《改行表示》28.あらかじめ崩壊している家族を再建することもウソで、そして生すらも確認できない…。 頭の中だけで問題を組み立てた、なんの面白みもない駄作だった。 観て損した。 【柚】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-08-25 11:52:40) |
27.過ぎ去った泡のような時代の後遺症ですか?シナリオや演出にバブルからなかなか抜け切れないちゃらんぽらんさを感じてしまいます。 【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-04-17 20:36:17) |
26.導入部の時点で、10年の重みが何もなくて、すでにドラマが存在しないのです。その後も、作り物っぽさ満載の、頭で考えただけのようなシーンが最後まで連続するだけ。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2018-02-28 00:00:18) |
《改行表示》25.現実的ではないものの面白い設定、かなと思った。 でも、次の展開や結末への期待が高まらない。この間合に合わないんだろうな、と。 【simple】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2018-02-25 19:41:53) |
《改行表示》24.その時代の家庭・家族ひいては世相を投影した作品ではあるが、製作者の訴えが見えない。 その訴えるものが無い現代人を皮肉しているのであれば少しは面白みがあると認めるが、ただでさえ現実離れしたストーリーなのにそれでは現実からあまりにもかけ離れてしまう。人はそれほどには空虚ではないだろう。 哀川翔が生島ヒロシに見えた。 【さわき】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2018-02-14 15:15:54) |
23.なるほど、彼の死によってようやく家族がそろったわけだ(彼はいないけど)。でもつまらない。あのキャラにも、それを受け入れる環境にも慣れることができなかった。 【noji】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-04-17 23:25:45) |
22.自らがこの世界に存在する意味や価値を問う。『大いなる幻影』『叫』そして『トウキョウソナタ』へと繋がるテーマの源流がここにある。あるいは『アカルイミライ』を経て『トウキョウソナタ』に結実する「家族」という特別な人間関係の本質が描かれる最初の作品でもある。その方法として黒沢清は主人公を10年間眠らせる。10年間存在を消す。10年間家族からひとつのピースを削る。家族の見た目の崩壊と再生が繰り返されることで最初から崩壊も再生もしていないことが露呈されてゆく。黒沢清が描く現代の家族はフォードや小津の映画のような父が守り続ける家族とは対称の位置にある。しかしその悲しい現実を黒沢映画は深く受け入れる。深く受け入れたところから今を描く傑作が生まれるのだ。「オレ、存在した?」この直接的な問いかけが心に染みる。この場合、問いかけというより確認かもしれない。ちゃんと存在したことを確認できた者はそれだけで人間として合格なのだ。 【R&A】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2008-10-23 15:28:38) |
【魚】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-04-20 03:27:34) |
20.黒沢監督作品は、本作で自身6作目の鑑賞。やはりこの監督とは相性がいいようです。淡々とした語り口ながら、気付いたらいつも物語に引き込まれています。教え上手の先生の授業を受けているような感覚。手取り足取り、懇切丁寧が良いとは限りません。要所を押さえて適切なヒント。考える時間が丁度いい。答え合わせに喜びや驚きがあるので、内容がどんどん頭に入ってくる。(たまにヒントが少なかったり、フォローが無かったりもしますが。)この先生は教材のセレクトも抜群。役所広司の仕事ぶりは間違いないですし、西島秀俊のハマリ具合は絶妙でした。生徒を震え上がらせることでは定評のある先生。本作ではいつもと違って、かなりギャグをとばしています。一般受けが良いかどうかは分かりませんが、自分は結構笑いました。確かにポニーじゃない(笑)。タイトルをそのまま受け取るか、皮肉と取るか…。今回の宿題も楽しめそうです。 【目隠シスト】さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2007-03-22 18:25:25) |
《改行表示》19.寓話と言うかたちで現代社会の虚無を描いた傑作! 観終わって、つかの間放心状態でした。 【ピエロの息子】さん [地上波(邦画)] 10点(2007-02-09 02:26:04) |
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【ケンジ】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-10-09 22:08:20) (笑:1票) |
17.心が少年のままでは生きていくのは大変です。せつないけど、なんか好きですこの映画。 【junneisan】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-08-21 09:59:15) |
16.何か不思議な作品。みててイイ話だとかそういったことはあまり感じさせられなかったのだが、観終わると不思議となかなか良い作品だったのでは、と思わされた何か不思議な気分にさせられた作品でした。 【アンリ】さん 6点(2004-11-21 12:32:01) |
15.不可逆的な現代家庭の崩壊を、黒沢清らしい冷徹な視線で描いた残酷なファンタジー映画。血が水より濃かったのは昔の話、今では水蒸気よりも儚い存在です。一瞬は心地良い家族ごっこも、ずっと続けていく程の魅力には欠ける。主人公の言う「いたければいればいいし、出て行きたければ出て行けばいい」緩やかな連帯が現在の家庭の姿であり、決して最後の拠り所ではない。ここまで「あからさまに」現代家庭の本質を突いた映画は無いと思う、面白いかどうかは別にして。本作は玉手箱を開けた浦島太郎が断末魔に見た夢、それも叶わぬ夢なのです。という訳で、6点献上。 【sayzin】さん 6点(2004-08-16 13:34:09) |
【じふぶき】さん 6点(2004-07-12 21:05:53) |
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12.失われた時間、失われた家族を取り戻そうと躍起になる主人公。浦島太郎になって過去に囚われている彼を現実の世界へ引き戻し未来に目を向けさせてくれるのは、彼によって未来の無くなった亀である加害者でした。 【亜流派 十五郎】さん 7点(2004-02-28 13:08:28) |
11.頭で考えながら筋道立てて映画を観ることが苦手な僕にとって、こういう作品は貴重です。麻生久美子嬢はまた別人のように見えますね。 【ナクサライト】さん 8点(2004-02-06 08:20:14) |
10.どうとらえるか難しい映画ですね。黒沢清監督の映画はみんなそうなんですよ、捉え方によってすごく難しい。簡単なストーリーだけ見ると、破綻してます。単純に考えても10年眠ったまんまの息子に冷たすぎますからね。家族が四散して、皆が後ろめたい気持であればあるほど、そんな息子を無視できないでしょう。役所の役どころもおかしいですしね。けど、それはメッセージを伝える為に無視してます。バッサリ切って、自分の伝えたいことをダイレクトに伝えてます。この姿勢は素晴らしい。こんな演出する監督は日本では(たぶん)彼だけでしょう。日本の映画監督で、観客に最も考えさせる監督は黒沢清だと思います。けど、嫌いなんです。いい映画なのに、嫌い。自分の嗜好が残念。 【fero】さん 4点(2003-12-02 18:24:41) |
9.難しい作品ですが、一つ一つのシーンに意味があって、単純に深いな~と思いました。黒沢清監督の作品は初めて見たですが、独特の雰囲気を持っていて興味深かったです。意味が無いことに意味があるんでしょうか?(分からないけど……) 【もちもちば】さん 7点(2003-10-15 16:49:48) |