DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン マットアロー1号発進命令

[ダイコンフィルムバンカエッテキタウルトラマンマットアローイチゴウハッシンメイレイ]
1983年上映時間:26分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
アクションSF特撮ものモンスター映画ショート(短編映画)パロディ
新規登録(2023-06-27)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2023-07-16)【イニシャルK】さん
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監督庵野秀明(総監督)
キャスト庵野秀明(男優)ウルトラマン
脚本岡田斗司夫
音楽冬木透
作詞円谷一「戦え!ウルトラマン」(ペンネーム「東京一」)
作曲すぎやまこういち「戦え!ウルトラマン」
ヨハン・シュトラウス2世「美しく青きドナウ」
主題歌団時朗「戦え!ウルトラマン」
撮影赤井孝美
山賀博之(撮影協力)
特撮赤井孝美(特技監督)
庵野秀明(光学)
美術赤井孝美(怪獣製作)
編集赤井孝美
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1.これ登録されたんですか…  島本和彦の「アオイホノオ」を地で行く(あの漫画にはあるあるしか感じない)同世代のオタクとしては、普通にレビューを書きようがない作品です。 レビューというより当時の思い出話風になりますが…  私が庵野さんと初めて会ったのはナウシカの巨神兵だったかマクロスのモンスターの原画を描きに上京してたときなんですが、その少し前に「愛国戦隊大日本」とペアで撮られた同人作品がこの映画。 当然、当時リアルタイムでDAICONの上映会で観た作品であって、こんなのまともに点をつける事なんかできません。  庵野が大学の課題で提出した「室内で撮られたウルトラマン」を原型に同人映画化したもので、撮影場所は確か鳥取だったと思います。バグジェルの爆発は想定の倍以上でスタッフは相当慌てたそうな。(実際あの火柱はかっこいい) この作品、何がすごいって登場するマットアローや街並みや基地は全てペーパークラフト。つまり紙を切った貼ったで自作したもので、それでこのクオリティなんですから「オタクってすごい…」としかいいようがありません。 その一方で出演者の演技は学芸会レベルのひどいもので、同じ演者でもまだ愛国戦隊大日本のときの方がまともに見えたんですが、これはこちらが内容をシリアスに振った分、素人演技が丸出しになってしまう事の影響でしょう。 (しかし一部日本劇場アニメに観られる声優を使ってないアニメの棒演技を思い起こせば大差ないようにも思えちゃうんですが)  演技をしようと一応がんばってる素人軍団を観ていると、普段当たり前のように観ている役者の演技って実はすごいんだな…と再確認させてくれる映画でもあります。  またこの主題歌の「戦えウルトラマン」は、本来の「帰ってきたウルトラマン」用に作られた主題歌なんですが、内容が暗すぎるという事で「ボツ」になったもの。 実際聞くとこちらの歌の方が断然かっこよくて、「え、これがボツになってあの間抜けな歌が主題歌になったの?」と当時は思ったものです。 またこのDAICON版帰ってきたウルトラマンのおかげでこちらの歌が広く認知されたためボツ主題歌にも関わらず今は普通にカラオケ配信されています。  演出は、当時のオタクとして当然の実相寺昭雄をリスペクトしたアングルとカメラワークなんですが、実際にこれを観た実相寺はこの作品を酷評していて「いや情け容赦ねーな」と思いましたとさ。  と、まったくまとまらずにオタクが知ってる知識を書き散らかすコーナーになってしまいましたが、自分の青春にリアルタイムで直結している作品故、低得点はありえません、とはいえさすがに10はないので笑9にしときます。
あばれて万歳さん [試写会(邦画)] 9点(2023-07-09 13:38:58)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
700.00%
800.00%
9150.00%
1000.00%

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