7.ギリギリまでセリフを削った脚本と映像のセンスで引っ張っていく作品。なんとも後味の悪いラスト、芸術と労働が交わることがないという悲しさ、佳品だと思うが、後の凄すぎるタルコフスキー作品を知っているだけに、小品として見えてしまうのが残念。 【ブッキングパパ】さん [映画館(字幕)] 6点(2021-11-21 16:38:04) |
【K】さん [DVD(字幕)] 5点(2010-01-08 21:53:56) |
5.少年とトラックの運ちゃんの一日の交流を描く。ポップな映像の中に潜んだ、幸せの価値観。少年はヴァイオリンを習っているが、それまで真面目には取り組んでいなかった。けれど、仲良くなった運ちゃんの前ではすごく自慢げにヴァイオリンを披露する。子どもながら階級とか、奢りとか、そういう感情があるのかな。 【kaneko】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-11-18 20:27:23) |
4.彼の映画は初めて見たんだけどノルタルジックな雰囲気が凄い。幻想的に映像を映す手法は目を見張るものがあるし卒業制作とは思えないほど綺麗な画をしてました。優しい画というのはこういうことを言うんですね。ファンタジーに満ち溢れた、らしいラストも個人的にはなかなか好きな一品。 |
3.音楽教室に通う裕福そうな少年サーシャと、道路整備の運転手セルゲイとの1日の交流が、詩情豊かに描かれており、何とも優しく美しい。特に鏡、水たまりなど、反射を多用した映像美に、うっとりしてしまう。 まるで万華鏡を覗いたような感覚。またサーシャ役の少年の表情の愛くるしさも満載でした。終盤の、サーシャが思い描く夢のシーンは芸術的で、ほんと秀逸でした。 【泳ぐたい焼き】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-11 10:53:45) |
《改行表示》2.タルコフスキー作品の中でも極めてマニアックな作品。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-03 16:27:35) |
1.タルコフスキーの初期短編映画で鑑賞した方はタルコフスキー通かと思われる。人間の心理を映像で表現するあたり、後の傑作を生み出す片鱗が伺える。所々、ユーモアの所もあり、後の作品には見られない明るさがある。 【ゆたKING】さん 6点(2003-02-09 10:27:32) |