27.題名は英国詩人の一節からとられたものらしいが、映画ではどういう意味なのかつかみにくい。どうしてもクーパーとバーグマンの恋愛映画になってしまっているように思う。原作を読んだわけではないが、北欧系のバーグマンはスペイン風にはほど遠く場違いにすら感じてしまう。橋が爆破されるシーンでは戦場にかける橋を思い出してしまった。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 5点(2015-01-31 22:29:29) |
《改行表示》26.とても古い映画だが、「風と共に去りぬ」と同様にスケールが大きく、 当時としては大作だったことが窺い知れる作品。戦火の中のラブストーリーということで、 いかにも粗が目立ちそうな設定だが、ストーリーは予想以上にうまくまとまっていた。 ただ主人公は重大な任務を請け負っているので、そちらのお話にも力を入れなければならず、 多少ラブロマンスとどっちつかずの感はなきにしもあらず。バーグマンは本当にきれいだった。 主人公のゲイリー・クーパーもラストに男らしいシーンを存分に見せてくれる。 格別ドラマチックな展開はないが、映像もきれいだし、それなりに見応えはあるクラシック映画。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-06-24 13:56:34) |
25.うーん。とにかく二重写しが気になってリアリティがまったく感じられなかった。ヒロインもかわいくないし。 【とま】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2012-02-26 23:13:58) |
《改行表示》24.なんの鐘だったのかよくわからん。 ショートのバーグマンがときどき男の子に見えた。 というぐらいしか感想のない映画でした。 手相のくだりぐらいから最後が見えてしまい、 予想を裏切ることもなく終わった。 パブロがもう一幕なんかあるかなと思ったんだけど、 予想より展開がなかったってことか? |
23.原作もそんなに面白いとは思わなかったのですが、こちらは輪をかけて面白くない。ストーリーをそのまんま再現して追っていっただけで、表現とか解釈とかいうものが感じられないのです。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-02-26 01:35:24) |
22.昔の作品は公開当時にみたら,もっと衝撃や新鮮みがあっただろうに,昨今のいろいろな作品の味を知ってしまった後に見るのは,作品にとっても鑑賞者にとっても残念なことですよね,としかたのないことを考えたり。緩急のつけかたが古くさいなあと思ってしまう自分が哀しいっす・・・。ラストが,「ブラッド・ダイヤモンド」の主人公(ディカプリオ)の姿と重なりました。つけたしみたいだけど,ショートヘアのイングリッド・バーグマンがかわいくて,ピラーがかっこいいですね。 【さそりタイガー】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-02-23 23:07:48) |
《改行表示》21.私は「ワールド・プレミア上映版」という2時間40分バージョンを観たのですが、いやいや、インディ・ジョーンズ顔負けって感じのゲイリー・クーパー、ヒロインのイングリット・バーグマン、最高でした。 1943年製作。当時の日本は戦争の最中だったことを考えると、よくもまあ、どっちが勝利するかも分からずに、ナチスドイツ、イタリアを敵に回した映画なんてつくったなぁと感心してしまいます。 セットでの撮影も多かったですが、戦車など本物の迫力は見ごたえがあります。 主人公二人のメロドラマが目立つと、よく言われていますが、この時代に遠まわしに残虐行為を表現するバーグマンのセリフはとても重々しく感じます。 原作のヘミングウェイが本作に酷評をしたそうですが、ハリウッド映画とはこれだ!という強いインパクトがあって、私的にはとても感動させられました。 【クロエ】さん [地上波(字幕)] 8点(2012-02-22 00:13:14) |
20.スペイン内戦を素材にしたヘミングウェイの小説の映画化。内戦終結から間もない1940年に発表されたこの小説を、早速映画化し、43年に公開、ってんだから、ものすごーくタイムリー(しかも実際は、内戦が終結したというより、戦火が第2次大戦へと拡大したのがこの時代)。ということを思うと、意外におとなしい作品、という気もします。打倒ファシスト!みたいなプロパガンダ色は感じられず、ベストセラー小説をそのまんまスペクタクル映画に焼き直してみました、というノリでしょうか。細かいことは抜きで、とりあえず戦争映画だからスペクタクルです、恋愛もあります、ちゃんとスターを起用してます、どうかよろしく、と。ハードボイルドな原作に比べると、やはり映画の方はいかにも軟派な感じで、愛想のよい作風。主人公ロバート・ジョーダンから受ける印象も、「ひたすら行動の人」と言う感じではなくて、結構ベタベタな恋愛シーンを繰り広げてくれちゃったりする、人間的なオジサン。恋愛ありアクションあり、まさに娯楽作品の王道、な訳ですが。ただこの映画、原作の細かいエピソードやらセリフやらを、あまり深く考えずにバカ正直に脚本に取り入れちゃったりしていて(細かくない所はカットするくせに)、ちょっと節操が無い気もします(そのエピソードなりセリフなりが、原作においてどういう意味を持つのか、映画の中でどういう意味を持たせるのか)。もうちょっとオリジナリティを発揮しちゃったりしてもよかったんでは・・・。ところでこの作品、観ているとどうしてもクーパーとバーグマンの二人に視線が行ってしまうのですが、何しろこの二人以外は皆、顔に薄汚れたメークをして、岩肌みたいな顔の色してるもんで、まるで保護色。まるでカメレオン。二人が目立つというより、二人以外が目立たないのです。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2012-01-14 23:01:33) |
19.会話ばかりでぜんぜん話が進まない。深い背景と単純な内容、名作といえたのか疑わしい。ここまで唐突に愛が芽生えさらには殺す殺さぬと大げさな話ばかりでつまらない。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-05-06 09:22:36) |
18.イングリッド・バーグマンを堪能するのに夢中になって、内容はどうでもよくなっていました。それほどの内容じゃなかったみたいですが。 【色鉛筆】さん [地上波(字幕)] 5点(2009-02-09 21:37:59) |
|
17.ヘミングウェイ名作小説の映画化というよりも、これは「誰が為に鐘は鳴る」風味を加えたスペイン山岳地帯を舞台にした冒険ロマンスっていう雰囲気ですね。当時としては珍しいテクニカラー、二大スター共演という事で話題になったのかとは思うが、今観るとイマイチ感銘が薄い。バーグマンの自伝によると彼女は「カサブランカ」のイルザ役が嫌で嫌で、撮影終了後の翌日髪をばっさり切り落としこの映画のロケ地ヘ向かったとの由。それだけに芝居にも熱が入った(特に鼻が邪魔になるならないのキスシーンとラスト)大熱演なんですが・・・。どうも後年のロッセリーニ騒動あたりの悪癖でもある、「自分が演じてみたい役柄」と、「観客が彼女に望んでいる役柄」のギャップを読み違えているような気がしないでもない。自分はこのマリア役よりイルザ役の方が、芝居のしどころの有無は別として彼女の魅力が出ていると思います。テレビ東京午後のロードショー枠で観たので、かなりカットされた版かも。 【放浪紳士チャーリー】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-12-17 10:57:41) |
《改行表示》16.状況と色恋を与えれば物語になるとでも思っているのでしょうか(色恋に関しては脈略のない一目惚れですし)。 とにかくすっからかんな内容。 大きくみれば反戦の意味合いもあるのでしょうが・・・。 【カラバ侯爵】さん [地上波(吹替)] 0点(2007-12-12 17:56:05) |
15.これ、名作なんですかね、ほんとに。 なんだか全然入り込めなかったんですけど。 【とっすぃ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-11-20 00:30:14) |
14.これって大手のレンタルショップでは、中国版が置いてありますね。辛うじて日本語字幕版を付属させてるので、字幕のテンポが異常にズレてたり、誤字脱字もひどい。更には二人のセリフを一行で済ませてしまっている。これは非常に見難い。生産コストを抑えたいのも判るけど、名作をDVDで世に残したいと思ってるなら、(決して中国人を差別してる訳ではありませんが)日本人が監修するなりで、最終確認して発売するべきでしょうね。これではこの作品が可哀相だ・・・。肝心の作品の方は長かったけど、なかなか面白かったです。イングリット・バーグマンはモノクロでもカラーでも美しい。他キャストの名演も良く見応えある作品でした。だから字幕が余計に残念でならない・・・・。 |
13.思ったほどでは・・・見たDVDが何故か中国製で字幕が変だったのも悪いんだけど。もうちょっと入り込めたらよかったな。誰の為に戦っているのか。最後の締め方は良かった。 【智】さん 6点(2004-02-21 21:20:49) |
12.文豪アーネスト・ヘミングウェイの同盟小説の映画化なんですが、小説の方は読んでないのでなんともいえません。まあ、元々映画と小説を比較してどうのこうのとは毛頭思ってもいないのでいいのですが、やはり有名な作品なのでいずれは読んでみようと思います。さて、肝心の映画の方ですが、結構良かったと思います。個人的には、戦争を恋愛を混同して描くのはあまり好きではないのですが、この作品は近年の戦争恋愛もののように戦争だか恋愛だかのどちらともなくあやふやに描いてるのではなく、激しい愛情を描きながら戦争のもつ不条理さもバランスよく描けていると思います。 |
《改行表示》11.あぁいう状況でめぐり合ったというのが、まずかわいそうだし、だからこそ燃え上がったというのもあったのかな。健気なバーグマンが見ていてかわいそうだったな。でも愛してる、好きよと、尽くされてもあの状況では充分応えてやれないだろうに。だけどバーグマン、短い髪でも美人である。映像が暗くてまた出てる俳優さんたちの顔が黒光りしてて、見づらかった。少し残念。 【fujico】さん 7点(2003-10-30 15:14:36) |
10.BSでやってた完全復元版を観ました。原作を読んでないんで比較は出来ないんですけど、これはこれで良いと思います。どっちかっていうとスペイン内乱より主人公とヒロインのロマンスに焦点が合っている感じですが・・・。あのラストは壮絶で見ごたえがありました。あと個人的には、同郷の若者を殺さざるを得なかったおじいさんが印象に残りました。 【ぐるぐる】さん 8点(2003-09-27 21:02:37) |
9.165分の完全復元版で見ました。いやぁ、長かったです。スペイン戦争についての映画、というよりアメリカの義勇兵とスペイン娘の恋愛映画として良かったです。クーパーは大人だし、バーグマンは一途で可愛い。有名なキスシーンはもとより、ラストの別れのシーンが最高。自分が死ぬのを分かっていても、マリアを助けるために彼女を説得する。そのセリフとバーグマンの必死の表情にやっぱり泣かされる。うまいんですね~、バーグマン。美しいバーグマンはもとより、クーパー、パブロ、ピラーとアップのショットが多いです。美男美女のアップにうっとり・・・ 【キリコ】さん 7点(2003-09-19 23:40:46) |
8. 当時のハリウッドが総力を挙げたにもかかわらず、アーネスト・ヘミングウェイ原作には遠く及ばない出来。まぁ、ジョーダンという人物像を思想的に掘り下げるなんて当時は到底無理な話だったろうから、仕方ないと言えば仕方ない。ココは原作と切り離しての鑑賞が吉ってことなんだろう。ジョーダンを演じたクーパーは余りに老け過ぎだが、原作者の御指名じゃやむを得まい。まぁ、嫌味無く好演してるかな。バーグマンのマリアも同じくチト老け過ぎだし、短髪も中途半端の謗りは免れないが、恋愛感情の表現力は矢張り抜群。あの伝説のキスシーンもバーグマンなればこそ。オスカー助演女優賞を得たカティナ・パクシノウのムスターシム・ピラーは、やや凝り過ぎだが確かに熱演。サム・ウッドも精一杯頑張って監督している。個人的にはアンセルモ老人を演じたウラジミル・ソコロフの手堅い助演ぶりを推したい。後に「荒野の七人」で村の古老を飄々と演じた(「ヴァイア・コン・ディオス!」)ので、顔を御存じの方もいるかと思うけど…。あと、この題名は17世紀のイギリスの詩人ジョン・ダンの詩の一節「…故に問うなかれ、誰が為に鐘は鳴るやと。そは汝が為に鳴るなれば。」からの引用だそうだ。ご参考までに…。 【へちょちょ】さん 7点(2003-02-02 12:34:42) |