《改行表示》17.薬物中毒者が発症時に作ったらこんなのが出来上がるのだろう。この糞映像を3時間観るなら本物の〇〇を3時間眺めるほうがマシかも。 ジェレミー・アイアンズ何で出演した? 心揺さぶられた「エレファント・マン」と同じ人が監督とは・・・・・頭痛と吐き気に見舞われる中で混乱しています。 |
16.リンチの映画は初期に限る。難解にもホドがあるよ!「すべての夏帆ファンが夢見た理想の夏帆」である裕木奈江が画面に映っているだけで幸せなんだけど、本筋とは何も関係ないシーンだというのが…とか言うと、ほとんどそんなシーンばっかりじゃないかと思ってしまったり、いや、難解な映画を読み取るにはすべてのシーンに意味を見出さなければいけないのだから、この考え方は間違っているな、それにしても裕木奈江は素晴らしい、どのシーンよりも美しい、ところでこの映画はリンチが撮りたいときに俳優を集めて場当たり的に脚本を書いて撮影した映画なんだそうで、リンチの気分で撮ったんならこれくらいの者は出来上がって当然だと思っている時も裕木奈江の事を考えてしまうわけで、菊地凛子みたいに欧米人が考える日本人のイメージに塗り固められてなくて本当に良かったというのが、ごちゃごちゃした文章を書いてみようと思った私が頑張った結果の結論と限界の証明です。あの映像群に一応筋をつけてみせたリンチは凄い。 【カニばさみ】さん [映画館(字幕)] 4点(2016-07-05 01:51:35) |
15.当レビューサイトにデヴィッド・リンチというジャンルを追加いただきたい。 【タケノコ】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-05-24 00:49:59) |
14.期待通り、難解な映画だった。しかしヴィジュアル面では素晴らしい。一度だけでなく何度も見たい映画だ。うさぎの人形のシーンが奇妙で好きだ。 【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-08 08:11:05) |
13.続けて一回で観ることはできなかった。寝付けない夜にどうぞ。 【たこちゅう】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-01-04 09:20:41) |
12.ついにここまできたかという感じさえある作品。わけがわからなくても映像で魅せてくれるのなら見れるが、変わり映えのない映像が中盤続く上に、なにせ長い。わざわざDVDも買ったが体力がある時で、気分がのっている時でないと、見る気がとても起きない。あれだけめちゃくちゃやったのに終盤にベタベタな演出を持ってきたりするリンチの感性は本当に訳がわからない。 【峠のわが家】さん [DVD(字幕)] 3点(2010-12-24 00:26:35) |
《改行表示》11.映画というものは観客に分かりやすいように作る努力をするものだと思います。でもこの映画は微塵もそんな印象は受けない。監督が好きなようにとって繋ぎあわせただけの映画と言っても過言ではありません。 でもめちゃくちゃ面白い。悪夢の中をさまようような感覚は「マルホランド・ドライブ」を完全に越えていました。重低音に身を任すだけで軽くトリップできそう。 パンフレットに入っていた世界観のマップもとても面白い。監督自身にも(たぶん)理解できていない世界を上手く解説してくれています。 ついでにサントラはいい睡眠導入剤になっています。 音響の整った環境で観るべき傑作。だけど人によっては0点でもおかしくないような。勧めたいけど勧められない、そんな映画です。 【ヒナタカ】さん [映画館(字幕)] 10点(2010-08-24 19:23:28) |
《改行表示》10.前作「マルホランド・ドライブ」でも夢と現実を対比に展開されてましたが、今回の現実と非現実は更にごっちゃごちゃに感じます。3時間なんですが、結局何を見せられてたのか全然理解できないまま終わります。友人に「どんな内容の映画?」と質問されて最も困るパターンの作品ですね。(もしかしてここはこういう意味なの?)と自問自答しつつ観ました。 この作品をリンチ以外の人が作ったとしたら、おそらく駄作とかってレッテル貼られそうな感じなんですけど、リンチの場合は全体がまったく不明でも何となく理解できる画面や瞬間にパワーを感じますし、確実に脳内に快感を与える瞬間があるので、見終わった後は「なるほど、リンチらしい」とか納得してしまいます。あのエンディングだって、それまでクッチャクチャだったはずなのに大団円のように思えますし。 しかし過去のどのリンチ作品よりも役者が振り回されてますね。「マルホ」のナオミ・ワッツなんか与えられた役を完璧に自分のものにしてこなしていましたが、今回は製作も兼ねている主演のローラ・ダーンですら、リンチの掌で踊らされててよく理解できていないまま演じてるんじゃないかと感じました。 それとデジタルで撮影したようですが、それによってリンチ独特の「闇の美」の魅力は薄れたのは残念でした。真夜中の場末のクラブも赤いカーテンも電気スタンドも、ビカビカ照らされる役者もウサギの部屋もリンチらしくていいんですけど、映像の綺麗さではフィルムに軍配でしょうか。カメラワークも役者の顔アップがほとんどで、俯瞰の美しさや景色に酔えたシーンは多くなかったのも残念でした。 あと今回は音楽が盟友アンジェロ・バダラメンティではないので、ダークで独特のリンチ・ワールドとして一抹の物足りなさを感じました。「ブルー・ベルベット」「ツイン・ピークス」「ロスト・ハイウェイ」「マルホランド・ドライブ」ら傑作と比較して最も違和感を覚えたのは音楽。是非次作はバダラメンティとコンビ復活でお願いしたいです。 【まさかずきゅーぶりっく】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-02-22 00:50:59) (良:1票) |
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《改行表示》9.劇場公開期間が思いの他短く、観損ねていた作品。何としても観たかったのでDVD予約購入!と、まぁここまでは気合が入っていたのですが、何とも難解な3時間のリンチ・ワールド。まだ1回しか観ていないので消化不良です。 初めから何が現実で何が非現実なのかが不明瞭。でも、そこの整理に腐心してしまうと全体の世界観が把握できなくなってしまう。だから、まずは感性で観賞するしかないのではないかと。そして、2回3回と観ていくうちに絡まっている糸が解れていくのではないか…と、期待というか切望というか、とにかく何回か観てから再度投稿したい作品です。 それにしてもこの監督、まさに「鬼才」ですね。 【タコ太(ぺいぺい)】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-01-03 15:32:35) |
8.マルホランドドライブは理解しようという受け手の情熱という意味では、まだ謎解き的要素があったので耐えられたが、これはどうにもならない。面白いかも判断しかねれば、ストーリーがあるのかも判断しかねるし、映画として成り立つのか?という疑問さえ出てきてしまう状況。しかし、ここまで来ればリンチはさぞ大満足なのだろう。ただ、それが3時間。。色んな意味で印象には残るかもしれないが、2度と見ないだろう作品。 【Andrej】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-11-19 20:36:42) |
【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-09-24 00:37:37) |
《改行表示》6.正に「三時間の陶酔」。リンチ作品では毎回のことですが、理解しようと思ってもすぐにそんなことが無意味だと分かります。三回くらい観ないとだめですね。観るのではなく感じる作品です。 いやーすごいわ。秩序と無秩序の間というか、混沌。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-07-03 18:51:08) |
5.次の日の朝、見たことも忘れてしまった悪い夢。たくさんのそんな夢の断片が、ある時、一度に記憶に甦る・・・そんな感じの映画だ。現実の記憶なのか、夢の記憶なのか区別もつかない恐怖。そして、そこから見えるのは、本来の?自分の断片。失われた愛の断片。・・・なぜかそこには、かすかだけど美しい希望の光がある。 【ETNA】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-06-10 14:41:25) |
4.あ~あ、とうとう行っちゃったなあ、って感じ。この人の映画は、意味が無意味に引きずりこまれかけ、意識が無意識に飲みこまれかけ、それでもかろうじて踏んばってる、っていうスリリングな面白さがあったんだけど、ついに無意味・無意識が勝利をおさめたみたい。最初のうちはなんとか意味を取れないことはないの。久しぶりに大役が回ってきた女優の話ということで、女優の卵で描いた『マルホランド・ドライブ』の逆サイドから,ハリウッドの魔を描く、って意図か、とか。でもそうねえ、女たちが出てくるあたりからか、もう無意識が暴走しちゃって、わけ分かんなくなる。ま、あの女たちだって無理すれば、ヒロインを嘲笑する“若さ”って意味を取れないこともないんだけど、あの東欧(ポーランド?)の部分になるとお手上げ。これはどういう意味だろう、って考えること自体が、もう後半は無意味に思えてくる。ただ名所旧跡を観光で回ってる感じに近い。極端な顔のアップが表情の意味をなくし、グロテスクな物質に還元してしまい、かえって無人の部屋のたたずまいに何やら意味が隠され詰まって感じられた。今ここまで好き勝手させてもらえる監督はそうはなく、思えば3時間、私はこのわけの分からなさ、無意味の国の観光ツアーをけっこう楽しませてもらった。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-05-09 12:18:48) |
《改行表示》3.ダウナー系ドラッグというのはこういうものかしらー。 体が浮遊する感じと、どこにも出口がない、映画が終わったときに、やっと出てこれたことが嬉しくもあり安心したとともに、もう一度扉を開いて浸っていたい気がしたのでした。 DVDで見る方は、映画の途中でトイレに行ったりお茶を入れたり、携帯を見てみたりしないでよいように、準備を整えて取り掛かりましょう。中断すると効果激減すると思います。 【しゃっくり】さん [映画館(字幕)] 9点(2007-10-13 01:28:54) (良:1票) |
2.鑑賞・・・。めまぐるしい展開に混乱しつつ、陰と陽、絶望と希望、無念と執念などを漠然と感じました。5重構造と言う意見が多い。ちょっとパズルを広げすぎかなとも思う。私の頭にゃ、辛いです。疲れるぞ。しかし、解いてみたいとも思わせるのが、「マルホ」で受け入れてしまったリンチ世界の魅力。惚れた女にゃ弱いんだという形だ。シーンごとに面白いもの(でもマルホのほうが上) 。さあ、いろいろな参考文献を読んで楽しもう。 【チューン】さん [映画館(字幕)] 7点(2007-10-04 22:58:45) |
1.リンチワールド大全開。わかっちゃいたけどやっぱりわけわからんまま終わっちゃいました。現実なのか妄想なのかよくわからん場面(世界)がちょこちょこすぐ変わるんで、まったく話についていけませんでしたね。「ロストハイウェイ」を見終わった時もこんな感じだったなあ。まあ兎にも角にもリンチ独特の雰囲気は顕在だったので良かったです。 【すたーちゃいるど】さん [映画館(字幕)] 8点(2007-08-27 16:46:52) |