あらすじ |
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奈良に都のあった頃。藤原南家の郎女(いらつめ・貴族の娘のこと)がある日、思い立って写経を始めた。経典を写す事で如来へ近づけると思ったからだ。やがて郎女は山頂に仏の姿を見、フラフラと山へ入っていく。だがそこは如来とは何ら関係なく、かつて不遇に死んだ大津皇子の遺体を納めた二上山。夜になると大津皇子の死体は起き上がって、生前に出会った耳面刀自(みみものとじ)という女を捜し求めるのだ…仏教とアニミズムの交錯する古代万葉の幻想的世界を、名匠・川本喜八郎が人形アニメーションで映像化。 |
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