《改行表示》32.ひたすら続く、抗争また抗争。暴力の嵐。 さすがにちょっと、やり過ぎか、と思えるほどで、これまでの作品以上に荒削り(カメラがブレ過ぎて何が何やら)なシーンも目立ったりするのですが、とにかくパワフルな作品に仕上がってます。 逮捕され蚊帳の外に置かれた菅原文太を余所に、事態はどこまでも暴走、醜悪と言ってもよいような展開となった挙げ句、映画は諦念のようなものを漂わせながら、静かに幕を閉じて。 これでシリーズ最終作ではない、だなんて。信じられんよ。 【鱗歌】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-12-06 23:04:42) |
《改行表示》31.今回はいよいよ警察が絡んで来て、そこに流れる空気、相変わらず出てくる俳優陣の豪華な顔触れには毎度ながら感心させられる。盛り上がりに関しては前作が最高で、やや落ちる。ただヤクザ社会に於ける厳しさ、仁義なき戦いの名の通りの作品として、また広島のイメージ=ヤクザの街が見た人誰もが感じずにはいられなくなる作品 もう、このシリーズを見てしまうと他のヤクザ映画では物足りない。見る気が失せるぐらいとにかく凄い面子、迫力に圧倒させられます。 【青観】さん [DVD(邦画)] 7点(2019-01-19 18:13:01) |
《改行表示》30.ドン底からの暴力による抗いを描きつけるシリーズ第4弾。 東京五輪を間近に控え、時代が生んだアウトローたちの一寸のカタルシスは、権力と時代の激流により徐々に確実に淘汰されていく。 暴力のカリスマ二人が、極寒の留置所で諦観じみた掛け合いをする様が哀愁に満ち溢れる。 菅原文太、そして小林旭、稀代の映画スターの存在そのものが、今作における圧倒的娯楽である。 いつの時代であれ、暴力団という存在を肯定するつもりは一切ないけれど、敗戦に伴う喪失と屈辱、国全体の貧困と飢えが、彼らを暴力に駆り立てたこともまた事実だろう。 言うなれば、この稀代の暴力映画シリーズの根底にあるものは、この国の覆い隠された生身の姿なのだろうと思う。 だからこそ、ひたすらに繰り広げられるバイオレンス描写と愚かしいヤクザ世界の人間模様に、一抹の滑稽さと多大な娯楽性と共に、どこか拭い去れない侘しさを感じてしまうのだ。 クエンティン・タランティーノをはじめ、世界の映画ファンからも愛される日本のヤクザ映画だが、日本人にとってのヤクザ映画には、時代を越えた特別な感慨がじっとりと染み付いている。 それは、ヤクザ稼業の人種に関わらず、この国のすべての人達がかつて味わった「侘しさ」を思い起こすからだろう。 この「仁義なき戦い」シリーズをはじめ、この国のヤクザ映画が老若男女に愛された理由は、そういうところにあるのではないかと思える。 【鉄腕麗人】さん [インターネット(邦画)] 8点(2017-04-22 20:30:32) |
《改行表示》29.本作の主役は小林旭でしょう。神戸ヤクザにタンカを切るシーンもいいが、請求書の束に悶絶したり、エンストしたクルマを必死に押したりするシーンもいい。いかにもインテリヤクザ風でありながら、常にカッコいいわけではないというギャップがたまりません。そして秀逸は、やっぱりラスト。いかにも寒そうな刑務所のベンチで、「昌ちゃん」とお揃いの寒そうな雪駄を履き、淡々と語る姿にシビれます。まったく場違いではありますが、この場面には松任谷由実の「ノーサイド」がよく似合う気がします。 【眉山】さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-01-25 12:05:07) |
《改行表示》28.1、2作をすでに見ているせいで、初見の時の衝撃が今回はまったくない。 だいたい想定通りの内容とストーリー。あまりにも有名な映画であるがために、一度も見ていなくても音楽も内容も雰囲気も本やテレビなどでいつの間にか頭に入ってしまっている悲しさ。 その結果、まぁこんなものか、という感想になってしまう虚しさ。 |
27.過去作と比べるとだいぶ落ちるかなと思います。代理戦争ほどの盛り上がりもないまま若手がドタバタ動きまわっては上をカッカさせるだけに見えて、途中で飽きてしまいました。それでも最後まで見ることができたのは役者陣の演技力のお陰です。まったく素晴らしい俳優ばかり集まったものですね。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2013-10-02 22:36:43) |
26.2013.03/22 鑑賞。小林旭の貫禄には恐れ入る。シリーズ物としても質が落ちず佳作。 【ご自由さん】さん [DVD(邦画)] 8点(2013-04-24 23:47:15) |
《改行表示》25.シリーズ中、盛り上がり最高潮クライマックスである。 其々のキャラが引き立って俳優陣が輝かしく見える。 ゾンビ松方も健在! 【円軌道の幅】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-10-06 23:44:00) |
【すたーちゃいるど】さん [DVD(邦画)] 6点(2010-02-03 17:53:52) |
23.原作を読めば分かるように、事実上の最終作がこの『頂上作戦』。本作では早々と逮捕されてフェードアウトしてしまう広能に代わり、武田がどんどんストーリーを引っ張っていくので、シリーズ全体で見ると『広島死闘篇』に次ぐ異色作のようにも見えます。しかし、だからといってクオリティが落ちるかというと全くそんなことはなく、広島と神戸の幹部勢揃いのシーン(「広島極道は芋かもしれんが…」のトコ)からラストまで一気に見せ切ってしまう。特に、最近仕事で上司から泥かぶせられてばかりの人は、きっと最後の広能&武田の再会シーンに心から共感できるはず! 【とかげ12号】さん [DVD(邦画)] 9点(2009-09-08 21:29:34) |
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《改行表示》22.一度死んだはずの松方弘樹が何食わぬ顔で復活。 そして、菅原文太のオヤジだったはずの梅宮辰夫がいつの間にやら文太の兄弟分に。 ストーリーとは直接関係ないものの、この役者の再利用がどうも作品自体のリアリティを落としている気がする。 【にじばぶ】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-04-05 16:53:01) |
21.シリーズの中では、第1作を除けばこれが1番好き。 【Yoshi】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-16 01:56:55) |
【ジダン】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2007-11-06 17:48:44) |
【Dr.Tea】さん [DVD(邦画)] 8点(2007-08-12 01:13:08) |
18.普通におもしろいことは認めるが、続き物特有のパワー不足はいかんともしがたい。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-10-10 13:35:56) |
17.やはり小林旭かっこいい。打本は相変わらずうざい。それにしても松方弘樹は完全に目がイッててすごかった。 【十人】さん [DVD(邦画)] 7点(2006-09-08 10:08:07) |
【MEL】さん [DVD(吹替)] 6点(2006-03-18 04:13:36) |
15.第4作。まだ完結篇あるけど、話としてはこれでかなりまとまってる。まだ何かあるのか完結篇が楽しみ。今回は始まりからずっと戦争してて面白い。結果みんな捕まってるけど山守親分最高。かなり面白いっす。 【バカ王子】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-10-13 21:06:36) |
【モチキチ】さん 8点(2005-02-08 03:13:04) |
13.最期の刑務所での会話を何度観たことか・・・旭のファンになった作品です。 【蘭丸】さん 8点(2005-01-03 08:53:11) |