14.豆みたいなのが出て来た以降は緊張が薄れ退屈でした。乗っ取られるのはその人の心というのに、愛情や気遣い無き者達の世界は怖いです。共産主義云々をテーマとするなら、赤狩りでの多くの人を泣かせた米国も似たようなものでしょう。白けます。 |
《改行表示》13.今の感性でこの映画に点数をつけるのは少々可哀想かな。 ウィキペディアによると、ラストはドン・シーゲルの構想と違ったらしいけど。 80分で終わってくれたのが救いです。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-01-22 00:33:11) |
12.緊張感なし。知ってる人が他人みたいというのは確かに相当怖そうだけど、その違和感がうまく伝わってこない。 【noji】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-07-04 23:11:06) |
11.出だしからミステリアスな展開だったけど温室で「さや」が出てくるあたりから緩んでしまう。主人公も頑張っているので眠ってはダメだと思いながら見てたけど、現実感の薄さと非科学的っぽさがちょっと残念。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-06-23 21:52:47) |
10.古きよきアメリカ感があるし、時代性なのかノンビリしていて恐怖感は殆ど感じられないし、SFとして見るのもキツイかな。本人が勝手に追い詰められているような印象すら受けるので、見てるコッチはオイオイと突っ込みたくなるし。もうちょっと諸々の周囲の変化がないと、街が乗っ取られるというのも無理があるというか。『宇宙戦争』再見直後なので、尚更ギャップを感じやすくなってるのかもだけど。 |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2016-06-19 06:36:06) |
《改行表示》8.近年の派手にサスペンスを煽る手法に慣れちゃってるせいか、(N・キッドマン版も観ちゃったし)、50年代の映画ってどことなくのんびりしてるなあ、という印象。でも、その「のどかさ」が、逆に「何かが変」というもどかしさを際立たせる効果もあったりする。もうひとつ「これは別人だ」という手ごたえのような具体例を描き込んでくれれば、怖さがもっと伝わるのになあとも思う。“眼に温かみがない”と台詞で言うだけではこちらにはピンとこないなあ。 私事ですが、十数年前なんとかセミナーにはまってしまった知人がいて、確かに本人なのだけど言動がまるっきり別人のようで随分当惑したことを思い出した。まさかサヤエンドウに乗っ取られていたわけではあるまいなあ。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-09-08 23:52:23) |
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7.回想形式でのスタートだが、救急病院を示す屋外のファーストショットから流れるような移動で院内の主人公が回想に突入するまでほんの数分、ショット数にしてわずか4というスムーズな語り口があまりに見事である。この4ショットの間に、主人公に関する必要な情報のみ簡潔かつ的確に提示し物語に引き込む手際の良さ。日中はロケーション主体の写実的なタッチ、夜間はノワール的な照明設計(低位置のライティングよる陰影の拡大、闇を強調した夜間撮影など)、ここに階段や丘道による高低差・坑道や地下室の暗い閉塞空間を効果的に織り交ぜ、不気味なムードとサスペンス感を一段と増幅してみせる傑出した技能は低予算作品で培われた職人技といって良いだろう。要所で限定的に用いられるひずんだクロースアップの効果も絶大である。ここには大スターも大掛かりな美術セットも特殊効果もないが、全編が豊かなスペクタクルに満ちている。(モノクロームならではの、夜の路地の妖しい美しさといったらない。)これぞB級の美質。 【ユーカラ】さん [ビデオ(字幕)] 9点(2009-07-29 21:38:27) |
6.この映画はほんとよくリメイクされてますね~。それほど原作がいいんでしょうね~。アメリカ人って好きなんでしょうね~。本能的に、こーゆう侵略のされ方が。とゆうわけで古い方から見てみることにしました。恐怖感やテンポはよかったです。多分、小さい頃に見たら、ドキドキしたでしょう。サヤエンドウ嫌いになるか、はたまた寝るのが嫌になるか。どっちにしろ小さい子には見せないほうがいいか。ただ、サヤエンドウで複製人間が出来るのはわかるんですけど、眠ったらすりかわるってゆーのがよくわかんなかった。さっきまで普通だったのに眠った一瞬でもうのっとられてる主役の恋人。え?複製人間はどーなったの?本物の肉体はどーなったの?精神が入れ替わるって設定じゃなかったよね?サヤエンドウが複製作って、元の肉体から眠ってるうちに記憶とかいただくって設定だったよね?なのに最後の方は、精神が入れ替わるって感じの描き方。すり替わりシーンがないので、そのへんの構造が全然わかりません。そのあたりは最近の映画「インベージョン」のほうがうまい感じに思えました。眠ったら駄目とか、ちゃんと納得できましたし。こっちは、サヤエンドウが近くになきゃ寝れるんじゃないの?とか基本設定が気になりすぎて納得いかね~。それ以外のドラマ部分はよかったので最後まで観れたんやけどね。ちなみにDVDは着色版でしたので、ちょっと肌の質感がキモイ。 【なにわ君】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-11-14 17:08:18) |
5.何が飛び出してくるか解らない、荒れたモノクロ映像が却って恐怖感を倍増させてますよね。発端から一気に畳みかけてくるようなテンポの良さも凄いと思う。 |
4.豆のサヤ状の繭と、そこから生まれ出てくる複製人間、なかなかにグロテスクで映画の古さを感じさせません。「眠っちゃいけない」ってのも身につまされる話で、私などイチコロでスリ替わられてしまうでしょうな。何やら不気味な予兆が続き、フト気づいた時には手遅れ、っていう恐怖もなかなかのもの。ただし、こんな小さな町乗っ取るのに何でわざわざこんな回りくどいことするの?というスケール感の無さは気になるところ。恐怖映画ってやっぱし何がしか明確な「ルール」があって(それが幾ら理不尽なものであっても)、これが、登場人物ひいては観客を束縛し、追い詰める過程が面白いところだと思うのですが、本作はこの点では若干弱いですかね~。エイリアンとの戦いと睡魔との闘いとが、どうも感覚的に繋がらなくて、個人的に、緊迫感に結びつかないんですが。ま、しかし総じて言えば、好きなタイプの映画です。 【鱗歌】さん 7点(2004-07-04 14:46:01) |
3. ジャック・フィニィの原作(「盗まれた街」)からして秀逸。その後、フィリップ・カウフマンとアベル・フェラーラが各々リメイクしているが、矢張りオリジナルであるドン・シーゲル版が演出に畳みかけるパンチ力があり最も優秀だと個人的には思っている。”睡眠”という人間にとって避けられない瞬間を狙って侵略(スナッチ)してくるイヤラシさは或る意味コワイ~!! ラストがチト甘い、という声もあるだろうが、当時の時代背景を思えば一応のハッピー・エンドは言わば”お約束”というヤツ。シーゲル自身も(後の「ダーティハリー」等を思えば)絶対に不本意だったに違いない。よってオリジンに敬意を表し8点。 【へちょちょ】さん 8点(2002-12-27 12:22:05) |
2.主人公の語りから始まるオープニングはいいですね。次第に侵食されていく町に逃げるしか手段のなくなってく主人公にハラハラとされられます。後半で一緒に逃げた彼女が結局スナッチされてしまうのは哀しい。変なさやエンドウとか侵略の規模が小さいこととか突っ込むところはたくさん有りますが、何度みても面白いものは面白い! 【さかQ】さん 8点(2001-10-24 01:46:39) |
1.『ダーティ・ハリー』のドン・シーゲル監督に、後に『ワイルドバンチ』などでバイオレンス映画の巨匠となるサム・ペキンパーがコンビを組んだ傑作SFスリラーです。今は亡き両雄が描きだした、この恐怖感は現代の作品に全くひけを取らないし、それどころか天下一品である。この作品が凡庸なもので終わらなかったのは、脚本の巧さや音楽の使い方、スリリング見せる演出が冴えわたったからであろう。とにかく見ておくべき傑作です。 【チャーリー】さん 10点(2001-08-03 09:11:10) |