3.予備知識無く、クラーク・ゲイブル、ソフィア・ローレン共演にケープバッファロー vs ライオンが思い浮かび「アジャジャ~」何時も辟易させられるギャアギャア&ドヤ顔が封印されたローレン(初々しくて美脚にウットリ)を受け止めるオレ様具合が無いナイスミドルなゲイブルのロマンスは惹かれるものがありました。子役の男の子、ヴィットリオ・デ・シーカの芸達者ぶりも作品にかみ合っています。兼高かおる世界の旅を見ているかのようなナポリ湾と人々の描写も素敵。イタリア人の対米感が窺えるシーンにクスッとさせられ。心配が杞憂に終わった小粋な作品でした。