《改行表示》32.いさぎよいまでのB級テイストな映画。最近はCG技術が発達してるのでここまで安っぽいB級映画もすっかり見なくなりました。さて、この映画ですが映画見初めてすぐに気がついたのですが、実は私、むかしこいつの原作を読んだ事ありました。「これ、確かこういうオチじゃなかったっけ?」と思ってみてたら結局そういうオチ。映画を観るときに「原作読んだ事ある」とはっきりわかっているならいいんですが、「俺、この原作読んだ事あるかも??」という状況が映画を観るときに一番困る状態だという事を実感した映画であります。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-05 03:12:00) |
31.フィリップ・K・ディック原作の映画化としては4本目の作品となりますが、本作はジェリー・ブラッカイマーお抱えの脚本家スコット・ローゼンバーグが脚色し、それを「逃亡者」のデビッド・トゥーヒーが手直ししたノンストップアクションとして製作されています。「マイノリティ・リポート」に先駆けノンストップアクションという切り口でディック作品を料理したことは新鮮であり、作品の方向性は自体は悪くありません。ただし、完成した映画の出来は残念なものに。ジェリー・ブラッカイマーの映画や007シリーズを見れば分かるのですが、優秀なスタッフさえ揃えれば、監督が誰であってもそれなりのアクション映画は撮れてしまいます。逆に言えば、スタッフを整えることが出来なければ良いアクションを撮ることは出来ません。この点、本作を製作したミラマックス社はアクション映画の経験に乏しく、良いアクションを撮るための現場作りができなかったようです。そのため、アクション映画としてはいまひとつな出来に。この脚本であればもっと面白いものが撮れたはずです。一方、SFとして見ても本作はいまひとつ。SFはいかに予算やテクノロジーを動員しても監督にセンスがなければ良いものは撮れない、逆に言えば低予算であってもセンス次第で良いものを作ることが可能なジャンルなのですが(例:同じくディック原作の「スクリーマーズ」)、この監督はSFを撮る才能に恵まれていませんでした。本作以前のディック作品にはあった陰鬱な空気がまったく表現できていないし、冒頭で提示される壮大な世界観は作品から浮いてしまっていて、本編にまるで絡んできません。本作は本格的にCGを用いて映画を撮れるようになってから最初に製作されたディック作品であり、映像表現の可能性という点では先輩3作よりも恵まれた条件下で製作されているのですが、にも関わらずSFとしては最低の作品に。SF映画においては監督の手腕がいかに重要であるかが図らずも証明されています。俳優のハマリ具合もいまいちで、なぜこの役にゲイリー・シニーズなのかが不思議で仕方ありません。この頃のシニーズは「ミッション・トゥ・マーズ」という駄作にも主演しており、ニコラス刑事のような大作に出演する演技派を目指していたようなのですが、この無残な作品選びではその目的を達成できなかったことも納得です。 【ザ・チャンバラ】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-07-27 21:09:59) |
30.評価できるのはラストの意外さぐらい。まず、それまでのストーリーにまとまりが無さ過ぎる。そして、展開が都合良過ぎる。近未来映画の難しさを実感せずにいられなかった。映画が始まってすぐに本題に入ったのは良かったが、背景も人間関係も描き不足。そして、終始逃走劇であるのに対し、緊張感はほぼゼロ。監督の力量が足りなかったというところ。 そして、邦題の「クローン」はどう見ても強引。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 4点(2007-08-28 22:30:06) |
《改行表示》29.映像のつくりは綺麗だなと思いました。 話は既視感は否めないですがラストに驚いたので この点数です。ドキドキ感とかないけどね。 【とま】さん [地上波(吹替)] 7点(2007-08-05 13:52:53) |
28.ラストシーンだけで5点献上しても良い気がした。 【あるまーぬ】さん [地上波(吹替)] 4点(2007-07-24 13:44:50) |
27.後半がそれなりに楽しめたんですが、少し中弛みするねんな~~マデリーン・ストゥ昔ほどの綺麗さが…ちょっとだれなければな~~設定はかなりイマイチだった割には良い方では… |
26.未来の雰囲気とかいまいちだったけど、最後はまー良かった。 【海夫の夏】さん 5点(2004-11-11 14:51:15) |
25.何故この作品にゲイリー・シニーズが参加したのか理解出来ない。 【ボバン】さん 4点(2004-11-05 23:46:49) |
【ベルガー】さん 7点(2004-11-05 11:43:27) |
23.面白かったです。逃亡シーンはすげぇってほどではないんですけど、最後の二重オチは超ナイス!! 【A.O.D】さん 6点(2004-11-05 10:56:34) |
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22.ある日突然、ゲイリー・シニーズに「俺、実はクローン人間なんだよね」てぶっちゃけられても、妙に納得してしまいそう。 |
21.いやはや、驚きました。痒いところに手の届く脚本でした。 【K】さん 7点(2004-11-04 22:51:34) |
《改行表示》20.手に汗にぎる逃走劇にプラスして「自分の正体は一体何者か?」ということを明らかにしていく基本的でシンプルなプロットは分かりやすく好感が持てる。 最初に捕まった時に「本当のターゲットはオマエだ!」と自らカウントダウンして脅すシーンから推測すると、適当についたウソが実は本当だったというオチだろうと思われる。 そうすると実はターゲットはあの追跡の責任者ということになるが、ターゲットが近くにいるのにラスト付近で妻も爆発しなければ、途中のポケットに潜ませる所でも本人が爆発しないという説明はどうするんだろうか。 あれほど性能の悪い爆弾じゃあ、近づくことすら困難な議長暗殺なんて夢のまた夢だろうね。 |
19.フィリップ・K・ディックの原作らしい秀逸なSFサスペンスが味わい深い映画だった。下手に大作ぶらずにB級的ではあるが、サスペンスフルに徹した雰囲気が非常に緊張感を高めたと思う。ラストにおける怒涛のどんでん返しには大満足だった。 【鉄腕麗人】さん [映画館(字幕)] 7点(2003-12-21 17:33:37) |
18.ゲイリー・シニーズの苦悩の表情で延々綴られた後にあのラスト!観賞後はグッタリします。とは言え、SF大作にありがちな広げるだけ広げて結局何だかわからない~みたいな消化不良な感じが無く、コンパクトにまとまっていて、鑑賞しやすかった。戦っている敵(宇宙人)の姿が出て来ないのも吉。変なかぶりものとか、特種メイクで誤魔化されると悲しくなるもんね。予算の関係とかもあるんでしょうけど、余計な物をバッサリ割愛している分、緊張感は増したと思います。 【たまねぎ君】さん 7点(2003-11-18 10:33:38) |
17.アメリカ映画にしては暗いラスト。アドベンチャーゲームみたいな映画。 【ナルコ】さん 5点(2003-10-24 00:30:44) |
16.「トータル・リコール」はすんなりストーリーを追えた私もこの作品にはなじめませんでした。ってか、ファンの方には申し訳ないのですがゲイリー・シニーズは暗い過去や危険な過去を持ったシブい男をやらせるのがイイのであって、”科学者”はちと違うような気が・・・全裸シーンやらメイクラブな場面も何だかなぁ・・・(笑)きっとハリウッドの大作麻痺病に侵されてるんだろうな、オレ。 |
15.普通におもしろかった。ESAも議長も戦争も全部偽者、という壮大なオチを期待していたので、すっきりしたラスト(でもディックの原作には忠実)にやや拍子抜け。配役もすっきりしすぎて印象残らず。唯一ゲーリー君が連発する必死顔が異色。 |
14.ラストにおける二転三転のヒネりはとても面白かった。全体的にテンポも良く映像もしっかりしていたので緊張感を持って観れた。下手に大作ぶらずにB級的なところが味があって面白さにつながっていると思う。 【スマイル・ペコ】さん 8点(2003-06-07 02:24:26) |
13.根本的におかしい!なんであんなに未来の事なの?CGも結構微妙だったし、でも最後、ゲイリーの奥さんがサイボーグだったのにやっぱりそーゆー結末か。って思ったらあんたもかよ!あれはよそーがつかなかった。 【ボビー】さん 6点(2003-05-21 19:44:42) |