8.ドント・ルック・アップの元ネタに思えた作品。かの作品のバカ騒ぎが皆無の生真面目な筋立てと昭和26年製の小じっかりした特撮は、無理筋が散見されましたが白ける事無く一気の完走でした。ルドルフ・マテ、ジョージ・パルを始めとする一流スタッフ参加は伊達じゃないと思ったところです。 |
7.題名の割にはスケールちっちゃ~って感じですかね。ほんとに地球に危機が迫ってるって感じがあまりしない上にロケットはやけに作るのはえ~な。おまけにラストは模型かぃ!ストーリーはまあまあよかったけどふとしたことで潰し潰しになってるかなぁと思います。 |
6.宇宙戦争、宇宙水爆戦など、この頃の初期SF映画は結構面白い。今作もロケットのデザイン、その発進方法、また津波に襲われる都市などかなり良い出来で、見ていて楽しい。しかし、やはり見落とすことができないのは、ロケット搭乗員にマイノリティが一人もいないという、当時のアメリカ社会の持つ閉鎖性である。後世の人間が何を言っても仕方のないことかもしれないが、1951年にこのような映画を作ることができたアメリカの豊かさの裏には、そのような当時の社会が厳然と存在していたことを、忘れてはならないと思う。 【Gloria】さん 3点(2004-02-04 05:10:02) |
5. 小学生の時に観たのが最後なんで、当時の印象のままの点数ですが、今観るとしょぼく感じるのかなあ。でもこういう終末物って好きなんだな。 【ロイ・ニアリー】さん 8点(2003-12-12 13:11:13) |
4.1950年代のアメリカSF映画って、どこかに”反共”イデオロギーか”核”の恐怖という一種の「ヒステリー」症例があったりして、今見るとそれはそれで興味深くもある。のだけど、そういった中でこの映画は、ただ単に聖書的終末思想に裏打ちされた大破壊スペクタクルになっていて、逆に新鮮だったりします。地球の最期を描いて、この大らかさはいいなあ。まあ、一方で「宗教映画」としての臭みが拭いきれないんだけどね。 【やましんの巻】さん 6点(2003-05-29 10:25:04) |
3.面白かったです。すごい話ですよね。地球滅亡するから接近する星に移住しようとするノアの箱船話、、、。お二人が言うように最後の絵は、思わず私も、絵じゃん!と叫んでしまいましたが、(笑)それ以上に雪が積もってるのに隣に緑が広がってるのが不思議です。まあとにかく、自らの命を捧げて若者に未来を託した博士に感動しました。 【あろえりーな】さん 7点(2003-04-03 22:52:51) |
2. 大層なタイトルの割にロケットで脱出する人々のみ描写していて、「オイオイ、残されたヒトは一体どーすんの?」的な無責任さに大幅減点!地球に星が接近してきても大した影響もなく、ロケットがすんなり出発できるのもてんでサスペンス不足。そして問題のラスト…何とも安っぽい”絵”が画面いっぱいに広がるのを許せるかどうかで評価は二分されると思われるが、個人的には「拍子抜け」なんて言葉では表現不可能な脱力感に襲われたことを言い添えておきたい。 【へちょちょ】さん 5点(2003-01-23 16:05:18) |
1.子供頃に観て以来、何度も観てきた傑作。その後のSF大作にどれほど影響を与えたことでしょうか。勿論、SFX技術は今のそれと比較にはなりませんが、個性豊かな登場人物、緊迫して行くストーリー展開は流石です。しかしねえ、何度観ても思うんだけど、命がけで着いた星が“絵”って言うのは・・・・・ 【イマジン】さん 8点(2001-10-05 12:24:10) |