天城越え(1983)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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天城越え(1983)

[アマギゴエ]
1983年上映時間:99分
平均点:7.09 / 10(Review 33人) (点数分布表示)
ドラマサスペンスラブストーリーミステリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2024-07-18)【イニシャルK】さん
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監督三村晴彦
キャスト田中裕子(女優)大塚ハナ
渡瀬恒彦(男優)田島刑事
伊藤洋一(男優)小野寺建造(中学時代)
平幹二朗(男優)小野寺建造
吉行和子(女優)建造の母
小倉一郎(男優)建造の叔父
柄本明(男優)旅の呉服屋
坂上二郎(男優)旅の菓子屋
佐藤允(男優)江藤署長
石橋蓮司(男優)土屋良作
樹木希林(女優)良作の女房
山谷初男(男優)山田警部補
車だん吉(男優)黒田運転手
中野誠也(男優)県警の広報係長
中真千子(女優)
北林谷栄(女優)茶店の老婆
加藤剛(男優)国立病院の医師
伊藤克信(男優)赤池巡査
阿藤海(男優)
石井トミコ(女優)
河合絃司(男優)
小森英明(男優)
原作松本清張「天城越え」
脚本三村晴彦
加藤泰
音楽菅野光亮
製作野村芳太郎
宮島秀司
松竹
配給松竹
美術横山豊
編集鶴田益一
録音松本隆司(調音)
その他IMAGICA(現像)
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【クチコミ・感想】

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12
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22.連行される場面とラストに映し出されるイメージショットのような田中裕子が、とてつもなく美しく見えます。ここが唯一最大の見せ場かなと。 しかし全体としては、見ていて辛くなるばかり。誰一人として悪意はないのに、誰一人として浮かばれません。そういう物語を作った松本清張が見事なのでしょうが、ジメジメした雰囲気とも相まって、見終わった後もどんよりした気分にさせられます。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2024-11-11 02:33:35)
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21.松本清張原作の映画化作品だが、本作は事件性よりも圧倒的に人間ドラマの色合いのほうが濃く、ノスタルジーを感じさせる内容と仕上がりはやや異色作といった印象を受ける。 妖しいまでに美しいヒロイン、田中裕子の魅力を余すことなく引き出したシーンは一見の価値あり。 逆に主人公の心情描写は少々粗く、短絡さが目立ってしまうが、想像力で十分補完できる範囲内かと。 ラストの絵は、どうにも解せなかった。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 5点(2013-02-26 06:48:25)
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20.原作は読んだことがあり、この映画が公開された時はすでにストーリーは知っていた。しかしそれでもなお、強烈に惹きつけられた映画だった。なかでも田中祐子のなまめかしさと演技は、多くの人が賞賛通りなので敢えて付け加える必要はないと思う。 原作は短編小説であったが、映画は人間の心理の綾を巧みに表現して、大変すばらしい。この映画製作前の大谷直子主演のTVドラマ版は見ていないが、評判は良かったらしい。それもぜひ見てみたいのだが、なかなか巡り会うことができない。 しかし1998年の元旦に放映された田中美佐子主演のTVドラマはDVDでも再鑑賞したので、さらに作品への理解が深まったと思う。「天城越え」は「砂の器」と共に原作を上回る映画だと思う。
ESPERANZAさん [映画館(邦画)] 8点(2012-03-23 06:58:49)
19.「砂の器」でもそうだったが、本作もサスペンス・ミステリーよりは人間ドラマに焦点が置かれた重厚で深みのある作品で、天城峠の美しいロケーションも素晴らしい。しかしなんといっても田中裕子。今まで何本か映画やドラマで見てるけど、こんなにも美しく、妖艶な魅力を放つ彼女を見るのは初めてな気がする。とくに犯行を自供したあと雨の中でびしょ濡れになるシーンはなんともいえない美しさでついウットリしてしまう。はっきり言ってこれなら主人公少年でなくてもこちらも惚れてしまいそうなくらいとにかく美しく、そして切ない。中盤の取り調べのシーンの演技もかなりの熱演で今まで田中裕子に対してこういう激しい演技をするというイメージがあまりなく、どちらかといえば少し病弱そうでおとなしい役が多いイメージが強かったため、かなり驚いた。そんな田中裕子にすっかり魅せられてしまったからか、ラストはやるせない気持ちになった。最初に書いたように重厚で深みのある映画で、映像も美しいのだが、やはり田中裕子の存在がこの映画の質をかなり高めているのは間違いないだろう。じゅうぶんに傑作といえる映画である。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 8点(2009-06-17 20:38:18)(良:2票)
18.ストーリーは清張の名作だから、悪くなりようがありません。ミステリーの形をとりながら、謎解きより緻密な人物描写に力点がおかれてるので、役者は映像化における最重要ポイントでしょう。本作と大谷直子のNHKのTVMと、ついでに田中美佐子が演じたTVドラマも観ていますが、本作の田中裕子はなんか発するオーラが違うんですよね。演技力はよく考えると皆さん(演じた当時で)それほど変わらないと思うし、大谷さんも美佐子さんもそれなりの雰囲気は出してたんですが、本作の手ぬぐいを姉さんかぶりにしてそぼ濡れた田中裕子の、背筋をなぞられるような、色気というのか気だるい魅力というのか、なんとも形容しがたい吸引力にはかないません。取調べの壮絶なシーンも印象的ですが…。少年時代の主役も思春期の少年らしく良かったですね…ってこの時22歳なんですか!いや、撮り方が上手いんだろうなあ、ううむ。トンネルや霧雨など天城峠の日本的な映像美も素晴らしい名作。
あっかっかさん [地上波(邦画)] 8点(2009-04-20 13:21:40)
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17.田中裕子は撮影、公開時、明治大学文学部演劇学科在学中だったということは、周りの学生に対して恥ずかしくなかったのか。人間としてちょっとずれてるのかな。だから、こういう役をできるということでしょうか。売春婦役なんてやって、セックスシーン・お漏らしまでして・・・。 健全な学生生活を送ったものとしては、理解できません。 内容は自分を捨てた田中裕子の演技がすべて。 
孤島の鬼さん [DVD(邦画)] 5点(2007-09-11 07:33:51)
16.菓子屋が見せてくれたオマケ、しょうもねえ~~~。
ケンジさん [DVD(邦画)] 8点(2006-10-02 21:31:55)
15.これはサスペンスというよりは、どちらかというと恋愛映画のような気がする。主演の田中裕子の美しさとエロッテックな雰囲気が怪しく、特に雨の中でびしょ濡れになっている時の田中裕子が怖いほど美しくて驚いた。一人の少年との大人と子供の物語の中で描かれるこの何とも残酷な話に何かやるせなさい気持ちになりました。
青観さん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-24 16:29:52)
14.「はばかりに行かせて!」の壮絶な取り調べシーン、そぼ降る雨の中、頭に被った袈裟を振り落とし集まった野次馬に一瞥を加え、その直後少年に投げ掛ける慈母観音のような笑み・・・。田中裕子という女優のか細い肉体から発せられるエロチシズムが全面的に押し出せた作品は後にも先にもこの映画一本のみ。それだけでも観る価値有りです。しかし・・・、雨に濡れた女性っつうのはマジ魅力的っすね。
放浪紳士チャーリーさん 8点(2004-08-28 12:58:51)(良:1票)
13.いい映画ですね。現在と昔が交互に入れ替わるんですけど、その昔の情景がすごくいいです。トンネルやら雨やら緑やら建物やら、全体の妖しさが物語を支えてます。それにしても、切ない話です。
あろえりーなさん 7点(2004-04-27 22:36:12)
12.田中裕子の妖艶さがすべてだろう。それだけでこの物語が昇華している。その後の話の展開の中で事実が明らかになるに連れて、その妖艶さが際立っていく。彼女の存在感に対して、事件そのものの存在感が薄れてしまっているのがやや残念だが、そういう結末だから仕方ないと言えば仕方ない。
もとやさん 8点(2004-03-09 14:42:23)
11.TV放映で観たのがちょうど映画の中の少年くらいの年齢で、かなり入り込んで見ていました。純粋な少年と娼婦の妖艶さの対比、観てはいけない大人の世界を覗き見た時の切ない気持ちが堪らない。
亜流派 十五郎さん 6点(2003-11-03 09:30:24)
10.エキゾチックな伊豆を舞台とした、純文学の香り漂うサスペンス映画の秀作。14才の少年と大人の女の淡い恋物語でもあり、雨が降りしきる中、二人の別れのシーンはただただ切ない。娼婦役ハナを演じた田中裕子の妖艶溢れる演技が鮮烈な印象を残し、いつまでも脳裡に焼き付く。私的に大きくハマった作品です。
光りやまねこさん 8点(2003-06-28 20:41:36)
9.田中裕子を見る映画です。それにしても、あの少年があの大人になるのは外見的に無理があるのでは?
omutさん 6点(2003-06-17 19:08:43)
8.松本清張の話の中では好きな作品の一つ。田中裕子の方を観たけど、今度は大谷直子の【天城越え】を観て見ようと思っています。どちらもお肌の美しい女優さんだ・・・。
クラリスさん 8点(2003-06-17 13:26:25)
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7.連行されるハナを涙ながらに見つめる少年に、ハナは全てを悟って許し声なき声で「さようなら」と言っている。 山道を裸足で歩くハナの足元といい、スローモーションで繰り返される映像が美しくとても印象強い。 映像と田中裕子が素晴らしいので、サスペンスで話が分かっていても繰り返し見られる。 残念なのはやはり渡瀬恒彦の老人演技に無理があってまずかったこと。
キリコさん 8点(2003-02-06 15:01:36)
6.雨の女、そんな印象を子供の時に観て感じたのですが、最近見直して、改めて田中裕子の素晴らしさを実感した次第です。彼女の底知れぬ演技力は、この映画に遺憾なく発揮されています。妖気というのか、女の艶かしさ、優しさ、残酷さを感じました。決して美人じゃないけれど、美しさをかもし出せる人ですね。ただ、彼女以外の面では不満もあります。渡瀬には無理がある。あれが残念。
ノブさん 7点(2003-02-01 16:04:02)
5. 助監督が長かった三村晴彦の初監督作品。天城隧道など丁寧に撮られるとられているところは評価できる。なんと言っても田中裕子です。あの喜、怒、哀、楽、の表情、輝きに文句なし。8点だ!
偏見マンさん 8点(2002-08-23 13:38:58)
4.渡瀬恒彦が相当無理な演技してる・・・あれじゃ刑事じゃなくてまるで変質者。しゃべりも不自然。内容は日本文学ですねぇ。たいへん難しい。
キャットス桜井さん 4点(2002-03-13 00:34:35)
3.まぁ~俺的には 名作だと思います。 切ない 切なすぎる あぁ~あの少年の切ない心理描写 見事だったなぁ~。
東京JAPさん 8点(2002-03-07 13:34:42)
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【点数情報】

Review人数 33人
平均点数 7.09点
000.00%
100.00%
200.00%
313.03%
413.03%
539.09%
6515.15%
7515.15%
81545.45%
939.09%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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