巴里の屋根の下のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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巴里の屋根の下

[パリノヤネノシタ]
Sous Les Toits De Paris
ビデオタイトル : 巴里の屋根の下
1930年上映時間:75分
平均点:7.15 / 10(Review 13人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリー
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-06-04)【ESPERANZA】さん
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監督ルネ・クレール
キャストアルベール・プレジャン(男優)
ガストン・モド(男優)
ポーラ・イルリ(女優)
脚本ルネ・クレール
音楽アルマン・ベルナール
撮影ジョルジュ・ペリナール
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【クチコミ・感想】

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11.パリのアパルトマンが、登場人物の背景に遠く映し出されたり、上下に(どうやって撮影したのか)移動しながら映し出されたり。特にラストのカメラを引きながらの街並みの様子が、印象的です。 半分はトーキー、半分はサイレント風(セリフ無しで音楽のみ)、という構成がちょっとコミカルですが、サイレント風の部分は字幕も無しの文字通り手振り身振り。一方ではサイレントの対極を行くように、暗闇でセリフを投げつけあう場面なんかもあったりして、さまざまな趣向が凝らされています。 カメラは、表情を捉えたかと思えば、手元を捉え、足元を捉え、セリフ無しの部分はそれが制約になることなく、むしろ表現の自由度が増しているようですらあり、さらにそこに音楽の魅力も加わって。レコードの針が飛んで同じフレーズが繰り返されるところなど、ちょっとミニマルミュージックのはしりみたいでもあります。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2020-03-22 16:05:54)
10.全体がやたらと慌ただしくて目まぐるしくて、ラブロマンスとしての奥行きが感じられませんでした。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2020-01-25 23:44:37)
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9.平和なフランスの、古き良き時代の雰囲気が感じられて、幸せになれる良い作品だが、なんでか知らないが異常に眠かった。 良い作品なんだけど、何故だか眠い。 いや、退屈。 それが私とルネ・クレール監督の相性か。 『巴里祭』も同様の感じだった。
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 3点(2009-11-21 15:14:44)
8.音楽や脚本の良さもさることながら、撮影技術に拍手です。いまでこそ普通に見られるようになりましたが、この当時で町の中から上方にカメラをずらし遠ざかっていく撮影の仕方、相当工夫がいったのではないでしょうか。ヘリコプターなどもない状況下、素晴らしいとしか言いようがありません。いやはや。
トナカイさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2006-11-21 01:34:33)
7.ポーラは天晴れな女っぷりですね。ものすごく猫的な女。アルベールはその扱い方をよく学んだんでしょうね。ラストでまた、あの可愛らしい歌が流れて、陽気に唄うアルベール。そしてまた別の女性に対して同じ言葉をかける。彼もまた、天晴な男っぷりでした。
ロウルさん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-14 22:13:55)
6.これは大好きな作品です。その男気と、この街の情景と建物の質感、一方でサイレントの名残を感じさせ、また一方で試みられたアイデェアの数々、そして主題曲と全編に流れる音楽がが絶妙に溶け合ってます。このハーモニーを存分に味わいつくすて大満足。ポーラがベーッっと舌を出す表情に、ある意味凝縮されたような"粋"に彩られた愛すべき作品です。
よし坊さん [DVD(字幕)] 8点(2006-08-17 00:06:21)
5.最近のガチャガチャしたハリウッド映画に嫌気を感じる今日この頃、何か良い映画ないかなと思い、借りてきたのがこの映画で、噂通り良い映画でした。フランス映画独自の美しい映像とこれまた一度観ただけでいつまでも耳に残りそうな音楽も良い!私にとっては初めてのルネ・クレール監督作品ですが、同じ監督のその他の映画も観たいという気持ちにしてくれました。この映画のタイトルにもなっている巴里の屋根の下のその美しい映像に美しい構図の中で繰り広げられる人間模様も見応え十分です。煙突を映し出すあの時の景色が特に好きです。
青観さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-08 22:52:45)
4.映像の中の全ての空間が計算し尽くされた芸術で、人と人との距離間や音楽、あとアングルなどには細かな映画の美しさを感じた。また、オープニングとエンディングの映写が同じやり方だったのはとても印象的だった。
ボビーさん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-07-29 08:34:53)
3.まず、何より音楽が素敵だ。巴里の下町を舞台としてユーモラスに温かみもあるが風刺も利いているという絶妙なバランスのフランス映画であるが,主題歌がこの映画の雰囲気とベストマッチしていて実に気持ちがいいのである。演奏をうるさがるおっさんなど、コミカルな脇役も好きだ。しかし、なんといっても、アルベールが逮捕されている間にポーラがアルベールの相棒とできてしまい、最後、ポーラの元から離れていくアルベールがなんとも切ないわけだが、その後に再び流れる主題歌が、その若者達の恋の行方の切なさを唄い流すというか、若者達を、そして、巴里の下町の人間を暖かく包んでくれているような気がし、なんとも印象的だった。
たましろさん 10点(2004-02-15 17:21:38)(良:1票)
2.美しい映像とアングル、知らないはずの風景にノスタルジーを感じました。
omutさん 7点(2003-08-03 02:20:36)
1.かつて自主上映会で観ました。アルベール・プレジャンの唄う主題歌は今でも(ハミングですが)くちずさめます。1930年代の巴里の雰囲気が味わえて、この映画が作られた時代には生存すらしていなかったのですが、ひどく懐かしい気分に酔えました。映画史上の革新的意義に関しては↓STING大好きさんの申されるとおりです。小生にとってクレールは、これとか「巴里祭」「自由を我等に」「ル・ミリオン」とかで、チャップリンと並んで、小輩をオプティミスティックな気にさせてくれる映画の偉人であります。
魯鈍氏さん 10点(2003-04-10 03:01:15)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 7.15点
000.00%
100.00%
200.00%
3215.38%
400.00%
517.69%
617.69%
7215.38%
8323.08%
9215.38%
10215.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 Review0人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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