《改行表示》9.超低予算であろう脚本勝利の映画。 途中、緊迫した状況で膝のケガ訴える電話が割り込んでくるシーンがあり ランプ光るわ、主人公怒り出すわ、のネガティブテレクラ状態(笑) 途中、なんとなくオチが浮かんでしまったのですが、最後まで退屈することなく見れました。 約90分という時間に収めたのも見事。所々、主人公が無言となり動かないところありますが 見てる方もはぁ~となり同じ気持ちになってるので、嫌にならない。お見事でした。 【masaov】さん [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-24 01:52:25) |
8.斬新で思い切った構成を評価するべきなんでしょうけど、やっぱり90分間神妙な顔をしたおっさんの顔だけを眺め続けさせられるのは正直きついですね…。もちろん役者の演技に問題はないですし、撮影や美術に安っぽさも感じられず終始シリアスな雰囲気は保たれてます。それは主人公がいる部屋以外は全く映さないという選択が作品に余計なものが混ざらないすっきりした統一感を与えているおかげではあります。しかしこういう一人称的構成はやっぱり小説やラジオドラマのような媒体向きで映画は複数視点から展開するのが向いている表現だと思います。90分と短尺なのもその限界を理解しているからこその判断でしょう。同じような題材なら俗っぽく強引さも感じられる内容だとは思いますが、ザ・コール [緊急通報指令室]の方が素直に面白かったかなあと。 |
7.主人公と同じ時間軸で、緊張感を味わえます。見終わったときに、喉の渇きを覚えた。こういう映画に出演することは役者冥利につきるでしょうね。 【代書屋】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-06-05 13:48:47) |
6.室内劇。主人公の巧さがあって、飽きることなく見れる。電話越しの事件と、主人公が抱えている問題とはなんなのかという真相が同時並行で明らかになっていく。 【カワウソの聞耳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2021-11-06 22:16:44) |
《改行表示》5.これはもうアイデアの勝利でしょう。映画というよりラジオドラマを聞いているような感覚に近い。一連の事件をふつうの映画のように撮ったとしたら、おそらくありきたりの、2時間ドラマレベルの話だと思います。しかしそれを、すべて見る側の脳内イメージだけで展開するというのが面白い。またその様子が、脳内でイキイキと再現されるのも面白い。何でもかんでも映像が当たり前の今の時代に、音だけの情報が人間の思考や感情にどんな影響を及ぼすか、自分が実験されているようでした。言い換えるなら、人間のイマジネーションも捨てたもんじゃないなと思わせてくれます。 ただ主人公の個人的な事情については、ちょっと不発だったような。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-08-14 02:43:54) (良:2票) |
《改行表示》4.「カメラを止めるな」もそうだったけど、映画にはまだまだいろんな可能性があるなあということを実感させてくれる映画。 硬質で良質。 サスペンスとして一級品。 |
3.話題になったデンマーク映画。BGMは一切なかったと記憶している。そしてオペレーターである主人公アスガーはあの緊急通報司令室から一歩も出なかった。電話の向こう側が映像として出てくることはない。そこを想像で補ってストーリーを完成させる。これがなかなか面白い。戦慄の一言に主人公と同じように頭抱えたりしちゃってね。デンマークは小さな国ではあるけど、役者のレベルも高かったなー。電話で話す相手は声だけの演技になるわけだが、とてもリアルに伝わってきて見事だなぁと。7.5点。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-03-12 22:01:22) |
2.予備知識もなく期待することもなく観た作品が当たったときは、すでに有名になった作品が評判にたがわず面白かったときなんかよりもお得感が数段大きい。 |
《改行表示》1.緊急電話のオペレーターが通報を受けてから警察やパトカーを手配し、現場に急行させて解決に導くまでを追った緊迫感溢れる物語。 かなり想像力を刺激させられる映画だった。 予備知識をいれずに観た方が絶対に楽しめる。 【ヴレア】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-04-07 23:04:50) |