《改行表示》93.よくあるスポ根ものかと思っていたら、さにあらず。なかなか沁みるお話でした。姉妹の情や葛藤や確執を軸にして、トム・ハンクスの豹変(成長)もあり、あの不健康そうなマドンナの韋駄天姿もあり。それに男女差別やルッキズムの問題、夫の帰還を待つ家庭の問題も含みつつ、けっして暗くならないところがいい。 もっと俯瞰して見れば、そもそも戦争にプロの野球選手をごっそり動員するところがすごいし、それでリーグを休止するのではなく、ならば女子にやらせようという発想も、それに応募する女子が大量に発生するところもすごい。アメリカの対外的には「とにかく圧倒的な力を誇示しなければ」という姿勢と、国内向けには「何があろうとエンタメを堅持するぞ」という意地が垣間見れます。こんな国と戦争しても勝てっこないですね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-04-29 22:31:53) |
《改行表示》92.トム・ハンクスは主役ではない。 「スウィングガール」や「フラガール」みたいなタイプな映画という感じで見ていたが、本作の方が全然面白い。 この映画を見て、特に得るものがないのが残念。 ダンスホールでのマドンナが一つの見せ場ではないだろうか。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-03-10 21:22:13) |
91.ジーナ・デイビスって本当にカッコいい。マドンナもいい味出していた。まさかこの題名の映画でこんなに感動するとは思わなかった。最後にピッチャーやってたブロンドの女の子がタイプです(笑) 【イサオマン】さん [地上波(吹替)] 8点(2014-03-25 11:35:09) |
90.大柄なジーナ・デイビスの頼もしいこと。トム・ハンクスの人間臭さ。野球を愛する女の子たちの健気さ。可愛らしい子たちもみんな見事にユニフォームを着こなしている。うそ臭さが無く、ちゃんと野球選手に見える。野球母国の力なんだろうか。ジーナが噛みたばこをぺっとやるシーンが大好き。姉さん、ずっとついてゆきます。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 8点(2011-12-06 15:27:24) |
《改行表示》89.第2次世界大戦の最中に結成された女子プロ野球リーグ、それは戦争にかり出された男子プロ野球リーグの穴を埋めるためのものに過ぎなかった。 世間からは「女だてらに何ができる」という蔑みの目で見られ、トム・ハンクス演じる監督すらも最初は本気ではなかった。それを変えさせたのは、彼女らの懸命に取り組む姿勢であり、女子野球も立派なスポーツであることを証明させてくれたと思う。 実話がベースになっているので実に感動的で、強く訴えるものがある。最後の年取って再会するシーンも良いし、マドンナの「This Used To Be My Playground」の歌も深く心に残る。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-08-07 23:53:01) |
《改行表示》88.実話ということで大変興味深く視聴したが、女子プロ発足の背景が面白かった。 出演者たちが個性的で中々いい。全体的には軽いコメディータッチだが、 ストーリー自体が地味であまり盛り上がりもないので、このあたりで好き嫌いが分かれるかも。 ラストは心地よい感動を受けつつも、キャスティングの細かい配慮にはびっくりしてしまった。 青春ドラマ系が好きな人にはお薦めの佳作。 【MAHITO】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2011-07-31 08:12:39) |
87.第二次世界大戦をスポーツ、女性の視点から描かれているのがなかなか新鮮。ある意味これも世界大戦の総力戦というのを描いている。スポコンもので重要な「決勝戦」シーンも良かったと思う。 【たいがー】さん [DVD(字幕)] 8点(2010-07-28 10:12:27) |
《改行表示》86.これが実話だというので興味は引かれるものの、ドラマは単純なので魅力を欠く。 まあ、非常に安心して観れる作品ですね。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-12-08 07:01:53) |
85.悪い映画ではないがあんまり印象に残らない。時代背景もきっちり描いるのは良いが、主演の3人以外の描写は結構適当。やはりスポーツものは個人それぞれを描くのが難しいのだろう。そして、センスのない邦題は何とかならなかったのか。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-11-05 23:39:43) |
《改行表示》84.キャッチボールのこぼれ球を見事な強肩で投げ返す黒人女性。 彼女は驚く選手達に、得意げに微笑む。 まだ、黒人が白人と共にプレイすることが許されなかった時代であることを、こんなにサラリとしたエピソードで示すこの監督が好き。 このいただけない邦題の野球映画は、スポコンでもあり、コメディでもあり、痛快なエンターテイメントであると同時に、奔放に生きることが難しかった頃の女性を、女性監督ならではの視点で丁寧に描いている、実は秀逸な人間ドラマ。 ジーナ・デイビスは思わず惚れてしまうくらいカッコよく、この役のために10キロ以上太ったというトム・ハンクスは、抑えた演技で上手いのひとこと。 マドンナもこの映画ではとってもキュートです。 ラスト、現在の彼女達の勇ましくも達者なプレイ姿には、どんな人でも元気をもらえるはず。 【poppo】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-13 13:40:52) (良:1票) |
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《改行表示》83.質が悪いわけではない。ただ実話を元にしているせいかどうも面白くない。 主人公が弱い。監督も中途半端だし。 【とま】さん [地上波(吹替)] 4点(2007-07-28 16:13:30) |
82.なかなか面白かったですよ。こういう歴史もあったのだと少し感動してしまいました。 【doctor T】さん [DVD(字幕)] 6点(2007-06-02 01:48:51) |
81.悪い映画ではないんだけど、いまいち話に乗れなかった。全体的に印象が薄い。女性監督のせいなのか、エピローグも長すぎなのでは。 【mhiro】さん [ビデオ(吹替)] 4点(2006-12-21 11:56:49) |
80.ペニー・マーシャル監督と私の相性は良いらしい。「レナードの朝」しかり「勇気あるもの」しかり。そして今作もそうであった。戦時下において全力でプレーを楽しむ女性達(しかも実話モノ)に拍手を送りたい。一応、主役はトム・ハンクスになっているが、「プリティ・リーグ」の彼女たちこそが真の主役なんだろうなぁ。 【ライヒマン】さん [地上波(吹替)] 7点(2006-09-09 17:28:27) |
79.トム・ハンクスとジーナ・デイビスが変に恋愛関係にさせなかった辺りのセンスもいい。「ビッグ」もだけど、女性監督らしいさっぱりした展開で盛り上がりもあるし本当に面白い。何度観てもティア・レオーニが認識できなかったんだけど、先日ようやく分かりました。女性達が元気な映画は基本的にハズレが無いんじゃないかな? |
78.エンドロールのバックで映る、野球をするおばあさん達が本当の昔のプレーヤーなんですね。歳をとってもさすがにうまいものです。野球映画って、俳優のプレーがヘタだとそれだけで観る気がなくなるものですが、この映画の女優達はがんばっていると思います。子供の頃に遊びでやっている男と違って、女性があれだけやるには、相当練習したはずで、それだけでこの映画を評価したくなります。野球と人間に対する愛情が感じられて、見終わって幸福な気分になれるいい映画です。チラ、チラとしか映りませんが、ティア・レオーニが端役で出ていてびっくりしました。 【とらおとめ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-06-03 18:48:43) |
《改行表示》77.タイトルがつまらない感をわらわらと出していましたが、なかなかすっきりとする映画です。考えてみれば悪人がいませんでした。 男なんかには負けないぞ、という反骨心の映画ではなく、自分たちのできることに対して最善を尽くすところがよいです。女には女の立場として。男には男の立場としての行動。みんながもっともな理由で行動している。 【ジョージ】さん [地上波(吹替)] 8点(2006-01-10 22:31:30) |
76.想像してたもの(メジャーリーグのようなコメディタッチのスポ根もの)と全く違って、ヒューマンタッチなドラマでした。スカっとした映画が観たい気分だったので少し肩透かしを食らわされたような気がしますが、これはこれで悪くない映画でした。それにしても、同時代、スポーツどころかその日の食べ物すらロクに有りつけないほどのひもじい生活を強いられていた日本に比べ、アメリカは豊かだったんだなぁ、平和だなぁ、と、別な意味でも感慨深い映画でした。 |
《改行表示》75.もっとコメディタッチかと思ったら、えらく真面目に撮ってますねぇ? もっとワクワクできるのかと思ったのになぁ・・・ 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-20 19:47:19) |
74.お色気B級映画みたいな邦題がついているので一見するとB級映画のようだが良く見るとキャストは豪華だった。内容は原題の通り、闘う女性を描くコメディタッチではあるがややシリアスな感動狙いの戦時中に実際に存在した女子プロ野球リーグを題材にした話。五輪で女子サッカーが注目されていたが、普段男子のスポーツと思われているスポーツで、想像以上の力を見せてくれる女子選手達の真剣勝負はそれはそれで面白いもの。投手が150kmの剛速球を投げれば、打者がそれを140m先へ打ち返してみせる、常人には出来ないようなプレーを見せるというのもやはりプロスポーツではあるが、客を魅せられるプレーというのはそれだけではない。高校野球好きの日本人の気質にも合った映画と言える。良作 【Arufu】さん [地上波(吹替)] 7点(2005-11-12 22:37:01) |