンブスの卵的な発想によって陳腐化した物語を見事に蘇らせており、企画自体の目の付け所はかなり良かったと思います。何百年にも渡って全人類に愛されてきた物語を映画の骨子としているのですから、ある意味では負けるわけのない企画なのです。アン・リーもそのことをよく理解しているようで、奇をてらった演出は一切せず、素材の魅力だけで勝負しています。演出しすぎてバッシングを受けた『ハルク』の経験からきた判断なのでしょうが、この方向性は正しかったと思います。。。 ただし問題は、ゲイの性をどう描くのかという点にありました。男同士が抱き合ったりキスをしたりする場面なんて、実写でやると笑っちゃうしかないわけですから。かのイーストウッド御大ですら、『J・エドガー』では直接的な性描写を避けています。そこにきてアン・リーはこれを正々堂々と描いてみせるというチャレンジを行い、かつ、それに成功しました。裸の男が抱き合って会話する場面なんて見れたもんじゃないのに、この映画ではきちんとしたドラマのパーツとして生きているのです。これには驚きました。性描写に説得力があったのでドラマにも深みが増し、最後の密会で喧嘩別れする場面なんて、悲しくて涙が出そうになったほどです。。。 主演4人の演技もすべて最高です。本作の後、この4人は全員売れっ子となったのですから、後付けではありますが非常に的確なキャスティングだったと言えます。ゲイの末路を知っているために感情を押し殺そうとするヒース・レジャーと、気持ちを隠しきれないジェイク・ギレンホールの対比は面白かったし、20年という時間経過を伝える演技が出来ている点でも感心しました。ロマコメのイメージが強くて女優として伸び悩んでいたアン・ハサウェイは本作で思い切った役柄を演じ、見事イメージチェンジに成功しました。女優さんがキャリアに弾みを付けるためにヌードとなることは日本でもよくありますが、ここまで成功した例はかつてないのではないでしょうか。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2013-01-26 22:06:07) |
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《改行表示》60.見始めた時は淡々とした進行にそれほどのめり込めなかったのですが、ストーリーが進む程に、二人の感情を追うのに一生懸命になっている自分が居ました。 なんというか……切ない映画。 オープンに出来ない互いの感情が、唯一何ものにも縛られずに解放できる場所があの山。 山の風景も素晴らしいし、主役二人の演技も素晴らしい。 微かな表情の変化に、はっきり表に出さない(出せない)感情が、ひしひしと伝わって来る。 確かに好き嫌いは分かれると思う。 というか、こういう繋がり方が理解できない人は全く面白くないと思う。 ラストに胸が痛くなった。 【ももりん】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-13 22:21:00) |
59.何度も見ました。キャスティングいいと思う。ゲイの生きづらさもふつう以上によく描けているし、通俗的表現、情緒におぼれない描き方も秀逸だと思う。だけど何かが物足りない。「愛」のやりきれなさを描いているし、そこが評価されている本作に対して「そここそが物足りない」と言ったら不遜かと思うけど、実感はそこ。いい表情、ショットはたくさんあるけどリー監督が初期に作った「ウェディング・バンケット」などほかの作品のような切実さが私には迫ってこない。なぜなんだろう。これまでの作品から彼はてっきり真性のゲイなんだと思っていたらお子さん2人いるんですってね。私はヘテロセクシャルだからそこを批判するのはフェアじゃない気もしちゃうんだけど、彼に子どもがいると知ったら、本作はバイセクシャルの言い訳のような気がしてならないんですよね。改めて、私って純愛至上主義なのかもなあ、と思い知った次第。 【おばちゃん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-01-14 22:33:44) |
《改行表示》58.これはすごい。こんなに見た後 色々考えさせられる映画は久しぶり。 イニスの口に出さない感情表現がリアルで、胸を締め付けられる。 「あの時こうしていれば、ああしていれば」と、思うことはあっても、 きっと同じ道しか選べないであろうイニスが切ない。 人間の弱さ・小ささに対比されるように、自然は美しく・雄大だ。 【ここなっつ】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-03-07 09:21:59) (良:2票) |
《改行表示》57.心が痛いほど切ない映画。公開当時はなぜあまり意識しなかったのだろうかと、本来は劇場に足を運びたかった。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 10点(2010-07-07 11:54:44) |
56.アン・リーを観た後は、タランティーノが観たくなる。 |
55.これだけ深く愛しあっている二人が結ばれないだなんて、当時の同性愛者にとっては生きる事自体が辛い時代なんですね。私にとってはとても考えさせられる映画でした。それを言葉で言い表そうとしても、うまくまとめられません… 【ライトニングボルト】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-29 09:13:59) |
54.主演二人の感情の微妙な動きが繊細に演出されています。マイノリティーが抱える悲哀が時代背景と共に、宿命的に描かれています。良い映画なのでしょう。でも、偏見は持っていないつもりだけど、最後まで観るのがかなりしんどかった。進んで見たいものでもない。みなさん、けっこう平気なようで、それが驚き。やっぱり自分は偏見を持ってるってことなのか。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-08-11 01:16:59) |
53.映画祭を総ナメした映画ですが、かなりつまらなかったです。 |
52.生きていて心に残る場所はなかなか見つかるものではない。それを見つけられることは幸せなことだとおもう。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-06-10 22:11:51) |
51.主演であるヒース・レジャーの訃報を受けて、観賞しました。この作品での演技もすばらしく、本当に惜しい人を亡くしました。この話は完全に好みが分かれると思います。ですが、同性愛ゆえに許されない恋の切なさなどは、旨く描かれていると思います。ミシェル・ウィリアムズがいいですね。これまで注目していませんでしたが、綺麗ですし演技も上手です。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-24 23:08:43) |