1.「パビリオン山椒魚」の監督及び脚本なのでかなりの不安しかなかったが、普通に面白い人間ドラマに仕上がっていた。訳の解らないシーンは皆無だったので非常に良かったと思う。
ストーリー自体は大したことないと言えば乱暴だが、夢を追いかける若者とそれを支える彼女との、先の見えない不安やうつろいやすい恋愛を描いた物語。
ほんと駄目な奴なんだけど、夢に向かって一生懸命頑張る姿は少し応援したくなった。
登場人物皆何処にでもいそうなリアルさがあって良かった。脇役ながらも、オダギリジョーがなんか凄いオーラを放っていたと思う。