《改行表示》19.主演二人の演技合戦のすごさに敬服。 小さな表情ひとつにも引き込まれる ホフマンの映画を観るたびに喪失感にさいなまれるけど、この作品は演技がすごいぶんなおさら。 【レイブンのかなづち】さん [地上波(字幕)] 9点(2021-12-31 13:26:35) |
18.名優メリルとフィリップ・シーモアがぶつかり合う。見た目の派手さは無く美しい学校であり、庭も寒々しくて美しいですが、女校長がとにかく厳しく恐い。終わり方が劇的。面白い。オススメです。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 8点(2016-12-17 00:11:04) |
【K】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-02-24 22:09:47) |
16.今現在の私が見事なまでに校長先生に感情移入してしまい身につまされる思いでした。そしてあのラスト、素晴らしかった。今日観られて本当に良かったです。こういう事があるから、宣伝であまり惹かれない映画も観なきゃ始まらないなと思う。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-01-19 20:55:59) |
《改行表示》15.1951年「欲望という名の電車」、1975年「カッコーの巣の上で」、1976年「ネットワーク」、2003年「ミスティック・リバー」と、主演にとどまらず助演級の俳優までもが全員神懸かり的な演技を披露している映画は希に存在するが、まだありました。 俳優陣の並々ならぬ演技に引き込まれているうちに、いつの間にか論じられている物語内容自体に引き込まれていた。特にエイミー・アダムスのあの真摯な瞳!引き込まれるかのよう。最後にある登場人物が呟くセリフと、その幕切れの素晴らしさには言うこともありません。 【j-hitch】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-07-22 02:05:43) |
14.校長役のメリルストリーブが名演です。校長の気持ちは痛いほどよくわかる。校長もあの性格ゆえに孤独で辛いだろうな。 【ホットチョコレート】さん [地上波(吹替)] 7点(2012-04-30 21:37:15) |
13.重厚堅実な演技の応酬を見ているだけで十分楽しめる作品。ただし、ストリープについては、設定上やむを得ないとはいえ、黒フードと黒コートで表情や所作の多くが隠れてしまっているのが惜しい。ホフマンは、善でも悪でもどっちでも成り立ちそうな微妙なラインを繊細に表現している。しかし、MVPはやはりエイミー・アダムスだろう、むしろストリープもホフマンもそれに刺激されて芝居が前進しているのが分かる。僅かな登場で役柄の存在意義を残しているヴィオラ・デイヴィスも忘れがたい。 【Olias】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2011-11-28 00:25:54) |
12.私も一番思うことはこの年にメリルが主演したもう1本「マンマ・ミーア!」とのあまりの落差に、ただただ彼女が「怪優」としかやっぱり思えない、ってことです。あとは舞台は確かにカトリック学校で、そこそこのリアリティはあるので、自分がカトリックのミッションスクールの出身だからと言って「ありえなーい」とは思わないんですが、もっとざっくりと思想の対立ととらえるべき?と思いました。どんな集団にも起こりうる関係性だと思って見ると、案外分かりやすい、とはいえ実はすごく俗っぽい話だなという気がしたので、この点です。 【おばちゃん】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-31 22:11:41) |
11.吹き替えて見てしまったので、表情の演技でしかわかりませんでしたが、緊迫感がありました 今度は字幕で見たいと思います 【マーガレット81】さん [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-06-11 20:33:04) |
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《改行表示》10.派手な映像がなく、登場人物も少ないんで、舞台劇のようだなあ、と思って見てた。 あとでDVD特典見たら、やっぱり元はそうだった。 主演級は三者三様、自分は誰の味方にも敵にもならずに見てたけど、多分それで合っているんだろう。 そういった意味では完全に大人しか見れない映画でもある。 自分はキリスト教信者じゃないから、イマイチ状況を理解しづらかったけど、論争に迫力があって退屈はしない。 ただ、いい映画とは思うけど、もう1回見たいとか、他人に薦めたいとかいう気にはならないんで、この点数で。 【まかだ】さん [DVD(吹替)] 5点(2011-04-23 16:24:47) |
9.教皇が変わり、カトリックの世界が新しい時代を迎えつつあった頃。開かれた教会を目指す神父と、ガチガチの古い価値観に縛られたカトリック学校の校長の対立から、“疑惑”が生まれ、争いへと発展していく。後半のトークバトル(?)は手に汗握るほどで、見ごたえあり。こりゃほとんど“エクソシスト”の世界ですね。どっちが悪魔? それはワカラナイ(いや、一応ワカルけど)。演出で、雨、風、雷といった自然アイテムに頼り過ぎる点(頼り過ぎると言って悪ければ、人工的過ぎる。さすがに滑稽に見えちゃイカンよね)がちょっと気に食わないのだけれど、それでもラストの雪景色は、美しいと同時に、すべてが一変したコトを見事に象徴しており、この後の「オチ」とともに非常に印象的です。本当に苦しんだのは誰なのか。疑惑。いや“不信”というべきかもしれません、この“不信”という病・原罪に縛られ続ける、人間というものの存在の哀れな姿を浮き彫りにします。 【鱗歌】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-02-01 02:13:09) |
8.【大いなる陰謀】や【マンマミーア】で見たメリルストリープに対しては、ただ普通の優等生演技でなんら感情も抱かなかったのだが、このメリルはすごい。悪女させたら右に出るものは無い。ホフマンとの会話劇は見応えが有、確かに地味ではあったが、最後まで飽きさせない。最後のメリルの告解で終わる流れも含みを持たせてある終わり方で考えさせられ好き。 【はりねずみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2010-01-26 23:33:18) |
7.最初の説教で神父が「疑惑によって人は連帯できる」ってなことを言う。カトリックの大統領が暗殺された翌年という設定。なんかベルイマン的な神の沈黙ってテーマに降っていくのか、と思っているとそうでもなく、マイノリティ差別と戦う神父の社会派ものなのかな、と思ったらそうでもなく、「人は何によって確信に至るのか」ってなあたりに向かった。たしかに興味深い問題ではある。人は信念を持ったり確信を得たりするが、それを分析していってみると、好き嫌いが根元にあって、単にそいつの爪が長すぎる、ってことだったりする。神父の弁明で若いシスターはすぐに納得するが、校長は「それは楽したいからでしょ」ってなことを言い、ある意味では真理で、人が確信に至るのは、疑惑の宙ぶらりん状態に耐え切れないからかも知れない。宗教学校を舞台にしたのは、宗教というものが無条件の信頼を前提としている世界だからだろう。歴史の悲惨の多くは信念と信念の対立から来るもので、最初の神父の説教のように「疑惑による連帯」っていう打開策は有意義だ。でもそういうところを言ってる映画と決めつけるにはもひとつ全体がモコとしており、「確信」に至れないところがもどかしかった。そのモコぶりが多義的に読み取れる豊かさ、っていうより焦点を絞らないズルさに受け取れて。 【なんのかんの】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-12-16 12:06:47) |
6.いやぁ、本当に演技対決すごいですね。皆様のおっしゃるとおり。私は修道院や学校の風景がとても好きです。派手で何でも大きなアメリカであるけど、必死に謙虚でいるんですよーとアピールしているような・・。綺麗なんだけど、必死に抑えている感じがピリピリとしてよかった。 【グレース】さん [DVD(吹替)] 6点(2009-08-20 15:59:24) |
5.いやいやメリル・ストリープの演技は素晴らしいね。頭カチカチのシスターになりきってた。もう少しラストのセリフまでの心境が表わされてるといいかなあ。 【noji】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-08-08 00:26:55) |
4.ザ・会話劇。舞台劇を見慣れない人は退屈かもしれません。逆に言えば、映画ならではの良さ、みたいなものをまったく意識していない映画かも。その点で評価が分かれるでしょう。個人的には、メリル・ストリープの、どっしり根をはったような着実な演技を見るだけでも価値があると思います。 【ケルタ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-04-28 18:42:43) |
3.1番の見所は、やはり演技でした。お手本になりそうなくらい、的確な演技だと感じました。若干演出臭さがあり、独創性には欠ける気がしますが…。この映画のように、「演技を見せる」映画は、スクリーンで見ないと退屈してしまうかも。 【shoukan】さん [映画館(字幕)] 6点(2009-04-10 23:57:45) |
2.いやーフィリップ・シーモア・ホフマンとメリル・ストリープの演技合戦は凄まじいものがありました。ストリープはマンマ・ミーアの時よりもこのような役柄を演じた方がずっと魅力があります。 【ギニュー】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-03-21 23:37:24) |
1.強風に揺れる窓、切れる電球、いかにもヤってそうな神父、いかにもデッチアゲそうな校長・・・見ているあいだじゅう心にドス黒いものが渦巻く。息苦しい。 【mimi】さん [映画館(字幕)] 8点(2009-03-12 01:28:51) |