《改行表示》95.40年程前に劇場鑑賞しているのですが、ブヨブヨの腹以外はきれいさっぱり忘れています。ジェイク・ラモッタの栄光と挫折が描かれていますが、知性良識のカケラもない下劣でチッチャイ男のつまらない話に監督の独り善がりを感じました。ファイトシーンも皆一緒で作戦戦略何も無しで単にどつきあってるだけで盛り上がらない。デ・ニーロのオスカー受賞理由は腹以外で何かあったのか? プッツン不足のジョー・ペシも歯痒い。 驚く程の期待はずれ作品でした。 |
94.スポーツ選手は概ね20代後半でピークを迎えて30代で引退する。その後は指導者になるか、タレントになるか、水商売やるか。普通の選手だったら会社員もあるだろうが、TOPを極めると普通の会社員はやり難いだろう。それを「転落」と呼ぶのかどうかは議論があるだろうがTOP選手の宿命ではある。よって、本作はそういうありがちな話を映画化しただけで、有名な選手ではあったようだしDV癖があったという事に特徴はあるものの、コレといったドラマもなく全体的には退屈ではある。デニーロが太って役作りした事はそれなりに評価はするが。 |
《改行表示》93.ナントカという、「ゴッドファーザーPart3」のラストでも使われていたクラシックのテーマ曲がいい。熱いストーリーの清涼剤というか、動に対する静というか。 実在のジェイク・ラモッタも、それを演じたロバート・デ・ニーロもすばらしいのですが、おそらく「伝記」をできるだけ忠実の再現したせいか、ドラマとしての盛り上がりは今ひとつな感じ。当人はごく最近までご存命だったらしいので、それも仕方がないか。 しかしこういうデ・ニーロを見ると、やはりスタローンとの対決を見たくなりますよね。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-11-20 01:53:08) |
《改行表示》92.白熱したボクシングの映画、では無くちょっとした狂気にさいなまれる男の話。 自業自得による寂しさ悲しさを上手く表現している。主人公に感情移入はとても出来ないが、この感覚は分からないでもない。 【simple】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-11-02 23:11:00) |
91.人間の匂いのするストーリーだけど煮え切らない映画だったな。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 5点(2019-10-25 03:08:42) |
《改行表示》90.そもそもボクシングは究極のストイックなスポーツだがこれと掛け合わせたデニーロアプローチが恐ろしい。 極限の体重差を造りモノクロームの肉体シルエットが際立てる。 ストーリーは実在ボクサーをモデルにしており少々お地味だがタイトル通り猛牛のような人間のドラマ。 アカデミー男優賞納得のデニーロ×スコセッシの芸術作品。 |
《改行表示》89.自身の多くの作品で偏執的な登場人物を登場させてきたスコセッシと、 体重を増やし、前髪を抜き、偏執的なまでに演じる役になり切ったデ・ニーロ。 同時期にニューヨークで、同じくイタリアの血をひく家系に生まれ育った2人がコンビを組んだのは必然だったのか。 70代に入り近年はすっかり丸くなったデ・ニーロですが、スコセッシと共に見せる、若い頃の尖った演技、表情が作品にもたらす緊張感が凄い。 スコセッシとデ・ニーロのコンビの作品の幾つかでも、血の気の多い役で脇を固めてきたジョー・ペシもまた好演。 美しいモノクロ映像と挿入曲とは裏腹に迫力あるボクシングシーンは今に見ても迫力十分です。 ジェイク・ラモッタという男の栄光と挫折、人生の光と影を演じ切り2度目のオスカー受賞となったデ・ニーロの役者魂が全編にみなぎっています。 【とらや】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-09-17 23:55:40) |
88.ダメ人間を、ダメ人間ということなく描ききったバイオグラフィー。スコセッシの映画大好きさが少々過剰ともいえる演出をさせているが、目線そのものは極めて冷静である。ダメさをとことん描いている。ラストの「now I can see」はもちろんジェイクのことではあるまい。彼が目を開くことは有り得ない。だとしたら誰なのか? 観客だろうか。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-10-19 23:10:53) |
87.ボクシング映画は好きなジャンルです。デ・ニーロもスコセッシも大好きです。予想していたより、はるかに暗い内容なので、面食らってしまったことと、好みの作風でないので評価はこの点数です。デ・ニーロの演技には鬼気迫るものがありました。もっと早くに主演男優賞を取ってもよかったのにと思います。ボクサーは上り詰めることはもちろん難しいですが、引退後もキャリアに恥じぬように立派に生きることはもっと難しいと感じました。 【ジャッカルの目】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-07-24 17:35:58) |
86.話自体がどうにも退屈でした。ジョー・ペシさんはなんか好きです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 4点(2010-11-06 14:51:26) |
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85.デニーロの体が見事 20kgくらい違うかな? 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-07-15 17:27:44) |
84.ボクシング映画はあまり好みではないけど、この作品は何度も観ちゃうんだなあ。スコセッシは実在のラモッタをリアルタイムで観ていただけに、単なる伝記物ではなく彼の栄光と没落を一大叙事詩として再現してくれました。同じブロンクス出身だけに思い入れも深かったのでは。キレるところはキレるけど、ジョー・ペシが他の出演作に比べると冷静な役柄でいい味出しています。ペシとデ・ニーロの掛け合いシーンは、まさに名優同志のシンフォニーという感じで魅了されました。ボクシング・チャンプから芸人になったと言えば、日本ではガッツ石松ということですかね。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-15 23:20:33) |
83.うまくやっていけない奴の話。それを嘲うでもなく聖化するでもなく、等身大で描いて、ほんと、どうしようもないなあ、と嘆かせるだけ。本人を普通のスピードで描き、本人が見た外界をスローモーションで描く部分がある。つまり噛み合ってないのよね。それが嫉妬という形で爆発する。嫉妬する男ってのはだいたい普通の映画の中では喜劇的要素なんだけど、この男の場合それはない。純粋嫉妬というか、それで唯一世間とつながっているの。被害妄想って言ってもいいのかな、まわりの人間が悪いわけでも、社会が悪いわけでもない、ただただこういう男がいる、ってことをネチっこく描き切っていく。弟の家に殴り込みにいくとこなんか圧巻でした。ラスト、妻にも弟にも見捨てられブクブクに太って、その無惨さはたしかに感動的なんだけど、正直、何でこんな男の人生に付き合わなくちゃいけないんだ、って感じもずっと抜けなかった。この監督の映画ではしばしば体験する気分。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-08 11:56:37) |
82.終始、デニーロ兄貴のブチキレ演技が堪能できる映画です。体重変化もスゴイ。ジョー・ペシのブチキレっぷりも負けてない。ただ内容は薄く、ストーリーは退屈気味。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-11-13 14:07:36) |
81.ロバート・デ・ニーロについてはもう言う必要がないくらい凄い。ボクサーのサクセスストーリーを描いた作品と違って、栄光と挫折。光と闇を描いたものなので万人に好かれるようなものではない。エゴと嫉妬の固まりのような主人公には、まったく感情移入できないどころか、嫌悪感さえ感じてしまう。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-23 22:38:22) |
80.デニーロの黄金期(70~80年代初め)の作品は外れがないです。 【TVC15】さん [DVD(字幕)] 10点(2008-02-25 10:57:49) |
《改行表示》79.スコセッシの放った佳作。 ずば抜けて面白いわけではないけど、観て損をした感じはない。 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 6点(2007-10-12 00:29:33) |
78.日常の退廃した会話と細切れのボクシングシーンが延々と交互に映されるだけで、内容的な面白みはあまりありません。デニーロについても、体型変化のインパクトだけでオスカー獲っちゃったような感じ(これよりも優れた演技はほかでいくらでもしている)。むしろ、ジョー・ペシの堅実な存在感の方が印象的だった。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-02-09 02:22:23) |
77.ジョー・ペシがいい味出してました。また、よく耳にするデニーロの役者魂、これまたぶったまげました。ポッコリお腹は忘れません。観ていて、どこか、ほのかに悲しい気持ちを抱いてしまいます。そんなとこもグッドな作品です。 【アンリ】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-01-18 04:07:09) |
76.この映画でデ・ニーロがオスカー取ったと知って、納得だな、と。役者にとって体系維持は医薬者人生に関わるぐらい重要なことなんだけどそれを捨ててまで演じた彼は凄いです。ジョー・ペシと微妙に顔が似てるところがツボですが、ジェイクが捕まる原因となった少女は14歳に見えません(笑) |