《改行表示》22.見始めて...あ、これ観たな、と。強い印象を残すので忘れることは無いが、もちろん細部は覚えていない。 実話というから凄まじいが、冷静かつ生きる力に感服する。そして、単純でなく色々と起きるな、幻想も。 【simple】さん [地上波(吹替)] 7点(2020-12-19 13:17:49) |
21.コロナによるステイホームで引きこもり生活が続いて過去を思い出す人が増えているらしい。ステイホームで死ぬわけではないが、このままどうなってしまうんだろうという不安感が閉鎖空間では増幅され、これまでの人生を振り返るようになるのかもしれない。また、いずれは経験するであろう余命宣告後の病室での孤独な時間においては必ず過去を振り返り自分の人生についてアレコレ考えるに違いない。ましてや、食料もなく身動きも取れず、ただ数日後の死を待つだけの閉鎖空間での孤独な状況では幻覚等を見てしまうのも当然であろう。本作は確かに映像作品として幻覚等の描写には成功しているようにも思えるが、基本的に主人公というか物語的に進行や動きがなく「内省」が中心なので退屈に感じる人がいるのは理解できるし映像化には不向きな作品ではあるとは思う。また極限状況での「軽い感じ」にも違和感があり、総じて悲壮感が足りないようにも思えた。原作は未読だが、この手の物語は文字による音声なしの独白形式の方が「人生を見つめなおす」という意味で向いているように思える。 |
《改行表示》20.例えば、水の入った透明な箱を用意して、その中に虫を一匹入れて蓋をする。虫はカブトムシでもいいしトンボでもいいし、にっくきGでもいいかもしれない。なんとか水からはい出そうともがく虫。しかしつるつるとすべるアクリル製の壁がそれを許さない。やがて力尽きて絶命する。私自身が実際そういうことをしたことがあるわけではないが、そういう意思を持った何かがどうしようもない状況下でも、生きようと必死でもがいている姿を安全なところから眺めて悦に入る残酷さのようなものが人間には誰にでも備わっているのかもしれない。オチがわかっていても、ストーリーに大きな展開がなくとも飽きずにずっと観ていられるのだから不思議だ。 ときどきこういう映画をやけに観たくなるときがある。そして観終わったあとに「ああ、幸せ」なんて安直な感想をもらす。 【ばかぽん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-01-27 06:23:54) |
《改行表示》19.実話だとしても正直、退屈な映画でした。 結果だけ欲しくて過程は必要ないよね、幻想とか…。 |
18.アイデア勝負の作品と思ったら,実話だったんですね.あのシーンの痛さは草食男子には結構きつかったです. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 6点(2013-09-22 00:07:32) |
17.全然基礎情報なしに見たものだから、本当に痛かったです。痛さ以外もなんだけど伝わるように上手に作ってありました。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-16 23:33:31) |
16.2013.07/30鑑賞。自然の大きさ、美しさが冒頭に、でも乾いた重苦しさがどんどん深まり、思った以上にしんどい作品。実話を元にしたらしいがこんなタフな人間がいるとは信じられない・・。 【ご自由さん】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-07-30 16:59:22) |
15.シャロウグレイブ、トレインスポッティングの香りを随所に漂わせながら、かつスラムドッグミリオネアのめまぐるしいカット割をも感じさせる円熟味のある作品になっている。とにかく非の打ち所がないほどのいわに挟まれる前半部分。画面を分割し、躍動感溢れるスペクタクルを実現している。これほどかっこいい画が撮れるのはダニーボイルだけだろう。後半は回想を交えながら飽きさせないつくり。主人公がどのような人間かを断片的にではあるが浮き上がらせる。その手法も前半での二人の女性を伏線に使ったり、ビデオカメラやプレゼントのナイフなどをたくみに使い、上手い。かなり低予算で作ることができたのではないだろうか、などとも思ってしまう。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-02-14 21:42:17) |
【TAKI】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-09 00:43:16) |
《改行表示》13.前半は 非常に爽快!のひと言。出来ればこういう爽快な(だけの)映画が見たいな。 実話をベースにしているからか、全体を通してシチュエーションやストーリー全体は非常にシンプル。ただしシンプルだけど興味はそそられる。 この実話をベースにもっと話を作ればすごい映画になったかも、とも思う。 【まさ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-03 15:06:33) |
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12.ダニー・ボイルの「イントゥ・ザ・ワイルド」。 ショーン・ペンのそれが外へと向かい開放的だったのに対し、アーロン(ジェームズ・フランコ)の自然との対話は内へと向かう閉塞的なもので、ドキュメンタリーや記録に近く観客にとって経験となりうるであろう映画。 時間が1時間半と短いのは観客がこの状態に長くは耐えられないと想定してかもしれず、フランコがキャスティングされたのも一つには中盤は主人公のアップショット主体となるからかもしれない。 難しい題材を少しでも見やすく、多くの人に見てもらいたいとの配慮が感じられるのだ。 終盤は男性でも見ているのがキツイかもしれないが、彼の生への渇望はふだん何気なく生きている人の背筋を伸ばすようなもので、得るものがあると思う。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2012-12-03 07:00:02) |
【たこちゅう】さん [DVD(吹替)] 5点(2012-11-25 12:49:16) |
10.痛い場面が苦手なのもあるけど、それ以前に映画にするには少し足りないと思った。30分くらい?の尺でナレーションも付く「世界仰天ニュース」や「アンビリバボー」などで見たい内容。映像も最近の映画にしてはそれほどでもないような…。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2012-09-16 09:17:49) |
9.挟まった時点で予想はしてたけど、あのシーンは無理。直視できない。 【ベルガー】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-08-18 20:21:22) |
8.凄まじかったです。大自然の壮大なカット、ハンディカム、ドキュメンタリータッチ、コマーシャリズム……ダニーボイルはあらゆる映像表現を用いて主人公の葛藤を描きだしてゆく。オープニングのシークエンスが完璧にエンディングに繋がるというカタルシスも抜群。劇場を出たとき、自分の吸い込む空気の味が少しだけ変わっていた。こんな経験は年間何度もできるものではない。9点。 【j-hitch】さん [映画館(字幕)] 9点(2012-07-21 03:10:21) (良:2票) |
7.どうも視覚性に拘りすぎて主人公の心理描写や孤独、恐怖、何より迫ってくる死の実感という体感的なモノに欠けていた気がする。個人的にサバイバルモノに重視するのはその辺のリアリティなのでオープン・ウォーターのような作品のほうが好きだ。登場人物が1人なことに加え動けないという難しい部分はあるだろうがだからこそ体感的なモノが欠けているのはただ1時間退屈でその上不快な画面を見させられるということになる。結局1時間のドキュメンタリーのはずのものを無理やり30分引き伸ばしたようなそんな印象に変わってしまった。 【Arufu】さん [DVD(字幕)] 4点(2012-03-24 02:18:21) |
6.あのシチュエーションであれだけみせられるのは本当に凄い!あの場面は直視できない>< 【アキラ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-01-25 15:41:40) |
5.賢いやっちゃなあ。僕やったら、腕を切ろうと思い立っても、血を吹き出させて死んどるわ。 【ケンジ】さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2012-01-24 00:21:03) |
【akila】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-09-05 02:05:34) |
《改行表示》3.シーンもほとんど変わらず、役者も出てこない映画なのに、最初から最後まで飽きさせない映画を作り上げたダニーボイルはさすがである。 途中、ザ・ビーチを彷彿させる、独特の世界観は好みの分かれるところだとは思うが、主人公が少し間が抜けていて、お気楽な性格がシリアスな映画でもそこまで暗くさせず、希望を持ってみることが出来る。 ノンフィクションなので、ほとんどの人は結末を知っているであろうが、十分に楽しめる映画である。 【シネマファン55号】さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-13 15:43:25) (良:1票) |