24.タバコぷかぷかしながらタイプライターカチャカチャ。。。ないわぁ 【マー君】さん [DVD(吹替)] 5点(2017-03-04 11:15:12) |
23.作曲Jドルリュ-の音楽が素晴らしい。弦楽のみで構成されるオープニングテーマは短いながら非常に印象的、ジュリアのテーマは深い感動を呼ぶテーマ曲で映画の主題曲とエンディング曲となっている。パリのリリアンのワルツ調はヨーロッパの当時の雰囲気を伝えている。70年代ドルリューの中でも屈指の名作と思います。 |
22.「噂の二人」でリリアン・ヘルマンを知り、そのリリアン・ヘルマンとなればこの映画を見ずにはいられなかった。恋愛関係にある男性と女性の友人ジュリアの三人ともなれば「噂の二人」とも共通するし、事実その原作「子どもの時間」も映画の中で執筆され世間に認められるようになる。ここまでは実話に基づく伝記映画かと思っていたら、ジュリアの使いの者が現れると様相は一変、サスペンスタッチの緊迫した映画となったのには驚いた。ユダヤ人のリリアンが反ナチスの活動資金を運ぶシーンとジュリアとの再会シーンはすごく印象に残る。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-07-12 09:33:48) |
21.実話であるのにあまりリアル感が感じられない印象の薄い映画でした。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-29 22:59:49) (良:1票) |
《改行表示》20.最初ふわふわした感じで、途中からミステリーっぽい緊張感が始まったと思ったら、最後はまたふわふわした感じで終わってしまった。 雰囲気はそれなりにあるのと実話(?)だということぐらいが興味深いが、正直言って中途半端な印象を遺した作品。 【simple】さん [地上波(字幕)] 3点(2014-05-18 11:11:56) |
19.あ~… あんまりドキドキしなかったんだよな~ 何故だろうか。でも再会場面は良かった。自由な場ではなく、監視の目を気にしなければならない中だったが、二人の目を見ているだけで胸がいっぱいになった。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-01-19 20:02:20) |
18.タイトルになっているせいもありますが、ジュリア役のヴァネッサ・レッドグレーヴがものすごく印象的であります。思慮深げな瞳と、いつでも絶やさない微笑み。また、長身であり、手がとても大きいので、とても抱擁感があり、まさにこの役にうってつけです。画面に映っている時間は短いですが、主演のジェーン・フォンダが霞んでしまうほどです。映画はスリリングなシーンもあり、とても楽しめました。ただ少し古臭い作りです。30年以上前の映画ですから、古臭くて当たり前と思われそうですが、舞台は戦前です。そこを加味しても、ちょっと古臭いと思いました。映画全体に『ジュリア愛』が溢れています。 【shoukan】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-03-21 23:46:12) |
17.緊迫感が後半から半端ではなかったです、ジェーン・フォンダの涙が自然で受け入れることができました。友人の壮絶な生き方を劇作家が真剣に受け止めているのが胸にしみました。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-03-18 12:00:22) (良:1票) |
16.ナチスもの重厚サスペンスとしても、「女の友情もの」映画としても、これは第一級品の作品だと思います。う~ん・・・、フレッド・ジンネマン監督って、デビュー作「山河遥かなり」からのフィルモグラフィーを観る限り(「地上より永遠に」が特に好き!)ハリウッド商業主義的傾向に背を向けた渋めの題材の作品が多いけれど、殆ど駄作のない名匠ですね。こういう監督ってもう今いなくなったな~。ところでこの映画って、メリル・ストリープのデビュー作なんですね・・・。ジェーン・フォンダの伝記「わが半生」によると、ほんのごく僅かの共演シーンにも関わらず、ジェーンは彼女のたぐいまれな才能を見抜いた由の旨が細かく記されています。60年代から70年代にかけ活躍したジェーンから、80年代以降アメリカ映画界をしょって立つ事になるメリルへの、バトンタッチとしての役割を果たしたターニングポイント映画とも言えるのでは? 【放浪紳士チャーリー】さん [レーザーディスク(字幕)] 8点(2009-05-24 10:41:40) (良:2票) |
《改行表示》15.ジェーン・フォンダとジェイソン・ロバーズの海辺のシーンが美しい。 もう一度じっくり鑑賞したい。 【ご自由さん】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2008-07-27 10:47:42) |
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14.学生のころ以来、観たのは2度目です。その後数限りなく映画を観ましたが、この作品に似たものを思い出せません。映画の中ではほとんど何も説明していないのに、1本の映画として完成しているところがすごいと思います。人間関係も、時代背景も、お話の結末すら、明確に説明するシーンもセリフもないのに、何なんでしょう、この緊張感は。普通なら、ここまで説明不足なら「意味不明な映画」で片付けてしまいそうなものなのに、観終わってもそんな印象は全くありません。計算しつくされてるとしか思えない。カフェでの再会シーンのレッドグレーヴが、とても強い視線で、終始何かを語りかけているような表情を浮かべているところは、彼女の感情や状況を具体的に何も想像できないのに、揺さぶられるような感動を覚えます。 【かねたたき】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2008-02-22 19:52:12) |
13.ちょっと肩の凝る作品のように思えます。ミステリー的な要素もあるのですが、説明が少なく、謎解きとしては楽しめませんでした。テレビじゃなくて、映画館で見るべき映画だったかも... 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-02-21 00:10:28) |
《改行表示》12.私の大好きなジェーン・フォンダの作品の中でも、ダントツ素晴らしいのがこの作品。 かーすけさんの書かれていたように、この年のオスカーは大激戦だったけれど、私としては「コールガール」よりも「帰郷」よりも「ジュリア」のジェーンが一番。本物のリリアン・ヘルマンはかなり気性の激しい人だったようだけど、ジェーンも窓からタイプライターを放り投げたり、嫌味を言う男を平手打ちしたり、笑わせてくれる。そして、大金を運ぶ列車の中でのサスペンス。どの一瞬の演技も気合が入っており、思わずタメ息が・・・。フレッド・ジンネマンの演出も実に手堅い。 【バロン】さん [映画館(字幕)] 10点(2005-11-10 15:31:50) (良:1票) |
《改行表示》11.途中まで、メリルどこで出てるの? これちょっと同性愛系?なんて思っていた私、なんてバカなんでしょう。反ナチ運動家に捧げる女の友情、静かにしかしきっちりとこちらに訴えてくれました、一部は実話なのでしょうね。列車内のシーンはバクバクし続け、カフェの二人には胸が詰まりっぱなし、子供の名前のシーンはジェーンの私生活とダブってやっぱり泣かされました。観終わっても涙がなかなか止まらなかった。レンタルなくて諦めていました、サンTVさん放映ありがとうございます。ジェーンファンの私だけど、この77年オスカーは難しいわ(バンクロフト、マクレーン、メイソン、受賞がアニーのキートンさんやて)、凄い、仕方ない。 【かーすけ】さん 9点(2004-04-03 22:22:54) |
【虎尾】さん 6点(2003-12-13 01:04:33) |
9. フレッド・ジンネマンは70年代に本作と「ジャッカルの日」の僅か2本しか撮らなかったが、2本とも傑出したクオリティだった。女流劇作家リリアン・ヘルマンの回想録が本作の原作だが、全てが史実ではない。ドキュメンタリー・タッチではあってもドキュメントそのものではないのだから映画的アレンジは当然である。殊に列車内でのサスペンスの見事さは娯楽のツボを外さない名匠ジンネマンの面目躍如たるモノがある。ベルリンでのジュリアとの再会も、そこに至るまでのタメが利いているので静かな描写の中にも悲痛なムードが漂い正に圧倒的。「マルタの鷹」等の原作者ダシール・ハメットに扮したジェースン・ロバーズ、ジュリアに扮したヴァネッサ・レッドグレーブが共にオスカーを受賞しているが、彼らの名演技を巧みに引き出したジンネマンの衰えぬ名伯楽ぶりに深く敬意を表し…9点進呈。 【へちょちょ】さん 9点(2003-10-04 03:59:19) |
8.すばらしい。本当にすばらしい。このレビューを書き忘れていたのは本当に不覚でした。バネッサ・レッドグレイブの素晴らしさはもちろんですが、私はジェーン・フォンダがすごくよかったと思う。観た当時、何かいつもと全然違ーう、と思いました。女性の友情を描いたいい脚本てそうそうないから、熱の入り方も違ったのではないでしょうか。いや、でもいかにもな「熱演」ではなく、むしろ淡々としてましたよね。二人が邂逅する場面の、独特の緊張感が忘れられません。実話であり、サスペンスでもあり、しかもこの時代の一側面を的確に切り取っています。問題提起とエンタテイメントと重厚さが入り混じっている点では、最高峰の1つと言えるのではないでしょうか。 【おばちゃん】さん 9点(2003-08-22 22:35:59) (良:1票) |
7.これまた昔見たきりですが、ヒューマンな女性二人の友情を描いて感動的でした。監督のジンネマン、主演のV・レッドグレープ、J・フォンダなど人道的信念を持った人たちの、「伝えたい」という熱意が熱く感じられます。M・ストリープも出てたんですね。あのころならまだ端役でしょうか。 【キリコ】さん 8点(2003-08-12 21:55:08) |
6.力強い女性映画でした。いろいろと考えることが多かったけど、思ったほど印象には残りませんでした。 【omut】さん 6点(2003-08-04 07:18:34) (良:1票) |
5.フレッド・ジンネマンの一貫した人道的立場からの映画作り、その姿勢が随所に感じ取れる。人間の尊厳、政治的な抑圧、そして人間の良心という考えの下に、二人の女性の友情を高らかに歌い上げた、ヒューマニズム溢れる作品ですね。ファシズムと闘い、志半ばで絶命するジュリアは、殉教者として描かれています。私が気になったのは、ヘルマンに扮するフォンダがジュリアを回想するいくつかのシーンにあります。貴族的な家族に反発し、信念を貫いた彼女の生き様を、美化しすぎているきらいがあり、それはとくに、映画に何度か登場する、レッドグレイヴのクローズ・アップが物語っています。さながら、勇気と英雄主義の象徴のようだ。しかしながら、この映画を観た人は、そんな点には何の疑問ももたないと思う。それでいいのかもしれない。映画の出来は非常に優れたものであり、観るものと一体感を持った、普遍的なテーマを好んだジンネマンらしい作品と言えるでしょう。 【ノブ】さん 7点(2003-02-02 15:01:06) |