《改行表示》32.面白かったのは最初の決闘シーンまで。そこから先はずっと退屈。映像とか、音楽の使い方とか、きっとゲージツ的なんでしょうが、無粋な私には「だから何よ」という感じ。 要するに、かつては小さな町の圧倒的な番長だったミッキー・ロークが、全国総番を目指した旅立ったものの、挫折して無気力になって帰郷。しかし弟は昔の兄の幻影を追い続け…、というストーリーなわけですが、なぜ挫折したのかを知りたかった。というか、コッポラに竹内力主演の「カオルちゃん最強伝説」を見せてあげたかった(時代的に無理ですが)。カオルちゃんも当初の全国総番の夢は曖昧なまま、岸和田でずっと燻っているわけですが、無気力どころかずっと意気軒昂です。人生、思い詰めてはいけないということですね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-11-16 20:23:42) |
《改行表示》31.特徴的なカメラ演出と独特のテンポや雰囲気もあって面白そうな始まりだったけれども、全体としてはつまらなかったなという印象でした。 おそらくどの登場人物にも感情移入出来なかったからだと思うので、若いころに見たら印象が変わっただろうという作品でしょう。 【さわき】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-06-10 16:26:49) |
30.広い海に出ようが相手が気に入らなけりゃきっと死ぬまで闘うんだろうね。どうしようもない男の退屈なお話は、心地よくない疲労感だけが残る。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-04-22 22:25:21) |
《改行表示》29.以前も何回か観ているが、最初の乱闘シーン以外はあまり覚えていなかった。 公開当時も色使いで話題になった作品。小品というイメージだが、意欲的に作られた映画だと感じる。でも、時々出てくる考えたセリフ以外は単調。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2017-04-15 11:50:51) |
《改行表示》28.コッポラという人は、たぶん映画に対してもの凄い情熱を持っていて、ワンシーンワンシーン思い入れたっぷりに撮って、でも映画全体を見るとイマイチ何が描きたかったのかよくわかんなくって、ある意味、その壊れっぷりが魅力だったりするのかな、と思うのですが。本作でも凝りまくる。モノクロ映像にパートカラー、表情のアップ、ローアングル。画面にはタバコをはじめとして闇雲に煙が漂い、必要があれば(無いけど)雲まで動かして見せる。背景にはさまざまな音楽が流れるばかりではなく、水滴の音などの効果音までもがまるでBGMのように取り込まれている。はたまた、バイクと人間が衝突して吹っ飛ぶシーンとか、マット・ディロンが額から流血して見せるシーンとか、コケオドシ的なトリックも画面を賑わせる。 とか言う凝りようが、本作の場合、雰囲気をよく出しており、しかも多少神経質ながらもコッポラ流の誇大妄想に染まることなくテンポよく進められて、「壊れる前に90分ほどで切り上げて踏みとどまった映画」とでも言いますか。 それにしても、80年代で(いったん)燃え尽きた男、ミッキー・ローク。いいんですけどね~。 【鱗歌】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2017-04-09 20:45:23) (良:1票) |
《改行表示》27.恋や友情を描く青春映画と、どこか郷愁を誘うモノクロって相性がいいと思います。 本作もモノクロの青春映画ですが、そういう郷愁を誘う映画ではありません。 本作のモノクロの世界は、ミッキー・ローク演じる色盲の兄、モーターサイクルボーイの世界。 主役はマット・ディロン演じる弟なのですが、目線の定まらないような演技を見せるミッキー・ロークの存在感が凄い。 唯一、カラーになるのは狭い水槽の中で常に喧嘩をするランブルフィッシュ(闘魚)の姿。 それは小さな狭い町で敵対する不良グループと常に喧嘩している弟たちの姿と重なります。 狭い水槽の中で争ってばかりいる魚を川に放してやろう・・・。そして弟にはこの小さな町を出ろと言う兄。 マット・ディロンと一緒に「アウトサイダー」に続いてコッポラの青春映画に出演となった、 作品の華というべきダイアン・レインの存在もありますが、これは男2人の兄弟愛の映画でもある。 コッポラの青春映画としては「アウトサイダー」の方が好きなのですが、 本作は俳優ミッキー・ロークの出演作としては外すことができない作品だと思います。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-04-08 20:35:36) (良:1票) |
26.いまいち話に乗れなかった。ミッキー・ロークの雰囲気はとても好き、街の雰囲気も日本人が思い描くアメリカの田舎町って感じで良いんだけど……。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 5点(2016-12-12 23:59:25) |
25.何度観たかわかりません。それはこの映画のスタイリッシュな映像が好きなのも有ります。しかしやはりこの主役兄弟の不器用な生き様が大好きです。本人の悩みなど他人にはわかりきらない。ラスティに兄の意思は伝わったのか、彼のその後も気になります。 【movie海馬】さん [映画館(字幕)] 10点(2012-04-15 02:45:31) (良:1票) |
《改行表示》24.なんとも怪しげで、迷宮に入ったかのような映像と展開は、いかにもフランシス・フォード・コッポラ作品らしさが出ている。 アメリカの夜の侘しさと猥雑さも良く出ている。 普通のセンスでは絶対撮れない映画。 【にじばぶ】さん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-19 00:53:00) |
《改行表示》【akila】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-03-10 15:41:54) |
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22.いささか感情移入しずらく、難解でした。モノクロ映像が素晴らしいです。 【ジャッカルの目】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2010-08-27 04:21:34) |
21.結局のところ、この兄弟のどちらの立場でもないと、感情移入すべき相手がいない気がする。 【デフォルトモード】さん [DVD(字幕)] 5点(2009-01-23 19:29:53) |
20.内容がやや難解。手法によって表現したいことは分かったのだが、他がいまいち。ただ、ミッキー・ロークの存在感がすごい。この映画における役割としては完璧。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-09-19 09:13:41) |
【K】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-12-03 18:57:28) |
18.少々難解ですが、かなりスタイリッシュに作られています。このテの物が駄目な人は多いだろうから、オススメ、と言う訳じゃないですが。最後の15分位が全体の評価を決めていると思います。んで、2度見た方が(この映画の場合は)面白く感じると思います。 【こじろう】さん 7点(2004-06-06 11:40:44) |
17.「ワン・フロム・ザ・ハート」で破産したコッポラだったが、「スタイリッシュな映像作家」を目指す意欲は失せてはいなかった。前作の姉妹編「アウトサイダー」とは全くちがう実験的な手法がファンを泣かせる。しかし、余りにもシュールで暗いこの作品を拒絶する人がいてもそれは至極当然だろう。 【nizam】さん 7点(2004-04-26 12:52:12) (笑:1票) |
16.この頃のマット・ディロンの推され具合を見ればなんで伸びなかったのか分からない。 【モチキチ】さん 7点(2004-04-16 23:24:14) |
15.これが青春かぁ…昔は解んないなぁとか思いつつ、気に入りました。ランブルフィッシュ…に秘められた意味は余りありませんでしたが、モロクロの画面構成がよく生ぬるい雰囲気が観てて新鮮でした。 【魚弱】さん 8点(2004-04-01 05:50:17) |
14.白黒の陰影とスチュワート・コープランドの音楽、この2つで作れ上げられた雰囲気が大好きです。ミッキー・ロークがかっこ良いですね。上手く作られた青春映画と思います。 【じふぶき】さん 7点(2004-02-26 11:58:02) (良:1票) |
《改行表示》13.コッポラという人の本質は、意外とこういう映画にあるのでしょうね。映画オタクの学生みたいな青臭さがある人なんです。 映像は綺麗でした。この映画がMTVの若い映像作家などに与えた影響は大きいんじゃないかな?モノクロの早回しで雲がびゅんびゅん飛んでいくイメージとか。この手の映像をその後あちこちで見かけるようになりました。 スチュワート・コープランドのエスニック風の音楽がすごくかっこよかった。 マットディロンのイメージは、「欲望という名の電車」のマーロン・ブランドをほうふつとさせました。 【ウェルテル】さん 7点(2004-02-11 18:56:04) (良:1票) |