5.いつものようにクオリティーは高く、観ていてかなり惹き込まれてしまいました。
ただ、映画を観てると、「何が言いたいのか?」と監督の意図を探ったりします。どうしても人間は意味を求めたがるものです。
この映画も、ウディの主張なんてのを考え始めると、「殺人の罪を犯すと報いが来る」とか思い浮かぶことが平凡過ぎて、ホントにそんなことが言いたくて作ったのか疑問を感じます。他の作品ほど人生のアイロニーを感じさせないのも一因です。
「ただ楽しんでもらえばそれでいい、毎年撮ってるから1本くらいはお気に入りに出会うかもね」とウディは言うかもしれませんが。