6.この映画のお話は、はっきり言ってダメです。相当、出来が悪い。
なぜかっていうと、一番キャラの立っている子をフェードアウトさせちゃって、そしたら、残った子は美人ばかりなのに印象がみんな暗くなっちゃってるから。
それに、「書道とは自分に向き合うもの」っていうのはその通りだと思ったから、「みんなで仲良く」なんてのは、逆にちっとも必然性を感じなかった。
でも。
クライマックス、なぜか涙がタラタラ流れちゃって困った。
高校生が集団でエネルギー爆発させてるのを、実にうまく捕らえてる。
クライマックスだけなんて、卑怯な方法だけど、引っかかる自分が悪い。
思わず、クライマックスだけもう一度見てしまった。
やっぱり日本の中高生の部活は、見ていて楽しいなあ。