《改行表示》121.デ・パルマの映画には2種類あると思う。映像に凝りすぎちゃうタイプと、演出抑えめのドラマ重視タイプ。 個人的には前者のタイプが好きだが、この映画は後者の中でも特に面白い作品だと思う。 とにかく3時間近い上映時間なのに全く飽きる事がない。一人の男ののし上がる様をじっくり描いているのだが、それでもまだ時間が足りなかったのではないか。皿洗いとか雑用してたのが、急に大物になるまでが早すぎたように思う。しかし、それだけ凝縮され濃密な170分であるのでだれる事がない。 パチーノの演技はもはや語りつくされていようが、この演技は神ってるとしか言いようがない。凄い存在感。そのキャラクターの持つ熱量に圧倒される。 【ヴレア】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2016-09-07 09:53:46) |
《改行表示》120.アルパチーノを語るうえで避けては通れない代表作。 トニー・モンタナのアルパチーノがはまり役でまあかっこよすぎですわ。 暇があれば煙草と同じ感覚で机の上にコカインを撒き鼻で吸引。裏切者や気に食わないやつがいれば直ぐに銃で乱射。 闇社会をのし上がってそして自滅していく。王道なストーリーだがドラッグ・マフィアムービーの先駆者。傑作でしょう。 |
119.悪人。まったく共感する部分がない悪人で、もうこういうタイプは金でしか人はついてこないだろう。そんな役をアルパチーノが怪演しており、本当にパチーノが嫌いになりそうになる。最終決戦はさすがにデパルマという感じで、安臭い仕上がりになりそうなところを、見事に演出し面白い映画に仕上がっている。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2015-01-26 14:51:00) |
《改行表示》118.「もっと堂々としとけよ、ビクついたら心臓に悪いだろ?」トニーモンタナの凶暴な性格が現れています。(怖いよあんた) 最もキレイだった頃のミッシェル・ファイファーも見られるし、伝説のチェーンソーのシーンも凄いです。 転落人生のきっかけになった車での沈黙シーン、麻薬カルテルでのトニーの立ち振る舞い、壮絶なラストシーン、全てがギリギリのバランスで融合した凄い映画です。文句なしにバイオレンスの金字塔だと思いますが、70-80年代特有の古さが感じられて集中力が維持できずこの点数です。 【アラジン2014】さん [DVD(字幕)] 5点(2014-09-23 15:52:58) |
《改行表示》117.最も好きな映画の一つです。アルパチーノ主演の映画の中でも一番好きです。最高にイカしてます。肉食系男子のお手本!トニーモンタナ!最高!! でも欲張りすぎるのはよくないっすね。いくら金を稼いでも不幸にしかなれない。 【南雲しのぶ】さん [DVD(字幕)] 10点(2014-01-12 09:42:54) |
116.カリートの道よりは良かった。若かりしミシェル・ファイファーが綺麗。 【すたーちゃいるど】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2013-03-07 22:44:42) |
115.トニー・モンタナのキャラがまあ濃い。一代で成り上がる為にボスにも啖呵を切るほどの物怖じしない姿勢を見せたかと思いきや、自分の家を要塞化し監視カメラで逐一チェックしなきゃいられない肝っ玉の小ささもある。周りの人間を、信用せず孤独に陥り破滅していく様はギャング映画にはありがちな気がしますが、他の映画と一線を画す点は主演がアル・パチーノであるという所、彼の演技は強烈でまるでトニー・モンタナという存在が憑依しているかのようです。デパルマ監督の演出は冴え渡っていますが、所々安っぽい音楽が出てくるのだけは残念でした。 【キリン】さん [DVD(字幕)] 9点(2013-01-27 22:44:30) |
114.2012.06/19 鑑賞。アル・パチーノは凄いね。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-08-04 23:35:55) |
《改行表示》113.「名作に泥を塗る下品極まりないリメイク」これが公開直後の本作の評価でした。では、このリメイクは失敗だったのか?遡ると「暗黒街の顔役(「アビエーター」でおなじみハワード・ヒューズによる製作)」も公開当時には低俗だ、下品だと大いに罵られていたわけで、お上品な方々を激怒させるほどの過激さという点において、本作はオリジナルの精神を正しく受け継いでいます。主人公の設定をイタリアンマフィアからキューバ人ギャングに変更した点も単なる思いつきの改変ではなく、「新参者の移民がアメリカの裏社会でのし上がる」という物語の骨子を30年代から80年代に置き換えた時、アメリカ社会で独自の立ち位置を確保したイタリア系ではもはや主人公になりえないという背景があったわけで、これは必然的な変更であったと言えます。表面をなぞるだけの空虚なリメイクではなく、オリジナルの骨子を正確に理解した上で、表面を必要な形に加工していく。これは理想的なリメイクのあり方だと思います。3時間という上映時間(なんとオリジナルの倍)にも、良い意味での長さが感じられました。とにかく密度が濃く、パンパンに膨れ上がった映画を観たという満足感が味わえるのです。長くはあるが無駄は一切なく、最後までまったくダレない。脂が乗り切っていた当時のオリバー・ストーンのパワーは尋常ではありません。 そして、この脚本を引き受けたブライアン・デ・パルマの演出にも目を見張ります。この映画、クレジットを見なければ監督がデ・パルマであることに気付く人はいないでしょう。普段はテクニックを重視し、機械的な印象を与えるデ・パルマが、若きオリバー・ストーンによる脚本のテンションに合わせて非常に感情的な演出をしているのです。デ・パルマといえば似たようなサスペンスばかり撮ってる人というイメージでしたが、案外、演出の引き出しは多いようです。それでいて、電ノコシーンでは壁をすり抜けるカメラなどおなじみのテクニックをさりげなく入れてきているわけで、どこで自己主張すべきか、主張を抑えるべきかという客観的な判断力を持った優秀な監督であると言えます。と思ったら、ラジー賞監督賞ノミネート?本作の価値を見抜けなかった当時の人々は末代まで恥じてください。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-05-01 01:16:23) |
112.這い上がって成り上がったあげく抱えるものに押しつぶされて、といった破滅型帝王記にありがちなお話ではある。けど、もはや肉体を顧みないキレにキレたトニー・モンタナの壮絶な死にっぷりの華のあること、全ての極道関係者のお手本のようだ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-11-06 16:20:44) |
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《改行表示》111.キューバ移民の一人の男が、暗黒街のボスにのし上がるまでの様を描いたドラマ。 彼の成功には、当然ながら多くのリスクも請け負っているわけで、 それなりの地位と富を手に入れても、癒えることのない孤独感、 悲しい男の生き様がたっぷりと表現されている。3時間半という長丁場もあり、 まさにパチーノの魅力満載の作品と言ったところだが、ちょっとエグいシーンや、 かなりきたない言葉が飛び交うので、女性の方は要注意。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-09-24 19:21:45) |
110.ミシェルファイファーのダンスがどうしようもなかった。マニー役の人があんまりマッチしてなかった。ラストの銃撃戦は最高にイカしてた。死に様がカッコよすぎる。でもアルパチーノの声はあまり好きになれないので吹替で観た。 |
109.「カリートの道」との比較で、「カリートの道」に軍配を上げる人が多いんですね。私はこちらの方が好きです。後半のパチーノはキレテキレテもう大変です。「カリートの道」のラストは限りなく切ないですが、この映画は見終わった後、分厚いステーキを食べたような気分にさせます。 【仏向】さん [DVD(吹替)] 8点(2010-08-01 11:11:31) |
108.GTAを映画化したらこんな感じになるんだろうなって感じです。やりとりが好き。成り上がるまでの過程がいかにもギャングって感じで素直に面白いです。わざとなのかトニーからいつまでたっても小物臭が消えなかったのが少し残念。堕ちていくまでの過程はもっと短くスパッと描いても良かったような気はする。 【ケ66軍曹】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-07-03 04:18:16) |
107.これはこれでエンターテイメントに徹していると思います。時代も感じられるし、今見ても新鮮です。 【たかちゃん】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-04-13 15:40:47) |
106.バリー・リンドン的な典型的成り上がり→没落ストーリーで、その過程がツボを押さえた演出でしっかり描かれており、二時間半超という長丁場を一気に見せてくれる。役者もハマり切ってます。が、この物足りなさは一体…。やはり、デパルマ・カットが希薄だったからでしょう。彼の名前を見るだけで、カメラワークに過剰に注目してしまうことを思い知らされました。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-05 03:04:59) |
《改行表示》105.いまさらですが、はじめてみました。最後のシーンはやくざ映画みたいに破壊的でした。 まさに男。男の世界。アルパチーノは泥臭さを見事にアク強く演じてました。 ながーい映画ですが緊張感ビリビリ。 【しゃっくり】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-12-25 23:46:16) |
104.とにかく深いです。こういう死に方は少し憧れます。 |
103.失望感をまねく、おそろしく安っぽいオープニングの後は、全編を緊張感がつらぬく。アル・パチーノの目が、男の狂気じみた野心を表現する。一介のチンピラが組織のボスに登り詰めるという急展開に違和感を感じないのは、パチーノの演技に納得させられるからだろう。残念なのは、時折ながれるディスコ調のBGMがオープニングに負けず劣らず安っぽいこと。はなはだ緊張感をそぐ。 【佐吉】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-24 11:36:28) |
102.やたら長かった・・・その辺のチンピラがどうやってボス的存在に成り上がったのか、その過程も不明確だし、あるいはその逆の崩落の過程もしかり。雰囲気だけで3時間近くもたせるのは無理があります。あと、当時のミシェル・ファイファーはそんなに個性なかったんだね。30代中盤以降の時期の方がはるかに魅力的です。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-16 00:36:42) |