《改行表示》197.雨で踊る有名なアレ 無声映画の時代から移り行く映画を、 ミュージカル映画として仕立てた作品 ミュージカル調の踊りやタップダンス、 「動き」がとても視覚的に楽しかったです。 ラストもキレイにまとまってて良い映画。 さすが名作と呼ばれるだけはある。 【愛野弾丸】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-28 17:22:18) |
196.嘗てはいきなり歌い出すのに拒否反応が起きるミュージカル作品ですが、情熱が迸るジェームズ・キャグニー、妖艶なジョージ・ラフト、そして二人を併せ持つフレッド・アステアに接し嵌っています。本作でのジーン・ケリーは踊るジャッキー・チェンとも言えるアクロバティックさで身体能力の凄さに目を見張りますが、先の三人から受ける胸の高鳴りは感じられません。しかしながら、雨中の Singin' in the Rain は、土砂降りの中ずぶ濡れになっても 濡れて行こうや! 陽気に行こうや! の心意気に心震えた名場面で「これを見ずして死ぬなかれ」サイレントからトーキー移行期の大きな時代の変化に適応出来るか否かをコミカルに表したストーリーもしっかりしており(ジャズ・シンガーは鑑賞済。部分トーキーで、ある意味驚きました)、ジーン・ヘイゲンの憎まれ役に拍手喝采。シド・チャリシーの脚線美に見惚れるものの、冗長だったブロードウェイ・ミュージカルに-0.1点。 |
195.歌や踊りは頑張っているとは思うが、ストーリーが雑過ぎる。ミュージカルにストーリーを求めるのが間違いなのかもしれないが。 |
194.正直面白かったか言われるとそうとは言えない。でも印象に残る素敵なシーンも数多い。メイクラーフ、モーニング、インザレイン。ラストのキャシーのの笑顔。多くのエンターテイメントでこの作品をリスペクトしてる場面に遭遇してるのに気づき尊敬に値する。必ず一度は見ておかねばいけない作品。3人プラスジーンヘイゲンの素晴らしさ光る。 【タッチッチ】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-09-01 17:38:12) |
《改行表示》193.あの有名シーンをみるために鑑賞。 「雨に唄えば」はすごく好き。 ミュージカル映画としては、お手本となるような作品なのかもしれないが、退屈で眠くなった。 終盤のミュージカルシーンは長すぎだろ。 ラストは痛快かもしれないが、ちょっとかわいそうと感じた。。 【へまち】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-04-20 15:40:04) |
《改行表示》192.ダンスを見る作品。 軽快で卓越したダンスは見ていて飽きない。 年代を超えた名作の一つ。 気になったのはダンスシーンのタップ音が後付のせいで ちょっとずれてたり水たまりでのタップなのに音が水の中っぽくない。 もっとバシャバシャいいそうなんだけどな。 もう少し臨場感があっても良かったかな。 【Dry-man】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-11-12 01:01:25) |
《改行表示》191.ミュージカルって思ったよりも楽しい。この映画を見てそう思った。 これまで観てきた映画はどうにも違和感が先にあったが、この作品は自然に感じられる。ストーリーも分かりやすいし、とても好感が持てる。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-10-04 16:45:38) |
190.しかし本当によく「動く」映画だ。ミュージカル界のとなりのトトロだな。…いや、待てよ、「となりのトトロの方がミュージカル的なんだ」というべきなのか…。ま、ともかく「走る、跳ねる、回る、叫ぶ、笑う、バンザイする…などといった、一定以上の複雑な思考を必要としない、人類が太古の昔からやってきた本能的な感情表現を、「サイレントからトーキーへの移行期」という設定をなんともまあ巧~いこと使って、違和感なく流れの中に盛り込んだという天才的作品です。もう「唄うついでに動く」のではなく「動くついでに唄う」の領域ですもんね。「♪ローゼス、モーゼス…」なんて、思考などという上等なものはほとんど働いてなくって、掛け声を叫んでるみたいな感じですからね。そもそもここのシーンでのミュージカルに入っていく動機というのも、まず発声練習させられてるジーン・ケリーが退屈でいかにもかったるそうな様子であるのを見せておいてから「さあ、観ている方もぼちぼちイライラしてきたよね?動きたくなってきたよね?ハイ、じゃ、ここでちょっとふざけて茶々を入れて、ほ~ら、一息つこうよ、先生」という風な、実に子供じみた理由ですから。また、オコナーがアクロバチックなダンスを披露するシーンでも「なに?自分に自信が無くなった?そんなときはとにかく動いて無理やりにでも笑うんだ!」というやはり子供じみたパッパラパー本能で入っていきますから。「ここで動きたい」というときにミュージカルに入ってます。結構これが分かってないミュージカル映画が多くって、「ここで唄わせたい」という理性的な理由でミュージカルシーンに入っていこうとした結果、「…さて、それじゃ、ただ唄わせるだけなのも芸がないからちょっくら動かしてみるべ」という本末転倒な行為に及んでいるノーセンスな作品のなんと多いことか。「お前ら、本当にそこでそんな動きをしたいと思って動いてるのか?」とつっこみを入れたくなる作品のなんと多いことか。人間、動く必要のないところで動くことほど不思議で気色悪いことはないのである。その点、この作品は本当に「そもそもなんで踊るのか、唄うのか」というのをよく分かってるし、わざわざミュージカルでやる意義のある作品だと思います。「唄うついでに動く」というタイプの作品の大半は、比較的容易に小説化が可能ですが、この作品の面白さを小説で表現するのはさぞや骨が折れるでしょうね。 【バーグマンの瞳】さん [地上波(字幕)] 8点(2014-09-26 20:33:18) (良:1票) |
189.2度目の鑑賞です。何度見ても感動的で楽しい映画だと思います。この単純なストーリーの何が多くの人を魅了するのか分析したくなりますが、そんな野暮なことはやめておきます。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-09-07 19:55:40) |
《改行表示》188.ファンタスティックでワンダフォー。 かなりビッグで素敵なエンターテイメント。 なんて言おうかスーパーミラクルマックスデラックス。 サイレントからトーキーへの移り変わりにシンクロナイズドスイミング。 変な声の味方を武器にレッツ漫才ラフティング。 アイムシンギンインザレインできっと誰もがポジティブシンキング。 【3737】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-01 17:56:31) (笑:1票) |
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187.これぞまさしく“ザッツ・エンターテイメント”、やっぱ本作が史上最高のミュージカル映画と言うことになるんでしょうかね(個人的には『キャバレー』がトップなんですが)。“Singin’in the Rain”という曲は、『ザッツ・エンターテイメント』のオープニングを観ればMGMのミュージカルで何度も使われてきたことが判ります。でももちろんジーン・ケリーの躍動感あふれるダンスに勝るものはないし、本作以降のミュージカル映画でも彼のパフォーマンスは越え難い壁となって挑戦を跳ね返している気がします。コメディとしても秀逸ですし、「ミュージカル映画は苦手だ」とおっしゃるあなたも一度は観ておくべきですよ。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-12-01 21:44:22) |
186.ジーン・ケリーとドナルド・オコナーが、縦横無尽に踊り歌いまくれば、カメラも縦横無尽に走りまくる。まぎれも無くこれはアクション映画です。目の前で生身の役者が歌と踊りを繰り広げ、息遣いが直接伝わる舞台ミュージカルと違って、スクリーンを通じた間接的なものに過ぎないのが映画、しかし、映画でこそ可能な表現があり、また違った感動が、そこにあります。サイレントからトーキーへの移行時期の混乱を描き、音声ズレのギャグが、笑いをもたらすだけじゃなくて、ストーリー展開上の大きなキッカケとなっていたり、『ジャズ・シンガー』の成功を見るや一気にトーキーになびいてしまう業界の軽薄さとそれに乗っかり成功しちゃう主人公たちのチャッカリぶりがあったり、と、心憎くもまたアホらしいお話なのですが、いずれにせよ、この見事な「アクション映画」ぶりを観れば、映画の魅力はアクションにあり、そこにはサイレントもトーキーも無いのだ、ということがよく感じられます。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2013-10-20 09:16:06) (良:2票) |
185.この頃のミュージカルはハッピーな気持ちにしてくれますよね。個人的には雨に唄えばのシーン、それと3人でソファをくるくるしながらのシーンが好きです。最後のマフラー長すぎなミュージカルシーンはちと長すぎました。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-09-17 15:57:31) |
《改行表示》184.ミュージカルの名作だが、ミュージカルが苦手なのでそこまで感動せず。 特に、終盤の妄想シーンのミュージカルは長いし退屈だった。 ただ、タップダンスの軽快な動きはすばらしい。 有名な雨中での「雨に唄えば」の曲とダンスは印象にしっかりと残る。 ストーリーはベタでラストのオチも読めたが、それでもそれなりのカタルシスはあった。 【飛鳥】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-05-15 21:43:26) |
183.すごく平均点が高くてびびる。みんなこれ好きなんだね。私が鑑賞後にぼんやり抱いた感想といえば「アメリカって豊かだったんだなあ」。“パーティにはキツネ(のコート)に色をつけて”だって。52年当時私の育った地域はまだ下水道水洗化もなってなかったな。それはさておき、この「古き良きアメリカ」そのものな映画、あまりに善良すぎて私にはちょっと無理だ。楽しげにタップを踏み、歌い踊り、へんな顔をして笑わせてみせる、こういうのを受け入れて一緒に笑えるってなんかすごい。心が清らかだ。そもそも私がミュージカルが苦手なのも一因かな。でも無邪気で善良だというのは必ずしも人を救わないと思うんだ。それに「雨に唄えば」この曲、私にとってはすでに「時計じかけのオレンジ」のものなんです。そっちの方が心に響くんです。すみません。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-03-13 00:31:41) |
【*まみこ*】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-09-06 02:44:08) |
《改行表示》181.今まで何回見直したか分からない映画。 タイトルにもなっている雨の中で唄い踊るシーンは楽しくて幸せな気分にさせてくれる。 とにかく、古き良きミュージカル映画。 子供の頃に初めて見た時にシド・チャリシーの印象が強くて、グリーンの服の色っぽいお姉さんで擦り込みされてしまいました。 それから、余り触れられていませんが、私はこの映画、実は日本語吹き替え版の方が、作品の色がはっきりして好きです。 そう……向井真理子さんのリナの吹き替え! 原語版よりも、リナの酷さが際立ってます! 今回は字幕版で見たのですが、英語が分からないので、リナの声のトーンが可笑しいのは分かりますが、酷いイントネーションや訛っているというニュアンスが上手く伝わらないのです。 そこを吹き替え版の向井さんの声と、あの訛の在るしゃべり方は一発で分かりやすく表現されていて、リナのダメさ加減がコミカルによく判るのです! 向井さんに吹き替えされているリナの方が、なんだか憎めない可愛さがあります。 なんにしても、文句なしに楽しめるミュージカル。 ミュージカル映画って、こういうモノだよね!と言える作品。 【ももりん】さん [CS・衛星(字幕)] 10点(2012-06-04 00:48:19) |
《改行表示》180.この映画は最高の癒しを提供してくれます。なんとも言えない心地よい気分にさせてくれるんです。 数年に1度見返しては心を浄化しています。超絶的ダンスに名曲の数々をちりばめて...。 「オズの魔法使い」「サウンド・オブ・ミュージック」にもあてはまると思うけど、至福のひと時とはまさにこの映画を見た時のことをいうのかも。 【ideko】さん [DVD(字幕)] 10点(2012-02-20 15:48:18) |
179.サイレントからトーキーへと映画界が変わる時代を、1952年にダンスとユーモアで描いた傑作ミュージカルを、さらにその60年後の2012年にDVDと大画面テレビで楽しむ。1950年代という「古き良き」ハリウッド・ミュージカル黄金時代の魅力を堪能できます。ただ、当時の最新技術を駆使して撮ったと思われる終盤の大がかりなダンスシーンは、いまの時代に見るとちょっと興ざめで、序盤のタップダンスや有名な雨のシーンのほうが断然輝いてる。ノスタルジーとテクノロジーのバランスは難しい。 【ころりさん】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-02-20 15:10:13) |
178.ミュージカルとして申し分ないだけでなく、トーキーの出現による映画の舞台裏を描いたストーリーも大変好きだ。キャシーのように陽があたるようになった女優さんもいれば、リナのような女優さんもいて一抹の寂しさも感じる。ただこのリナの場合は仕方ないが・・・。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-01-05 12:01:53) (良:1票) |