17.基本的には子供向けなんだろうが、マスコミ批判等の大人視点も入れてしまったため、全体的に中途半端。他のテーマであるイジメや環境破壊についても、曖昧なまま終わってしまい、スッキリしない。これで少年は成長できたのだろうか。何らかの変化はあったのかもしれないが。河童を好奇の目に晒す時の少年の高揚感(それに対する犬の批判)みたいなところがポイントかと思ったが、特に掘り下げもなく「人間は変わってしまう」で片付けてしまい、決着がついていない部分も残念。 |
《改行表示》16.約10年ぶりに鑑賞。 初見ほどの感動はなかったけど、おもしろい。(初見は泣けました) 【へまち】さん [インターネット(邦画)] 6点(2018-01-17 21:38:49) |
15.原恵一ということで期待したけど、ダメだった。 |
14.興味本位でナメた姿勢で鑑賞に入り、、、感動した。クレしんは正直あのキャラデザのせいでそんなに感動した事無いんですが、今回は監督の世界観にすんなり入り込めました。でもまぁ、子供用にしてはグロかったりするので、私みたいな大きなお友達向けアニメかな。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 8点(2012-07-30 18:26:17) |
《改行表示》13.カッパと少年の友愛を描いたアニメ。 もう定番になってしまったけど、一応環境保護のテーマをさらりと含んでいるとこがニクい。 ストーリーは中盤から見飽きたあざとい展開が。ラストはベタにならなかっただけマシだけど、 他に見せ方があったような・・・。河童のキャラが良かった反面、 人間のキャラに関しては顔や体型、動きなどがガチガチで、魅力はまったく感じなかった。 やっぱりディズニーやジブリのキャラと比べると、数段落ちるのは否めない。 アニメ映画としてなら、十分及第点の作品だとは思うけど。 【MAHITO】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-08-06 13:46:09) |
12.観終わってから2時間以上の作品だと気付いたということは、長くは感じなかったのだ。内包されているテーマは多く後半が少しバタついたが、そう気にはならない。話がとてもストレートで観ているこっちがうろたえそうになる。最初不気味に思える河童を最後にどこまで感情移入させかわいいと思わせるか、ということのためにわざと河童の造形を不気味にしてハードルを上げそれに挑んだのだろう。その試みはまんまと成功した。良い映画だと思う。 【カーヴ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-28 13:58:29) |
11.全体的によかったですが、声優と音楽などの音が少し違和感を感じました。 【frhun】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-08-25 14:12:22) |
《改行表示》10.アニメに汗ジトは必要なのか? やたら多用されているので気になってしょうがない。 いくらなんでもブサイク過ぎるキャラクターデザインに、 前半は一家と河童のユルイ日常が描かれるかなり眠い展開。 しかし後半は様々な社会問題をとりあげたシリアスな展開となり、 いじめ問題など、子供へ向けたメッセージが含まれている。 しかしその分、素直に面白かったと思える内容にはなっていない。 ストーリーはよいが、絵的なアピールは並外れて貧弱な作品。 せっかくの子供の河童も絵柄のせいか、あまり可愛らしいとか思えない。 妹は幼いとはいえ、身勝手な部分が強調されていて、見ていて鬱陶しい。 犬って思ってることとまったく違う演技をしてみたり、意外に腹黒いのだな。 尺はもう少し短ければと思った。 【且】さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-06-20 12:12:27) |
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9.いわゆる子供向け映画の夢みたいな話ばかりを描いたものとは一味違って、現代の現実社会の中でのファンタジーであった。 【HK】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-12-02 16:15:39) |
8.まぁ~ 予想より面白かったけど..可もなく不可もなく..かな..物語は、ちょっとだけ斬新だったけどね... 【コナンが一番】さん [地上波(邦画)] 6点(2008-10-01 12:57:16) |
《改行表示》7.原恵一が「この作品のために今までアニメを作ってきた」とまで言っているのを聞いて、 ぜひとも見たいと思っていた映画でした。 2時間20分ほどある長めの作品でしたが、全然長く感じさせなかったのはさすがです。 低予算だったのか宮崎駿や押井守の作品みたいな作画での驚きはまるでありませんでしたが、 細部まで丁寧に作ったのが感じられる作品ではありました。 ストーリー的にいろいろ詰め込みすぎな感は少しありましたが、意図的かな?と思っています。 ただ、見終わった後に残るものはあまりなく、 「嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」以上の胸が締め付けられるものを期待していた身としてはすこし物足りないものがありました。 【邦画好き】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-08-12 19:35:28) |
《改行表示》6.泣けた。このひとことに尽きる。 とにかく主人公の河童が素直で純真でいじらしすぎる。彼の一挙手一投足、言葉の端々に、今の日本人が忘れてしまった礼節や誠意、自然界に対する畏敬の念などが感じられ、現代日本人へ対するシンプルなメッセージが感じられるのだ。 監督が"ずるい"のは、最初から“彼ら”が存在するものとして描いていることだ。観客はあそこへ行けば当然あれが出てくるものと期待する。そしてその通りの結果になっている。ラストの演出でもそうだ。そういう、観る側のワクワク感をあおりつつ、その期待を裏切らないことでますます観客を映画の世界へ引き込んでいくのだ。 そして後半になって、カレー事件やE.T.のような展開をさせることで、今の日本人社会が抱えるさまざまな問題点への大きな提起しているのだ。たかが「犬畜生」(あえてこう書いているのでご容赦を。私自身、昔は犬も飼っていて、その素晴らしさもわかってます)や「チビ妖怪」にも劣るような感性でいて、「人間として恥ずかしくないのか?」と。 残念ながら私自身、あの場に遭遇したらFOMAのカメラを無神経に向けてしまう側にいると思うし、日常生活が物欲の権化だし、自然や祖先への感謝の念にも欠けている。だからこそ、ラストの"彼"の祈りは大きく心に響くのだ。 ひとつだけ残念なのは、おっさんの件。これだけはどうしても納得いかないままだが、全体を通して、頑張って生きることや未来への希望、自然への畏敬の念や先祖への感謝など、現代日本人が失ってしまったことへのメッセージは大きい。 映画を観終わった後、またこどもの頃にかけまわった山野や川や湖で遊びたくなった。 【オオカミ】さん [DVD(邦画)] 9点(2008-06-29 12:26:23) |
5.ここに出てくる上原家とクレヨンしんちゃんの野原家はちょっと似てるなー。家族構成も一緒だし。犬の名前がおっさんっていうのには、笑いました。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 8点(2008-05-30 05:48:01) |
【muntu】さん [映画館(邦画)] 10点(2008-05-04 18:57:10) |
3.この作品を待ち望んでみにいってきましたっ!まずこの作品は穏やかに見るほうがよいと思います!勿論期待通りの作品ですがゆったりと考えながらみるべきだと思います。それだけ内容が詰まっています。クゥ目線、康一目線のどちらの見方もあり誰かひとりにたって感情移入してみることが難しかったです。でも別れのシーンは心を動かす何かをもっています!!素敵な音楽の奏でとともにもう一度見たくなります! 【ランニングハイ】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-08-05 00:39:34) |
《改行表示》2.クレヨンしんちゃんシリーズの原恵一監督が満を持して世に放った本作。 この映画で私がすばらしいと思ったのは、康一とクゥの旅路に代表されるような日本の自然や風景の美を描いた点にあると思います。アニメーションながら遠野の自然はもちろんのこと、沖縄や康一の住む東京郊外の描写に至るまで本当にすばらしい。ロードムービーとしての快作だと思います。 脚本面においては、本作では様々なエピソードが登場します。その一つ一つはよく出来ているのですが、映画全体の流れの中で各々のエピソードは一人歩きしている感があり、様々な要素を詰め込みすぎて焦点がぼやけているようにも見えますが、本作はあえてそうすることでこの映画に登場する各々のキャラクターたちの成長を描いた”ロードムービー”として作られているんだとしたら、前者のロードとかけて本当にニクイなぁと思うばかりです。 そして本作は全くもって子供向けの作品ではありません。完全に大人、それもそれなりに育った子供がいる家庭を持つ、大人向けの映画であると思います。宣伝ではファミリー向けとされているものが目立ちますが、本当にこの作品の宣伝担当者はこの映画のことを分かっているのでしょうか。本作を見終わった後、クゥの人形とかストラップとか見ると悲しくなります…。アニメということで大人の方の中には抵抗を感じられる方もおられると思いますが、アニメだの実写だのそんなものは表現媒体の違いに過ぎないということをこの”映画”は証明してくれます。 私にとっては、映画館でクゥたちとともに過ごした旅はこの夏の思い出の一ページとして刻まれることでしょう。 【フジ】さん [映画館(邦画)] 8点(2007-08-03 14:31:25) |
1.ストーリー面でもアニメーション面でも、派手さはない。しかしその分鑑賞後に来る胸をえぐられるような後味はかなり良い。鑑賞前は『遠い海から来たCOO』を髣髴とさせる設定に、環境保全とか文明批判とかいった類のテーマを想像していたのだが、それら「言われなくっても分かってる」ことについては比較的言外に提示するだけに止めてある。説教臭さを感じさせないこのバランス感覚はさすが。むしろこの作品が最も強く訴えたいものは、もっと現実的なテーマのようだ。アニメ映画に変な言い方だが、大人だけでなくも現代の子どもたちに是非観てもらいたい一作。 |