《改行表示》51.やばいねえ、、デニーロもうしょっぱなから基地の外にいる人じゃない。 タクシードライバーと似てるねえ。トラヴィスとパプキン。でもトラヴィスはなんかカリスマ性があるんだけど、パプキンはなんだろう、ただのアホなヤバいやつに見えてしょうがない。 ストーリーでいうと完全にダークなクライムドラマ、まあジョーカーのインスパイア元って言われてるのだけど、そんなダークな話をタイトル通りに微妙にコメディにしていて、それも笑えるか笑えないかのギリギリの感じにしているのがもう、なんか居心地悪くて凄い。 2時間見ててもハッキリいって全く楽しくはない。もうずっと居心地が悪い笑 身なりも態度も一見常識人のように見える人が、話をしていくとおやっ?なんか変だぞ?なんか話が噛み合わないぞ、という、ちょっとヤバい奴なのかもしれない、という恐怖。もしこういう人が身近にいたとしたらと考えるとすごい怖い。例えば隣人とか、電車で良く会う人とか。 計画性があるのかないのか良くわからない計画が、結果としてトラヴィスなんかよりも大成功してしまう、というオチはこれぞコメディ?皮肉?サーカティズム? タクシードライバーの兄弟みたいな作品かな。面白かった。 【kosuke】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-08-02 23:58:41) |
50.初見。サイコパスなパプキンの言動は煮えくり返った腸が蒸発してしまうキチガ〇丸出しなもので空恐ろしさも感じました。単にノータ〇ンで下劣なマーシャのキ〇ガイなど可愛いもの。全編通して握り拳での耐え難きひとときを送る羽目に。脚本家と監督は何を伝えたかったのか考えてみると再び胸糞悪くなり止めました。デ・ニーロの与えられたキャラを演じ切る芸達者ぶりが裏目に出たというべきか、コメディのコの字も無いホラー作品です。 |
49.80年代初期にこんな傑作があったなんて知りませんでした。全編通して、デ・ニーロの演技が演技に見えない。(笑) 物語が終盤に差し掛かる辺りから、どうなってしまうのか、とにかく目が離せなくなります。最後の展開は見ていて痛快。面白かった! 【たけたん】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-10-07 14:40:59) |
《改行表示》48.かなり荒唐無稽なお話でありながら、主人公が常軌を逸していく過程の描写が極めて丁寧で説得力があるので、きちんと見られてしまうという点には感心しました。誰にでもあるちょっとした心の闇にスポットを当て、観客に「分かる分かる」と思わせながらダイナミックなドラマへと導いていく。この手のイタイ映画を作らせると、スコセッシは世界一だと思います。。。 妄想の世界での対話を繰り返すうちに、その対象と古くからの友人であるかのような錯覚に陥ってしまう。アイドルや歌手のファンには結構ありがちなことではないでしょうか。私の周りには、「俺はゆずの友達だ」と主張する知り合いがいます。また、自分自身の成功を妄想するということは誰でもやっていることであり、高校時代の恩師が現れて「君を見くびっていてすまなかった」と謝る場面などは、特にリアルだと感じました。恥ずかしながら、私自身も似たような妄想を繰り返していた時期がありましたから。自分は社会から正当な評価を受けていないという被害者意識と、自分を見下している人間達にいつか吠え面かかせてやるという復讐心、こうしたものの描写が実によくできているのです。主人公を『ミザリー』のような完全にイっちゃった人とするのではなく、ささやかな欲望や虚栄心、現実逃避癖を持つ小市民としたことで、非常に間口の広い映画になったと思います。。。 『ゴッドファーザーPARTⅡ』 や『レイジング・ブル』の重厚な演技から一転して、コメディの才能も見せつけたデ・ニーロの演技力の高さには心底驚かされました。キャリアで初とも言えるコメディ演技を完璧にやりきっていると同時に、カリスマ俳優が小市民になりきってしまうというカメレオンぶり。ヴィト・コルレオーネを演じた人ですよ。困った奴なんだけど、同時に哀れみも感じさせられる。この引き出しの多さには脱帽するしかありませんでした。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-02-15 15:54:43) |
【akila】さん [DVD(字幕)] 10点(2011-08-27 19:16:57) |
【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-07-30 20:45:16) |
《改行表示》45.コミカルタッチで描いているけど、純粋なコメディー映画ではなく、一応ストーリー映画。 デニーロ扮するコメディアンのキャラが、とにかく最高に面白くて、しかもキレている。 下手なコメディー映画よりも大笑いさせてもらった。ホントにこの役者さんはうまい。 雰囲気はテレビ映画のような感じだが、ラストは実際に起こりそうな顛末で、妙にスカッとした。 久しぶりに後味のいい映画を観たな、ということで、お薦め。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-07-24 17:51:21) |
44.人間の狂気と悲哀を鋭く描き出し、ロバート・デ・ニーロの演技の凄みを感じられる傑作。 【ashigara】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-07-10 01:53:38) |
43.前半、パプキンの勘違い行動にかなりイラっとしました。その時点でデニーロさすがだなぁって感心してたのですが、私の中で、最後はこの勘違い男が憎めなくなってました。それもデニーロが演じているからなのでしょう。怖面白い映画でした。 【カルーア】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-02-20 17:11:59) |
《改行表示》42. 渋谷の有名なレンタルショップで、家族で楽しめる映画No1で20本近くがほとんどレンタルされていました。 小学生の頃に観賞したときは、なんてつまらない映画なんだろうと思いましたが、久々に観賞しても、何故この映画が1位なのか、未だに理解出来ません。 他のサイトでは「タクシードライバー」のブラックコメディ版と紹介していましたが、やはり笑わせようとはしているんですね。 英語が堪能でアメリカンジョークに爆笑できないと完全理解は無理なんでしょうか? 私は一度も笑えるシーンを見つけられませんでしたが、この主人公とグルーピーの二人の行動は大人しくバーテンダーに身を置いている黒人女性よりは、ずっと魅力的な人生を歩んでいるように思えます。 確かにやりすぎかもしれませんが、スターになるには、あれくらいの行動と勇気が必要なんじゃないでしょうか? 観賞した後に監督がスコセッシだと知りました。 「な~んか、アイツっぽいな…」とは思いました。 スコセッシ監督の作品はダラダラしていてドラマの振幅も狭いので私には相性が悪いのです。 そういう生理的に合わない監督って誰にでもいますよね? 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-10-12 18:42:28) |
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41.この映画みたいにどこかのリミッターが外れてしまって、痛い行動に走ってしまっている人は正直見ていられません。もしかして自分も…と考えたときが一番怖いですね。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-10 15:28:06) |
40.前半はやや退屈気味だが、やっぱキれたデニーロにはみいってしまう。ストーカーの女も怖いし。芸能界ってのは恐ろしいところだと思いました。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-03-31 14:02:24) |
39.やっぱりデ・ニーロはこういう変人が一番合っている。タクシードライバーとは作風は少し違うが、違う意味で怖い。パプキンがラストのことまで読んでいたら凄い。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 8点(2007-10-27 00:02:24) |
38.デ・ニーロって奴は「ケープ・フィアー」といい「タクシー・ドライバー」といい後の「ザ・ファン」といい何かに取り付かれたような役を演じさせたら何でこんなに上手いんだろか。軽いストーカー行為なのに普通に怖く見える。常に落ち着いている所も怖いけど誘拐してからのサンドラ・バーンハードが一番怖かったけどね、あの顔つきが(笑)計算されたパプキンの魔術にしっかりとはまってもーたがな。。 |
37.これはタイトルにこそコメディとあるが、けして笑える映画ではないし、むしろ恐い映画である。何しろロバード・デニーロの演技が凄すぎる。どう考えてもパプキンという男は物凄く嫌な奴だし、普通ならこんな嫌な奴に感情移入など出来っこない。それなのにこの物凄く嫌な男に対して共感を覚えてしまうのは、ロバート・デニーロだからこそであって、ロバート・デニーロにしか出せない空気、この映画は自分が憧れを抱き過ぎた為についその憧れの人物になりすますという物語だが、この主人公の気持ちが私には解る。好きな人物に対しての憧れ、そうなってみたい。人間なら誰もが一度はそう思ったことがある筈です。そんな人間の本質というものを描いている所などいかにも人間社会の矛盾さ、やるせなさ、人間の心の中の闇を描かせたら現在のアメリカ映画界においてこの人の右に出る監督はいないのでは思えるマーティン・スコセッシ監督らしさを感じるし、作品自体は特別凄い作品だとは思わないものの夢と狂気の世界を両方描いているこのブラックな世界、マーティン・スコセッシ監督のセンスの良さが見て解る作品です。 【青観】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-01-04 11:45:54) |
【ケンジ】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-06-12 20:47:50) |
35.BSでたまに放送しているハリウッドスターのインタビュー番組で偶然にスコセッシが出演していて、「太陽は好きですか?」と聞かれて「大嫌いだ」と言い、「じゃあ南の島なんかも?」と続くと「気が狂ってしまうよ!」(ヤヤ誇張アリ)。これ聞いてスコセッシが好きになった。しかもこの時スコセッシはスゲーいい顔してた。非生産的な人間は手加減を知らない。ちょっとでも方向を間違ったらヤバイ。このエネルギーがスコセッシ映画では美学になる。抑えの利かない屈折したエネルギーが「タクシードライバー」のトラヴィスを創り出し、「一夜の王」ことパプキンを創り出した。どっちも根底には同じ人間性を抱えてるが、パプキンの狂気はより複雑に表現されている。それは笑いと狂気と恐怖が「一緒くた」にされている感じに近い。いや、この3つはある条件では同義ともいえる。戦争映画はこの条件に一番あてはまるだろう。例は挙げるまでもない。ホラーは笑いという意味ではちょっと薄いがあてはまるものはたくさんある。で、スコセッシはコメディの中にこの3つをあてはめた。結果的に芸能界というヤクザな世界とスコセッシの負の力は怖いぐらいに調和し、デニーロはやっぱり天才だった。それにしても、オスカーに焦がれたスコセッシが大作ばかり作るのも、この「キング・オブ・コメディ」の延長線上にある事なのかもしれない。 【Qfwfq】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-04-14 07:49:41) |
34.ファン心理の怖さとはこれ。そして才能のない人間が、自分には才能があると思い込んで、それが成功をつかむ怖さと皮肉がブラックな笑で描かれてる。愛想のいい笑顔の奥の、どこか狂ってる笑わない眼差しのような怖さを持った秀作。デニーロの、やりすぎ演技もこの作品では成功してると思う。 【ひろみつ】さん 9点(2004-08-19 22:32:14) |
33.悲しいかな10点だけど人にはお薦めできない。 【ゆきむら】さん 10点(2004-08-01 11:03:27) |
32.ここまで自分の夢に執着すれば立派です。しかも叶っちゃうし!ニタニタしたデ・ニーロの表情が脳裏に焼きついて離れそうにありません。ある日突然タモリの代わりに見たこともない新人が司会をしてたら…なんて想像しちゃいました。 【やすたろ】さん 6点(2004-07-05 01:25:26) |