信濃風土記より 小林一茶のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 シ行
 > 信濃風土記より 小林一茶の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

信濃風土記より 小林一茶

[シナノフドキヨリコバヤシイッサ]
1941年上映時間:27分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドキュメンタリーモノクロ映画ショート(短編映画)
新規登録(2010-01-11)【なんのかんの】さん
タイトル情報更新(2023-05-06)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督亀井文夫
徳川夢声
音楽大木正夫
ネタバレは非表示中です(ネタバレを表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行表示 ※《改行表示》をクリックすると個別に改行表示致します
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
1.イランでは、児童映画というジャンルを使って自由な表現の場所が開拓されていってたが、そういうことは、いつの時代どこでも起こっていたことで、たとえば昭和16年日本のこれ。長野県の観光文化映画というジャンルだが、小林一茶を触媒にして、厳しい農民の世界のルポにじわじわと近づいていく。月、仏、そば、といった穏やかな観光的題材から順繰りに、農村の荒廃に導いていくあたりがスリリング。そばから土地の利用法の話へ、さらには桑畑を襲う霜害へと本腰が入っていく。なにも最初から一茶をダシに使ってやろうと思ったのでもないだろう。亀井は戦後には企業のPR映画でも誠実に作っていった人だ。長野県の注文に添って誠実に製作しながら、彼の中の別の誠実さがジャンルを超えた表現を求め出したのではないか。そこらへんの微妙さが、今観ると、あの時代の表現者の記録としてとても面白い。いや、面白いなんて言ってはいけないな、彼はこの直後治安維持法違反で検挙されるのだった。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 7点(2010-01-11 12:05:20)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS