1.この映画の面白さは、その実際の内容よりも、見ている側がもし主人公と同じ立場だったら、さてどーする?っていうのをアレコレと想像できるところでしょうね。30日のうちに財産という形を残さずに3千万ドルを使いきらなくちゃなんない、っていうのは、この映画のドタバタさ加減よりも、もっと簡単な気がしちゃうんですけれど、まあハデに浪費しまくるのを見るのは気持ちいいです。ただ、リチャード・プライヤーが主役というのは、いかんせん弱いかなぁ。ジョン・キャンディがもっともっと出っ張っててくれたら、もう少しハジケたと思うんですけれど。