あらすじ |
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小河進(風間トオル)は仕事柄海外を飛び回ることが多く、舞踏家の妻(岡本真実)、和服の仕立てをやっている母・市子(八千草薫)とも疎遠になりがちだった。ある日、進は予定外の帰国をする。とはいえ日本に居られるのは6日間。進は知り合いから市子が引退を考えていると聞かされ、電話をしてみるが電源が切られているようで、繋がらなかった。進は市子の住まいを訪ねるが、市子は画家・宮謙一郎(仲代達矢)の個展を見るために軽井沢へ旅立っていた。 進は市子に会おうと軽井沢に向かった。一方市子は、どうしても見たい絵があり、それが展示されるまで軽井沢に滞在するつもりだった。市子はたまたま立ち寄った喫茶店(岸部一徳)のマスターと懇意になり、地元のペンションを紹介される。ペンションの主人(嶋田久作)も画家を目指したことがあり、食堂には謙一郎の絵が飾られていた。 市子は戦争中、軽井沢に疎開しており、澄みきった水をたたえる竜神池のほとりで謙一郎と出会っていた。市子は謙一郎の絵を見ることができるのか。進は市子と出会えるのか。軽井沢を舞台に、おだやかな人間模様が展開する。 |
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