《改行表示》20.バンドメンバー沢山居ても、監督らしく誰にも台詞無し。唯一喋るマネージャーと彼等の関係はソビエトへの皮肉な視線を感じたところ。 監督らしくない明るさでのボチボチ行きましょうや感にリラックス出来た、突っ込んだら負け、のような出で立ちも含めた印象深い良作。 |
【ホットチョコレート】さん [DVD(字幕)] 6点(2016-06-18 14:09:03) (良:1票) |
《改行表示》18.何だろう?この可笑しさ。誰も特におかしなことしている訳ではないんです。 冒頭から彼らが佇んでいる様子、歩いているあのとんがったつま先が映るだけで笑ってしまう。 アメリカに渡った彼らが中古車屋で買ったクルマに乗りアメリカを行く。 あの大所帯が1台の車に全員乗れるわけが無い。トランクに乗せられる2人。これだけでも可笑しい。 もっと笑いをとるなら、何なら急ブレーキでトランクの2人が落っこちたりしても笑ったと思うけど、 さすがカウリスマキさん、アメリカに行ってもドタバタはしません。 独特の間で笑わせてくれます。アメリカでもやっぱり寡黙。これもカウリスマキ流か。 みんな金が無くて腹が減っても留置場にぶち込まれても悲壮感も無い。 旅も人生も、金が無くてこの先どうなるか分からなくても、同じ夢を持つ同志がいれば何とかなるさ。 どこかのんびりしていて大らかな空気に独特の心地良さがあります。 【とらや】さん [DVD(字幕)] 8点(2014-07-31 19:20:04) |
《改行表示》17. 本当にごめんなさい。 全然面白くなかった・・・ 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 0点(2012-05-02 13:28:47) (笑:1票) |
16.なんともすっとぼけた連中が驚くべき寡黙さで、一路もくもくとメキシコへ。ひたすらボケを垂れ流しながらの道中に、つっこみ疲れた当方は心地よい脱力感に見舞われた。こんな人生もいいんだよな。生温かく見守ろう。 【tottoko】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2012-01-24 11:53:57) |
15.バンドメンバー全員がすんごいリーゼントと変な靴をはいていて、一見するだけで笑ってしまいます。音楽も意外とかっこよいです。サクっと終わるくだらなくも愛すべきバカロック映画です。内容は別にないです。ステキです。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-11-13 14:27:12) |
14.科白で笑わせるのでもなく、パントマイムで笑わせるのでもなく、かといってコミックバンドといえるのかというと、どうもそれもちょっと違うようで、ぴったりした分類が思いつかないが、主に映像の可笑しさで笑わせる音楽モノコメディ。普通、ミュージシャンに限らずおよそ芸人は、仕事以外のときは普通の人と同じ格好をしているものだが、この主人公たちは最初から最後まで仕事の衣装を着っぱなしなのが可笑しい。最初に買った車の値段よりも、革命後に買った2台目の車の値段が一桁多かったのが、失脚したリーダーのケチ振りを表していて、失笑してしまった。ニューヨークからメキシコまで、全然飛ばさずにゆっくりと車を走らせるおおらかなロードムービーでもあった。日本だったら定員超過などの道路交通法違反で撮影自体が許されないか、撮影できても上映がためらわれるだろう。米国の当局のおおらかさも、堪能できたのであった。 |
13.ロシア(ですよね?)からアメリカへ渡り「ヘタクソ!」と罵られながらその場その場の流行りの音楽を演奏するもどこか古臭さがあるのかどうしても受け入れられない。ラストで成功をおさめる地がアメリカではなくメキシコってところに、音楽がショービジネスと化したアメリカへの風刺と感じました。しゃべらない男たち、レニングラード・カウボーイズが繰り広げるロードムービーの中で彼等は延々とボケてくれます。独特の間が笑いを誘うわけですが、この間を利用して我々はツッコミを入れるわけです。「長すぎるって!」「オマエもか!」「凍るなよ!」「ずっと牢屋でそのポーズかよ!」「並んで寝るなって!」「犬にやるのかよ!」・・・つまり視聴者参加映画ですね。もちろん彼等はことごとく我々のツッコミを無視してボケ続けますが(笑)。 【R&A】さん 6点(2005-02-21 12:22:34) (笑:1票) |
12.「超クール!、超シュール!!、超スタイリッシュ!!!この”笑い”が理解できないなら早起きして朝五時から漢詩紀行でも見て六時から近くの公園でジジイババアと一緒にラジオ体操でも踊ってな!!!!」という脅迫めいたものをガンガン感じた。いやはやこれはものすごい計算しつくされた”笑い”が詰まっている。それを説明することは出来ないし(説明する時点でその相手の感性に合わせなければならないというの行為が面倒くさい)もちろん理解できない人は必ず存在する。もしかして理解できた方がただのアホかもしれない。理解できたとしても誰にも誇れることなく奢れることなくただただ時間が過ぎていくのみという大笑いはしないが頬がニンマリしてしまう”笑い”ってのもたまにはようござんす。いろいろと勉強させていただきました。しかしあの魚の魚種は何だったのだろうか? 【tetsu78】さん 8点(2005-01-22 14:25:05) |
11.あの狂った男達はなんなんだ!純真無垢な赤ん坊までもがとんでもないことに!さりげない小細工的な笑いに好感が持てる。独特の雰囲気漂う良質なロードムービー。 【はざま職人】さん 8点(2004-08-23 18:31:13) |
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10.アキ・アウリスマキと言えば小津安二郎への敬愛を含んだ作風が有名ですが、、コレぞカウリスマキワールド・・と言わんばかりの軽快さとトホホ感。初っ端から圧倒される。ツンツクツンは犬も、挙句はリンカーンまで!無表情は相変らずで、マイペースなのに流されまくってるトンガリたちが愛らしい。統一感のない音楽でも終始揺れるぼくの体。どこまで行くんだよ?まぁ、どこまででもいいけどね・・ぼんやりとついてくから。 【れこば】さん 8点(2004-08-14 11:03:42) |
9.よく解らんまま終わったが、しばらくあのロングリーゼントが頭から離れなかった。 【PAD】さん 8点(2004-07-10 17:49:32) |
8.昔、この映画を見た時は独特の間やリズムがチョッと苦手でしたが、今見ると悪くない。細かな見出しで4コマ漫画を見ているような感覚がした。 【亜流派 十五郎】さん 6点(2004-05-22 16:16:11) |
7.ボケっぱなしで誰も突っ込まないので疲れるが、アキカウリスマキの映画としては、ギャグがストレートでノリも良くてなかなか楽しめた。レニングラード・カウボーイズは結構演奏巧いと思う。サイレント映画のような独特の味わいがあった。 【ぷりんぐるしゅ】さん 6点(2004-04-27 17:34:14) |
6.各シーンに沢山間をおいて、そこでトホホホ、という感じの笑いを誘う、実にカウリスマキらしいやり方。合わない方も多いと思いますが、私はなんだかんだ最後までトホホホ、と見てしまいました。あのトンガリ頭最高です。バスとかに乗ったら前の人突っついちゃうよね、あれ。触ってみたい。 【のはら】さん 6点(2004-01-25 17:33:54) |
【戦慄の右クロス】さん 9点(2003-10-20 13:12:27) |
4.私も、あの前髪が短すぎてリーゼントにできない奴みたいに、どこまでもついて行きたいのよ。アメリカの風景も、こいつらと、わけわからん英語と、この音楽があればアキのもの。好きと思えるから不思議だ。 【Bridget】さん 8点(2003-09-09 02:52:55) |
3.「マッチ工場の少女」ではピンと来なかったアキ・カウリスマキ でしたが、こちらは目一杯ツボにはまりました。ジョークの聴いた独特の間の取り方、出てくる奴もどうしようもないのばかりじゃないか(褒め言葉です)と思いながら見ていました。 意表をついています。宮沢賢治の「カイロ団長」の童話を彷彿とさせます。 【omut】さん 8点(2003-08-18 10:31:15) |
2.最高にシュールで、カッコよくて、おもしろい映画です! 【バンカツ】さん 9点(2003-06-18 15:31:06) |
1.長ロングリーゼントで顔色の悪い変なバンド「レニングラード・カウボイーズ」の珍道中を描くロードムービー。とにかくなんだか可笑しい。「朝」のテロップに、鶏の鳴き声をとってつけたように重ねてみたりとか。何となくスキをつかれた気分になります。 【鱗歌】さん 8点(2003-05-16 23:53:09) |