1.これは面白い。全然宣伝されていないけど、もっと注目されてもいい映画です。
同監督作品の「交渉人」も傑作だったので期待していたのですか、全く裏切られませんでした。
サスペンスとしての面白さを備えながら、テーマも明確です。
司法制度の在り方と、「全ての行動には責任がある」ということ。
2人の主人公がともにこの台詞を言いますが、その後に起こる結果を考えると結構深い。
ジェラルド・バトラーの演技の上手さもさることながら、あの「握手」のシーンは上手い。
ただ、この作品は少々・・というかかなり設定に無理があります。特に終盤。
ラストも納得できない人が多いのかもしれません。
R15+指定だけあってエグい描写もありますが、それが苦手でない面白いサスペンス映画が観たい人におすすめします。いやほんとラストは納得できないと思うけど。