座頭市と用心棒のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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座頭市と用心棒

[ザトウイチトヨウジンボウ]
1970年上映時間:116分
平均点:5.70 / 10(Review 27人) (点数分布表示)
公開開始日(1970-01-15)
アクション時代劇シリーズもの小説の映画化
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タイトル情報更新(2023-07-26)【イニシャルK】さん
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監督岡本喜八
キャスト勝新太郎(男優)座頭市
三船敏郎(男優)佐々大作
若尾文子(女優)梅乃
滝沢修〔男優〕(男優)烏帽子屋弥助
米倉斉加年(男優)小仏の政五郎
岸田森(男優)九頭竜・跡部九内
嵐寛寿郎(男優)兵六爺さん
神山繁(男優)脇屋陣三郎
細川俊之(男優)後藤三右衛門
寺田農(男優)ちんぴら余吾
砂塚秀夫(男優)偽按摩桑原湧之助
草野大悟(男優)馬瀬の藤三
常田富士男(男優)鍛冶屋留吉
木村元(男優)烏帽子屋番頭惣七
田中浩(男優)小仏一家の権
木村博人(男優)小仏一家の松
五味龍太郎(男優)小仏一家の常
浜田雄史(男優)烏帽子屋の若い衆
越川一(男優)
黒木現(男優)小仏一家のA
新関順司郎(男優)小仏一家のB
熱田洋子(女優)梅の家小女
原作子母沢寛
脚本岡本喜八
吉田哲郎
音楽伊福部昭
撮影宮川一夫
製作勝新太郎
西岡弘善
真田正典(製作主任)
配給大映
美術西岡善信
編集谷口登司夫
録音林土太郎
照明中岡源権
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【クチコミ・感想】

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20.さすが、2大スターが登場するシーンでは画面が引き締まります。これを「華」と呼ぶのか「オーラ」と呼ぶのかわかりませんが、見る者の第六感に働きかけてくるものがあります。その正体を科学的に解明できたとしたら、エンタメ界は激変することでしょう。 ただこの2人だけではなく、まったく頼りない米倉斉加年とか、意外に早く退場する草野大悟とか、なんとなく不気味な常田富士男とか、後々にも活躍する役者の若かりし頃を見れて楽しめました。 そして何より、岸田森がいい。こんなに殺気立ったイケメンだったのかと初めて気づきました。惜しむらくは、もっと憎々しい悪役として活躍してほしかったかなと。 ストーリーとしては、まあこんなもんでしょうという感じ。 それにしても、「座頭市」の舞台になる集落は常に無法地帯で殺伐としていて、善人ほど早々に消え、ロクでもない奴しか残りません。もちろんドラマの設定とは知りつつも、絶対住みたくないですね。
眉山さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-07-14 02:14:41)
19.何はともあれ若尾文子様が無事で良かった。無事じゃなきゃ、もっと点下げるとこやった。
ケンジさん [DVD(邦画)] 5点(2014-06-17 22:02:10)
18.確かに色んな部分で問題点、不満もある。しかし、それよりも日本映画史上に残ること間違いない二人の時代劇スターである「座頭市」と「用心棒」を一つの映画の中で戦わせてしまおうなんて発想が凄い。それも全ては勝新太郎と三船敏郎という今は亡き昭和を代表する映画スターの二人だからこそ可能なのである。岡本喜八監督が全ての映画ファン、それも邦画ファンへに向けてのプレゼントであると思えば多少の無理難題や欠点も大目に見てやろうではないか!と私は思う。それに黒澤明監督への岡本喜八監督からの尊敬のようなものも感じられる。そういったものを全て受け入れて見たい。そう思うことでこの映画に対する評価は違ってくると私は思う。何度も言うように勝新太郎と三船敏郎の存在感、この二人が同じ映画の中で対決するなんて発想は普通では思いつかないし、例え、思いついても普通は気を使い過ぎて撮ろうなんて考えないであろうものだが、それを一つの映画として、二人の俳優は勿論のこと、脇を固める俳優全てに対してもきちんとした役を与え、疎かに描こうとせずに見せてくれる岡本喜八監督の素晴らしさ、欠点が全く無いかと言うと嘘になるだろうし、それでもやはりこんな素晴らしい企画を実現させて見せてくれた岡本喜八監督に一言「ありがとう」と言いたい。勝新太郎と三船敏郎の二人を見て、改めて現在の日本映画のスター不足と時代劇としての凄みの無さを思い知らされることになる。日本は本当に惜しい俳優を二人も失ってしまったものです。
青観さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-04-03 23:09:06)
17.勝新太郎と三船敏郎。この2大スターのキャラを活かしているとも言えるし、活かしていないとも言える。それぞれの個性は良く出ていた。でも、お互いを傷つけないように遠慮しあっている印象。終始コメディ調で進むことも悪くはないが、例えば三船&仲代がいくつかの作品で演じたような、ヒリヒリする緊張感を漲らせた方が良かったのではと、観終わった後には思う。ジャイアント馬場とアントニオ猪木がタッグマッチで戦って、外国人選手がフォールされたって感じです。
アンドレ・タカシさん [地上波(邦画)] 5点(2010-03-18 00:18:45)
16.シリーズの中の一本ではあるが、独立した一本の映画として見なければいけないし、じゅうぶんにそれができる作品である。初めて「座頭市」を撮る岡本喜八だからこそ出来たのかもしれない。岡本監督の時代劇は西部劇の洗礼を受けている。というか着物と刀の西部劇だ。だから勝と三船の二大スターが共存できるのだ。二人のキャラクターが立つほどに映画が面白くなる。市の達観しているようで恐ろしく俗気があるキャラを、用心棒の豪傑でありながら茶目っ気のある泣き上戸というキャラをコメディタッチで見せながらもストーリーはシリアスというギャップがいい。もちろんアクションもしっかり見せてくれるし何よりも二人をちゃんと対決させている。見事なまでのエンターテイメントだ。
R&Aさん [映画館(邦画)] 7点(2009-09-03 13:58:51)
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15.勝新と三船夢の共演といえど、あまり評判のよろしくない本作ですが、それほど悪くなかったです。 ただ、勝プロがこの企画の監督を岡本喜八にしたということは、もっと自由に痛快でバカバカしい娯楽大作を作ってほしかったんじゃないかな、と思いました。 喜八監督らしさはもちろんあり、いい感じの軽さは出てるんですが、崩し方が中途半端で、余計に2人のキャラクターと世界観に違和感を感じてしまった。 主演二人が強烈なのに、更に多数の登場人物を出して入り組んだ話にしたせいで、ちょっ内容としてはかったるくなってしまっていました。 それでも、かなり陰惨なクライマックスには固唾を呑まされてしまった。 期待していたものと違う、という点が大きく低評価に響いている気がするので、座頭市とか用心棒とかの先入観を抜きにすれば、全然悪い作品ではないと思いますよ。
すべからさん [DVD(字幕)] 7点(2009-05-29 23:01:00)(良:2票)
14.三十郎ファンはがっかりしてしまう内容。座頭市もシリーズのほかのものは好きなものが多いのだが、これは期待が大きかったのもあってか満足とはいえなかった。
HKさん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-09 21:48:04)
13.勝新・三船というだけで10点あげてもいいんじゃないかな?とも思ったが、まぁ、映画ってのは、つくづく足算じゃないなぁ。しかし、やはり圧倒的な豪華さは確かなので、楽しめた。しかしもう少しドスの利いた質感で見せて欲しかったという気も。
aksweetさん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-12 00:54:00)
12.第20作。「座頭市と用心棒」このタイトルだけで夢のような映画で、実現してるだけでも凄い。勝新太郎・三船敏郎・若尾文子、大映と東宝の競演、少なくとも見てる間は退屈しません。各スターの見せ場を作りつつメンツも立てる、ストーリーの印象が薄いというありがちな感じになるのも仕方ないかも。
バカ王子さん [DVD(字幕)] 7点(2005-10-29 21:02:57)
11.マジンガーZ対ゲッターロボ、ゴジラVSモスラなど、この手の夢の対決って大体面白くない。やっぱり夢のままであり続けるべきなんでしょう。用心棒=三十郎ではなく、三十郎によく似た別の用心棒という事で無理矢理納得しておけばギリギリ有りでしょうか。 としても三十郎ファンとしてはやっぱり納得できないか。
亜流派 十五郎さん 4点(2005-02-19 18:49:12)
10.「座頭市喧嘩太鼓」より2年ぶりに制作された、第20作目となる本作。三船敏郎演ずる用心棒を迎えた企画で、興行的にはそれなりに成功を収めたようです。1966年以降の本シリーズは、殺陣に進歩が見られなくなり、座頭市というキャラクターを神聖化しようとするあまり、話が嘘くさくなってゆきます。さらに本作では、勝の体の動きの鈍さが目立ち、NGと思えるようなシーンでさへ平気で使われています。用心棒をからめたエピソードでは、キャラをたてようとするあまり、墓穴を掘っているようです。もっと軽い扱いでもよかったのではないかと思いました。
DONGYAOSさん 3点(2005-01-06 11:37:50)
9.勝新、三船の両者はもちろん印象に残ったんだけど、個人的には、岸田森が一番強烈な印象だったなぁ。いい意味でじゃないけど。
夏目さん 5点(2004-11-23 18:35:51)
8.用心棒の三船の魅力がオリジナルのと比べて激減してしまいましたね。
アルテマ温泉さん 5点(2004-09-23 22:39:57)
7.勝新、三船、若尾文子、岸田森の豪華オールスター夢の競演は充分楽しめました。勝新と三船のツーショットは流石、かなり締まっていた。岸田の登場シーンもかっこよかった。ストーリーはその4本柱のお膳立てで、その上に微妙絶妙な事情で盛り付けられたフグ、サメ、タイ、カニミソ丼で腹いっぱいになりました。他所では孤高の食材「フカヒレ」として持てはやされてきたサメは盛り合わせには不向きのようで、タイとくっつき合って生臭さが出てしまっていたが、盲目のフグのしびれで中和されて微妙なうまみに変わっていた。カニミソは意外と量が少なくてあっさりと食べきったが、今となっては幻の味、ありがたみはあった。・・・分かりづらいか。
Berettaさん 6点(2004-09-21 02:06:14)
6.用心棒のキャラが全く違っちゃってる。どうせ三船を出すならオリジナルの役にして欲しかった。(それじゃ話題になんないだろうど・・・)
ボーリックさん 4点(2003-12-17 23:52:46)
5.「座頭市」は勝さんのものだと思うけど、「用心棒」は三船敏郎だけのものじゃなく、黒澤監督だからこそ面白い。この映画に出てくるのは偽者だよ。「座頭市と子連れ狼」とか「丹下左膳と用心棒」とか観たい
紅蓮天国さん 5点(2003-11-21 15:31:29)
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4.かなり座頭市重視に作られてますね。 座頭市=良い者 用心棒=悪者 みたいになってしまってるんでちょっと残念。 用心棒のファンが可哀想な気がする。せっかく2大スターの共演なんだし、 もうちょっと考えて作ってほしかったかなあ。 座頭市が階段から落ちそうになるシーンでは大爆笑しました(笑)
金髪の按摩さん 5点(2003-10-21 14:58:59)
3.黒澤映画以外の三船さんは全く精彩がない。だから勝新さんも精彩がない。2度目観るには、根性がいるな~。
すぎささん 4点(2003-06-17 00:32:08)
2.キワモノ映画みたいに言われるけど、やはり勝対三船の対決は迫力ありました。引き分けっぽい最後も仕方ないでしょう。東宝対大映という頂上決戦でもあったわけです。ゴジラ対ガメラの代理戦争みたいなもので。三船が少しぐうたらしてましたが、これは大映製作だったことによりましょう。
FOXさん 6点(2003-02-09 22:23:25)
1.「座頭市」の監督が撮ったんだからしょうがないんだけど、かなり座頭市寄りに体重がかかってる。「座頭市」見た事ないんで。用心棒の活躍が見たかったのにこんなの三十郎じゃねえ!(三十郎だとは一言も言ってないけど)黒澤明の三十郎は、弱きを助けるボランティア精神で人を斬りまくってたのが、この映画では完全に私利私欲のために凶行を働く。酒を飲んで女の事で泣くのもダメ(ちょっとカワイイと思わんでもないけど)。何か「ハンニバル」でのレクター博士に失望したのと似た感覚があった。話的には、黒澤の三十郎シリーズにある「笑い」という要素がほとんどないので、ちょっと10代が時代劇を見るには辛い。
C-14219さん 5点(2002-11-13 01:10:31)
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【点数情報】

Review人数 27人
平均点数 5.70点
000.00%
100.00%
200.00%
313.70%
4518.52%
5829.63%
6414.81%
7518.52%
8414.81%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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