《改行表示》43.「モックンがこの頃からどれほど変わってないか」「彦摩呂がこの頃からどれほど変わったか」を確認できる一本。その後、彦摩呂の肉体が“シコふんじゃった”的なものに改造されてしまうとは、この頃、誰が想像できたでしょうか。 学生相撲とか社交ダンスとか、一般人にはあまり接点のない(少なくとも当時はなかった)ネタを映画に取り上げる流れの、原点とも言うべき作品ですが、僧侶見習いの修行がテーマなもんで、相撲やダンスと違って動きが乏しく、どうしても地味な印象は受けてしまいます。 ただ、その地味さを逆手にとって、わざと棒読みみたいなセリフのやりとりで独特のリズムを出しており、ちょっと不思議な味わいがあります。 それを差し引いても、登場人物の誰もが、大した進歩なり変化なりを示す訳でもなく、やっぱりちょっと動きが乏しいのですけれども。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-07-19 21:33:00) |
42.バブル時代に話題になっていたような記憶はあるのだが、リアルな坊さんがバラエティーで面白オカシク振舞ったり、BARを経営したり、ロックを歌ったり、多方面で活動している30年後の世界から見ると、もはやお寺も「特別な世界」ではなくなっているし、大衆化され消費されてしまっているので、こういう作品は新鮮味がないというか面白味には欠ける。当時人気のあった鈴木保奈美にはそれなりの存在感はあり、その後ぱっとしなかったのは、結婚相手がよくなかったからだろうか?という雑念が沸き起こるという難点もある。 |
《改行表示》41.娑婆の世界の服装とか店とかクルマとか、いかにもバブル全盛な感じ。懐かしいような気恥ずかしいような気分になります。 しかし作品としてはダメ。とにかく下品で汚らしい。私は宗教にまったく無縁の人間ですが、修行僧や宗教儀式を貶めて笑い飛ばそうという姿勢が気に入らない。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2020-05-08 01:08:21) |
40.まず、みんな坊主頭なので区別がつきにくいのと名前がわかりにくくて、途中までついていくのが少し努力がいる。あと色々詰め込みすぎな感じかな。最後のシーンはちょっと取ってつけたような唐突感あり。 【noji】さん [インターネット(邦画)] 5点(2020-04-01 18:59:17) |
《改行表示》39.もっと期待していた。お坊さんへの修行という設定は期待感を抱かせたのだが、内容は多少退屈。 盛り上がりに欠けるのが問題か。 【simple】さん [地上波(邦画)] 5点(2018-03-15 22:45:33) |
【ProPace】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-08-24 15:09:19) |
《改行表示》37.当時「シコふんじゃった」がロードショーされ、ブレイクしまくっていた周防監督の他作品も見たいということで、レンタルショップで本作ファンシイダンスをレンタルしてきました。当時、友達と小さなブラウン管で鑑賞しましたが、腹がよじれるほど大笑いした楽しい記憶が残っています。 とにかく塩野陽平(本木雅弘)と、その弟である郁生(大沢健)を軸にした人間模様が抜群に面白いのです。修行僧の同期に珍来(田口浩正)、英峻(彦摩呂)、古参に光輝(竹中直人)というダイアモンド布陣で、画面の見栄え、セリフの妙、棒読みのギャグなど、何から何まで面白いのです。 皆さんも同意見だと思いますが、お寺に着いた時の身体検査、ウォークマンのカセット入れ替え事件、キャバクラに乙凸したら・・、ケンタッキーとマドンナ、トイレの取材などなど、最高に大爆笑できるシーンが多かったです。特に竹中絡みのパートが全体的に非常に面白いです。 子供っぽい部分もありますがマンガを読んで楽しめるようなタイプの方でしたら十分に楽しめるライトな感じのお寺モノといった感じです。周防監督の初期作品ですが、彼のハウツー物の中ではダントツの面白さだと思います。 【アラジン2014】さん [ビデオ(邦画)] 7点(2014-07-22 18:20:24) |
36.笑わせポイントがことごとく自己満足的かつ作為的で、笑いとして成り立っていないのです。そもそも主人公が何をしたいのかが定立されていないのも、作品の力を弱めています。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2012-10-02 01:44:42) |
35.fancy danceのタイトル、なるほど。悟ってしまった。 【Balrog】さん [DVD(邦画)] 6点(2012-07-10 15:01:51) |
34.見る前は今見ると滑ってるかもと思っていたのだが、確かに時代を感じる部分は多いものの、軽いコメディー映画としての楽しさは充分にあり、当時まだアイドルのイメージが強かったであろう本木雅弘やこれが映画デビュー作の田口浩正、それに竹中直人が非常にいい味を出していてとても面白かった。田口浩正がトイレで羊羹を食べて食いつぶれるシーン(その食べっぷりがまたすごい。)などは実際に太った体形の住職を知っているからか失礼ながら「あの住職もこんな感じなのかなあ。」と思いつつも笑ってしまった。往年の東宝映画の脇役俳優である和尚役の村上冬樹がすっかりおじいさんになっていたが、彼もまたいい味を出してくれていて良かった。本作は周防正行監督の初の一般向け映画なのだが、葬式に対してお寺での生活を題材にしていたり、宮本信子をチョイ役で起用していたりと、見るからに伊丹十三監督を意識しているのが分かる作風となっているが、これは「マルサの女」と「マルサの女2」のメイキングを演出した周防監督が伊丹監督から受けた影響が大きいからなのではと思う。劇中音楽として使用される「若者たち」のメロディーも妙にマッチしていて印象に残った。(とはいえ、冒頭のロック調に編曲された同曲を主人公がバンドを従えて歌うシーンは少しひいてしまったが。) 【イニシャルK】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-10-01 14:08:26) |
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《改行表示》33.坊さんがダンスする話だと思ってたら違った。正統派(?)坊さんコメディだった。 笑えるところは随所にあり、ノリも良いんだが、大筋のストーリーとテンポが緩く、盛り上がりに欠けたまま終わってしまった印象。なんとも時代を感じる映画です。彦摩呂の別人っぷりにびびる。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-29 16:45:08) |
32.周防監督の他の有名作品には及ばないが、なかなかの秀作。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-10-11 08:55:03) |
31.誤解を恐れず言うと、この失敗があって快作「シコ&シャル」がある。 |
30.前半は坊さんの日常等それなりに興味もって観れましたが、全体的には退屈でした。アヌスには笑いました。 |
《改行表示》29.「シコふんじゃった」を見て、その前の周防作品を見たいと思いつつ、すっかり忘れてて(笑)ようやく見ました。当時、モックンが丸坊主になるっていうんでマスコミが物凄く喰い付いたの思い出しましたよ。公開当時は海のものとも山のものとも思えず見なかったのだけど、本当に面白い。視点が違うというか、着眼点が良いというか、周防監督の映画はどれを見ても不思議と魅了されるものがあります。坊主の修行の話はあたしも知り合いの住職(あたしの恩師)に聞いた事ありましたけど、ピンとこなかったんです。で、この映画を見て納得するものがありました。ははん、アイツが言ってたのはこういう事かと。だから、あたしの場合、ギャグで笑い、ギャグ以外の所でボンさんの行動で笑い、1本の映画で2度笑える映画になってました。 竹中直人、田口浩正というのは本当に面白い伽羅、もとい、キャラです。田口は初の映画という事もあり、演技にぎこちなさがあるけど、お笑いやってるせいか、個性なのか、そのぎこちなさが妙なほど良い味になってましたね。あと、個人的に好きだったのが大槻ケンヂ、当時の筋少でやたらと仏教色の濃い歌詞の歌を歌ってたのに、ここでは宣教師役であたしは思いっきり腹を捩って笑ってしまいました。もう、そこに居るだけで面白いもんね。 本木雅弘の演技は当時のテレビドラマで見たときあまり上手くないと思ってたのだけど、周防監督に会って変わったのかなぁ、凄く良くなってたと思う。残念なのは鈴木保奈美、デビュー作から見てるけど、まだ上手くなってない。その辺が減点の対象になってしまいました。 【奥州亭三景】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-06-02 20:49:17) |
28.軽いコメディタッチの作品が楽しく、笑って観られる作品なのですが・・・こんなお寺が実際あったらイヤだなぁ。ズラ被ってキャバレー(?)行くんだけど相手にされない竹中直人が笑えました。 【ライヒマン】さん [地上波(字幕)] 6点(2005-05-08 20:23:36) |
27.鈴木保奈美かわいかったー。この映画もおもしろかった。(小学生の時の記憶だけど) 【あしたかこ】さん 6点(2004-11-07 09:50:24) |
26.これ、ガイジンにウケたりしないのかな。甲田益也子が美しかった。 【マックロウ】さん 7点(2004-06-15 17:24:44) |
25.監督の発想がいいね、お坊さんを題材にした映画を作るなんて。しかもテンポ良い作品に出来あがってる。この映画でこの監督のファンになった。 【くうふく】さん 7点(2004-06-06 18:09:59) |
24.世間的に知られていない世界の内幕を描く、ハウツーものなんだけど、そのジャンルに収まりきらない高品質のコメディーと思う。なんたって物語のテンポが軽快、人物の何気ないセリフが表情がいちいち笑いのツボを刺激してくれる。個人的に何度も見てしまう名シーンは、お寺に神社のお守り、修行中に彼女に駆け落ちされた男、テレビのインタビューで「アヌスです」、中庭でヘッドスライディング、取り戻したヘッドホンから「追いかけて雪国~」など数え切れないが、最大のヒットは竹中直人にマドンナがフライドチキンを贈る場面。坊主に肉をプレゼントする心理状態を想像するだけでご飯3杯はいけます。ホントに楽しいです。 【次郎丸三郎】さん 9点(2004-05-12 00:09:30) |