12.止め絵にナレーションって実写では斬新に見えますが要はテレビアニメでよく使われる類いの技法じゃないですかね。実際押井守監督は影響を受けてるみたいですしね。第三次世界大戦という大掛かりな舞台設定を用意しておきながら語られる内容は幼少期や女性への執着という卑近さも悪い意味で日本のアニメに受け継がれていそうです。結局同じような技法が経済的な事情以外で採用されないのはこれが面白くも何ともないからでしょう。やっぱり映画は動いてナンボですよ。 |
11.私はどうしても伝説のクソゲー『Plumbers Don't Wear Ties』のことが頭から離れなかった。こんな産業廃棄物とは比べ物にならないほど美しいフォトモンタージュ映画映画なんだけどね。しかし、『アルファヴィル』を見た時のような退屈さが襲いかかってきて、最後まで見るのが辛かった。30分にも満たない映画なのに。退屈さを紛らわすために『Plumbers Don't Wear Ties』の司会者やケツ毛の濃い主人公を思い出したりするともう全く別の映像体験に……。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-02-25 14:24:27) |
《改行表示》10.写真が好きだから。 普通よりは評価が高くなってしまう。 |
《改行表示》9.キレのいい短編SF小説に挿絵を入れたような映画。ほとんど静止した画像の連続で描かれる。 画像は通常撮影された映像のフィルムから切り取ってあるそうだが、これは良い意味での不細工さというか、カッチリしていない感じがあって良かった。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-06 11:11:00) |
《改行表示》8.難解なフランス映画って、非常に苦手で、「退屈」というイメージが先に立つ。 本作は“静止画”で見せる個性的な作品だが、フランス映画特有の「退屈」さを、更にパワーアップさせた様な代物だった。 これはもはや、「退屈」という言葉を超越している。 実験的な映画だが、私にとっては「退屈さを超越した難解なフランス映画」であり、それ以外の形容は思い浮かばない。 (2024.3再見) 10年以上の歳月を経て歳を重ねてみると、また違った感想になるから面白い。 今回見た感じではそこまで退屈しなかった。 小難しさは感じたが、女性の表情が美しく印象的で、そこまで嫌ではなかった。 【にじばぶ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2012-10-22 23:54:11) |
7.気持ち悪いささやき声が耳に残る。写真がきれいで芸術的、内容はラストで読めてしまったので、、、 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-06-01 22:25:08) |
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6.新しい試みの作品として評価は出来るが、上映時間が短いにも関わらず、若干のダレ感は感じてしまう。タイムパラドックスの扱い方はまあまあといったところ、ストーリーの難解さをどこまで理解できるかで、この映画の満足度は変化すると思われる。 【ドラりん】さん [地上波(字幕)] 6点(2007-05-14 23:07:22) |
5.静止画にナレーションのみという手法は確かに今までにお目にかかったことのない斬新なものだったけど、それが良いか悪いかは別問題。ショートフィルムにも関わらず妙に退屈な展開に辟易してしまった。「12モンキーズ」を観ていなかったら、正直ストーリー自体も分かりづらい。 【鉄腕麗人】さん [DVD(字幕)] 2点(2004-01-30 22:14:50) |
4.随分前に見たので詳細は忘れましたが、静止画にナレーションという、今ではあり得ない手法、そしてそれがとても魅力的だった事に、すごくびっくりしたのを覚えています。ここのレビューを読むまで、これが短編だったということを忘れていました。それくらい濃密な映画でした。 【コーラL】さん 9点(2004-01-05 21:48:05) |
3.静止画でナレーション、映画と言うよりは紙芝居みたいだなーとか思ってしまいましたが、動画になるその一瞬が非常に効果的で美しかった。普段映画なんて動いてるのが普通なのに、それがこれほどのインパクトを持つというのは考えてみるとすごいことですね。異化効果ってやつですか? それを一人で勝手に感じてしまいました。タイムパラドックスの良くできたストーリーで、何だか藤子不二雄とかのSFにありそうなオチですな。 |
2.もう少し簡潔に分かりやすい展開を期待していたので、時間は20分と短いにもかかわらず若干だれてしまった。「12モンキーズ」は観ていたので展開自体に衝撃はなかったけど、この発想は素晴らしいと思う。 【スマイル・ペコ】さん 5点(2003-06-30 16:00:56) |
1.全編スチール写真にナレーションという画期的且つ美麗で「12モンキーズ」の元ネタになった作品。20分弱という短さながらしっかりとした構成、選りすぐりのカットで驚きの連続。しかも一瞬だけ動画を取り入れそのシーンはハッとするような美しさ。幼い頃空港で出会った女性にデジャヴを感じ、成人して囚人になってしまった主人公は命と引き換えに地底人の実験に参加する。それは過去、そして未来の世界にタイムスリップし第三次世界大戦で荒廃した世界を救う任務であった。ラストは驚きの展開ですが、全編ナレーションの割にはいさいさか判りにくいかも知れません。ま、この尺でこれだけ濃密でドラマティックな作品に仕上げられている事自体がスゴイのですがね。 【さかQ】さん 8点(2003-03-27 01:04:41) |