1.戸惑いや不快感をほとんど感じさせないように、うまくまとめられた(端折られた?)大河ドラマのような作品だと思いました。当時のアジアと欧州などの入り組んだ政治的背景の複雑さからくる時代が要請する流れと、普通の人々の感情や事情との間には、多くの場合、やはり歪な乖離がつきまとうんだなぁと感じました。時がたてば尚更ですね。とは言え、僕は幸いにも戦争を実体験してはいないので、所詮は客観視してる気になってるだけっていう部分も少なからずあるでしょうし、ここは一つスペクタクル巨編として楽しんでしまうのが吉だと思いました。アクションシーンはそれなりの盛り上がりがあって、それなりにカッコよかったです。もうちょっとたくさん入れてほしかったけど。主人公のパパさん、渋かったです。そんなことより、島田陽子さんがでててオドロキ。