112.乾いた静かな世界に垂れ流される久石譲のウェットで大袈裟な音楽がうるさいのなんのって。わかったようなわからんような評価しかされてませんが、人気があるのは結局男のロマンを描いた作品だからなんでしょうね。女に好かれたまま美しい場所で死にたいという願望を満たす、死の哲学なんて全部嘘っぱちでただ現実逃避を続けているだけの映画です。例えば同じ沖縄を舞台にしたヤクザ映画として崔洋一監督の友よ、静かに瞑れと比較すると、何も社会派の方が偉いとまでは言いませんが子供の遊び程度の内容でしかないのです。さすがに暴力シーンの演出の斬新さではこちらの方が上ですけどね。部分部分の演出で褒めるところがあっても大まかなプロットは普通のヤクザ映画と変わらないので退屈です。この内容なら予告編をリピートしてるだけで十分ですよ。 |
111.久々にあらためて鑑賞、芸術性ですか・・・残念です・・・ 【ProPace】さん [地上波(邦画)] 2点(2019-01-16 21:26:31) |
《改行表示》110.2022年二度目の鑑賞。娯楽性がないので見てて面白いという感じではないが不思議と世界に引き込まれていきました。 1回目の鑑賞では評価低かったんですが、それでもまた見たくなるあたり中毒性がある。 言葉にしようとすると難しい・・・ 【ラスウェル】さん [DVD(邦画)] 7点(2018-04-16 00:57:15) |
《改行表示》109.静かに引き込まれる作品。 暴力的だが、無駄な台詞を削いだ情緒的な映画。 自分的には、アウトレイジのようなエンターテインメント作品の方が、好みかな。 【kontiki】さん [DVD(邦画)] 6点(2017-10-04 00:14:57) |
《改行表示》108.普通じゃないヤクザ映画。その映画技法に関しては詳しい人が書いてくれているだろうから省くけど、まさにたけしにしか作れないヤクザ映画であり、そのオリジナリティがとにかく凄い。 映画はまず組同士の抗争や身内同士の争いを描いていてそこではもう一触即発状態。ピンと緊張の糸が張り詰めて、もう弾ける寸前・・・という所で沖縄の海へ行き、違う方(花火や落とし穴やフリスビーや舞踊)へ爆発させるという展開が意外で面白い。 動と静、生と死、暴力と笑い、その対比が絶妙なバランスで成り立っている傑作。 【ヴレア】さん [DVD(邦画)] 9点(2017-07-12 19:08:40) |
107.たけしの優しい部分があるのに、急にキレて超こわい人に変貌するギャップが良い。内容はあって無いような感じだが、とにかくカッコいい。ただ単に私が北野武のファンだから良く思えるだけかも(笑) 【SUPISUTA】さん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-25 12:54:34) |
106.あまりにも人間らしさが感じられず、淡々とし過ぎ。エレベーターのシーンはとても緊張感があった。 【noji】さん [地上波(邦画)] 4点(2016-09-11 22:17:13) |
《改行表示》105.物語は武映画の中でもそんなに好きじゃないかも。 シンプルに沖縄行きたくなった。ブルーの色彩の広がりが印象的で青のち狂気の赤。そんな感じだった。 久石さんの音楽は絶妙だよなー。 |
《改行表示》104.前半は不穏な空気が漂っていていい感じ。しかし後半、舞台が沖縄に移ってから空気が緩みはじめ、そのまま元に戻りませんでした。 だいたい、人があまりにも簡単に死にすぎます。それも何ら感情のブレもなく、まるで昆虫が駆除されるように。それが北野作品の特徴だと言われればそれまでなんですが、どうも違和感を拭えません。 おそらくこれは、北野監督の「夢(将来の、という意味ではなく、睡眠中に見るやつ)」の世界の話なんだろうなと。こういう夢の話って、本人はおもしろがっていろいろ話すのですが、聞かされる側には荒唐無稽でつまらないんですよね、一般的には。 【眉山】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2016-06-19 17:18:03) |
《改行表示》103.ワケが分からないような作品だが、これがまさに北野武の映画。 間のとり方や色の使い方、セリフや音楽や雰囲気、全てが独特の良さを持っている。押し殺したような感情が物語るように描かれていてなかなか上手い。 ただし、この手のものが嫌いな人には全くダメかもしれない。 【simple】さん [地上波(邦画)] 7点(2016-05-28 23:28:18) |
|
|
101.一言で言うと、美しい沖縄の自然をバックに延々と流されるプライベートフィルム。日本に警察はいないのかという展開。どの役者も無言でカメラ目線というワンパターン。ラストも「何それ」って感じ。 【Q兵衛】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2014-02-04 15:33:35) |
【ホットチョコレート】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-02-02 22:46:58) |
99.ストーリーに特筆するものはありませんが、映像、雰囲気が観終わっても残ってしまう。たけし映画の像はこのへんから出来たのかな。 【min】さん [DVD(邦画)] 7点(2013-06-13 21:58:42) |
98.秀逸な映画でした。殺しあいの馬鹿馬鹿しさを扱った作品の中ではかなり上位だと思います。 【こね】さん [DVD(邦画)] 8点(2012-12-20 23:12:33) |
《改行表示》97.正直、北野監督の作品がなぜこんなに高評価になっているのかわからない。 (私には理解できないだけなんだろうけど) 【まさ】さん [DVD(邦画)] 4点(2012-12-15 12:41:33) |
《改行表示》96."死"をテーマにした内容だが、決して重苦しい雰囲気はなく、 ハードなシーンと対比して、のどかでのんびりしたシーンが妙に可笑しい。 結果的にバランスのいい構成という印象を受ける。 ラストはパターン通りだが、北野監督らしい演出の光る作品だった。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-08-21 14:07:31) |
《改行表示》95.「静かな海」を見た後、これを見て確信。 たけしは天才。漫才は余技。本業は監督。 追記 ある日突然、何の脈絡もなく見たくてしょうがなくなる映画。 不思議な魅力のある映画。これは後年気がついた事。 DVDを借りて見たときには気が付かなかった。 なので、点数を数年ぶりに引き上げます。 更に後日の追記 シナリオは平凡、登場人物の演技は素人、カメラワークはおぼつかない。 にもかかわらず、「どうにもやるせない、陰鬱な気分」という、 演技や道具では表現できない「モノ」がきっちりと表現されている。 そしてそれがこの映画の存在価値。 たけしが映画監督として突き抜けてるのはこういう感性を持っっているからなんだろうと改めて思った。 後日作られた別の映画では格段に撮影監督としての腕は上がってるんだけど、 この映画で表現されているような、キラリと光る独特の個性が、見受けられなくなっていた。 その意味でも、この映画はマジで貴重だと思う。 【ひであき】さん [ビデオ(邦画)] 9点(2011-07-09 20:38:06) |
94.この人の映画は雰囲気があるし、役者としても味がありますね。ヤクザものとかバイオレンスな感じはそれほど得意ではないけれど、沖縄ののどかさの中で響く銃声にゾクゾクしました。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 8点(2010-12-20 14:05:24) |
93.たけしの映画は脚本は二の次だと思う。実際にある風景を切り取り、つなぎ合わせたはずなのにそこにはたけししかできない不思議なまったく別の風景が浮かび上がる。その時間に漂う雰囲気だけでも十二分に楽しめる作品。これだけ、映像でものを語れる監督はやはりいないと思った。 【峠のわが家】さん [映画館(邦画)] 10点(2010-12-17 19:21:57) (良:1票) |