7.ロックとオペラ、そして、戦争告発みたいな内容に予想してなかったほど飛び交う言葉の過激なこと!ミュージカル映画というよりは社会派のドラマとして観るべきなのかもしれないような?何とも複雑な感じが漂う。監督のミロス・フォアマンという人は社会派の監督というイメージが私の中にはあり、そういう意味でも強烈な戦争批判を歌に乗せて描くというこれまたかなり政治色の強い映画に感じられた。期待したほどの映画ではなかったけど、それでも普通に楽しむことは出来たので一応、この点数ですがミロス・フォアマン監督の才能を持ってすれば、もっと凄い映画になっていても不思議でないような気がする映画でもある。 【青観】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-16 21:38:25) |
6.オリジナルの舞台が1968年。1979年の映画化はいかにも証文の出し遅れの感があるが、ビデオになったことで、世界中でいつでもこれを観ることができるようになった。中盤まではなんじゃこれはという展開だが、最後のたたみかけはそれを吹き飛ばすだけのものがある。エキストラが一杯のラストシーンには、映画館ならばさぞやと、圧倒された。戦闘シーンが全く無い反戦映画の傑作。舞台の方は観ていないが、テーブルの上でのダンスシーン、ネバダの錬兵場での訓練のリアル感、そして最後の数分間などが舞台では表現できず、映画ならではの部分だと思う。 |
5.ロックオペラの傑作。冒頭の360度カメラ撮影によるアクエリアス独唱や、マリファナの幻想シーンなどは「こう来たか!」と唸らせる。制作年度がちょっとタイミング遅すぎて時代遅れの感は否めないけど、舞台と映画をゴッチャにしないで見たほうが楽しめるかな?トリート・ウィリアムスが最高! 【mimi】さん 8点(2003-11-24 18:25:29) |
4.ほとんどスタンダード化してるといっていいぐらいの名曲のオンパレードで、物語そのものもしっかりしてるし、演出も破綻がない。だけどこれ、1979年の作品なんだよね。反戦映画ってあんた、戦争とっくに終わっちゃってんじゃん。なんでこんな突拍子もない時期に映画化されたのか、それがとにかく不思議で仕方ない。 【じゅんのすけ】さん 6点(2003-06-17 00:30:24) |
3.オープニングの圧倒的な凄さに、鳥肌が立ちまくった17才の私でした。フラワームーブメントもベトナムの悲劇も、アメリカ人にとっては記憶の彼方なのでしょうか。対イラク戦争も、こんな風に映画化される時がくるとしたら(もちろん遠くない未来にそうなるんでしょうが)人間ってなんて哀しい生き物かと思ってしまいます。ブロードウェイミュージカルの映画化としては傑作の部類だと思うのですが、今年の「シカゴ」ほど評価は貰っていませんでしたね。何故かしら? 監督も「アマデウス」のフォアマンなのに....。 【showrio】さん 8点(2003-05-15 20:05:17) |
2.生まれてはじめて見たロック・ミュージカル映画です。最初のナンバー「アクエリアス」で「なんじゃこれは!」とショックを受けました。歌や踊りがストーリーと関係なく展開することに最初は戸惑い、下品で強烈な内容のナンバーに驚きつつもラストには完全にハマってしまいました。ベトナム戦争当時のアメリカの若者たちのいらだちや虚無感が痛い映画です。陸軍墓地でのラストシーン、ラストナンバーが頭から離れません。 【ぶくぶく】さん 9点(2003-05-10 12:09:20) |
1.その時代が、ロック・ミュージカルによって、見事に表現されてます。 【あろえりーな】さん 6点(2003-02-27 10:32:24) |