《改行表示》67.いやぁ~、なんつーか、ベタベタな展開と学芸会のようなせりふ。チープな和風ドラマを海外で撮ったらこうなる、っていう典型なんじゃないでしょうか。ステレオタイプのテーマや人間や場面が続々と登場し、なんともげっそりしました。アンコールワットも、できたらもう少し神秘的に登場してほしかったです。ふぅ~。 【きのう来た人】さん [DVD(邦画)] 2点(2009-08-13 06:01:18) |
66.浅野さんの泣きの演技でどうしても冷めてしまう。それにしても、戦場のジャーナリストたちは何のためにその場所へ向かうんだろう。名声?金?真実を伝えたいと言う正義感?私にはどれもピント来ないし命を懸けるべきモノとも思えないが、文字どおり命を懸けてまで自分の夢を追った泰造さんの情熱に憧れます。 【雪駄】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-07-06 04:41:37) |
《改行表示》65.この映画を見て一ノ瀬泰造のHPを訪れたのですが、顔や雰囲気が浅野忠信となんとなく似てませんか? 私も遺跡好きで、昨年はタイのアユタヤに行ってきました。そこで首なしの仏像や半壊された寺院を見て寂しさを覚えました。ミャンマー人による破壊や略奪で荒廃したアユタヤとは違い、アンコールは内紛による戦禍に埋もれて荒廃していきました。地球とは創造と破壊を繰り返して成り立っているわけですが、戦争や侵略の過程で崩壊する文化遺産ほど虚しいものはありません。この映画を見て少しだけ考えさせられました。 【黒めがね】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-01-28 23:07:53) |
64.特殊な役どころが多い、浅野忠信出演作の中にあって、珍しく(?)まともで、エネルギッシュで、人間的な役どころを演じている。そういう意味で、貴重な作品。 【にじばぶ】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2007-09-04 09:26:46) |
63.この人たちはなぜ写真を撮りに行くのだろうか。なぜ死ぬ危険性があるのに最前線に行ったりするのか。そこまでして何を得ることが出来るのか。 【アスモデウス】さん [地上波(邦画)] 7点(2007-08-14 23:55:09) |
62.絶対行くという彼の熱意に誰もが眉をひそめる、危険極まりないあのアンコールワットに、「今、どうしても今、この目に焼付け写真におさめたい!」、ただただそんな先走る思いだけで足を運ぼうとしたのかな。映画としては可もなく不可もなく、という感じでしたが、個人的には評価のコメントがしづらいので、とりあえず点数を・・・ 【☆Tiffany☆】さん [地上波(邦画)] 5点(2007-08-04 05:29:44) |
《改行表示》61.実話ということで、物語としてはそんなに盛り上がらない。 淡々と話が進んでいく感じ。 最終目的地であるアンコールワットも今となっては6万円のパックツアーで行けるような有り触れた観光地となってしまっているわけで、危険な情勢下で行くことに意義があるということなら、主人公に同情の余地はなさそう。 命知らずの危険自慢なら、もう少し世間の役に立つようなことをした方がいいと思う。 【もとや】さん [地上波(字幕)] 5点(2007-08-04 04:43:55) |
60.他人から無条件に愛される人を演じたり描いたりする人間はどんな人間なんだろう、と思う。この映画でそんな人の魅力のかけらも感じられなかったので、よほど無神経な人間なんだろう。 【准将】さん [ビデオ(邦画)] 2点(2007-07-30 14:25:14) |
59.日本人は、沢田教一と一ノ瀬泰造の名を忘れてはならないと思いました。浅野忠信の爽やかな演技が印象的ですね。観賞後、しばらくして、プライベートで買い物中の彼と街で偶然すれちがったことがあります。圧倒的なオーラを放っていて、格好良かったです。出来に拙さを感じる部分がありますが、事実がベースなので重くずっしりとした作品でした。 【ジャッカルの目】さん [DVD(邦画)] 7点(2007-01-13 07:21:03) |
58.俺は本気でアンコールワットが見たい!そんな映画でした。 【ゆきむら】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-08-16 03:38:54) |
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57.カメラ。フィルターを通して世界を見る。この浅野演じる一ノ瀬泰造にはそんなニュアンスを感じた。何人もの人が死ぬ姿を見ているのに、自分の知り合いが死したときのあの悲しむ姿は不快。仕方なくそこにいるのではなく、わざわざ自らの意思で赴いているんだから。なんか矛盾してないか?と。あくまでこれは「映画」に対するレビューだけど。さらに、彼が写真を撮ることの動機がはっきりわからなくて、感情移入することができなかったのが残念。けど、最後のアンコールワットを見たときの感動はなんかすごい伝わってきた。カメラがなくてきっとよかったんだよなぁ。 【透き通るBlue】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2005-12-14 20:13:23) |
《改行表示》56.主人公が何のために写真を撮るのか、その理由が自分には理解し難いところがありました。 戦争の悲しみや理不尽さはとても伝わってきました。 【ねこかもめ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-13 14:14:45) |
55.残念ながらこの映画、私の性格としてはその無鉄砲さが鼻につくというか・・・冒険が大好きで純粋な目標に向けてひた走る若者、そんな自分に酔ってる主人公が観ていて苦しいというか・・・。自分もこんな生き方に憧れているからなのでしょうか。彼にやきもちを焼いているのでしょうか。否。基本的な価値観、何をかっこいいと思うかという部分が彼とすれ違っていると思います。その無鉄砲によって結果的に誰が幸せになるのでしょうか。自己満足とは言いませんが、九州からわざわざ危険を承知でアンコール・ワットを見に行って戦争がどうなるのでしょうか。というわけで、私はこの映画を観て「おつかれさーん」としか言えません。その前に浅野忠信は雑誌だけ出てればいいと思います。そのどうしようもない演技をしなければ、かっこいいと思います。映画自体も敏腕プロデューサー奥山和由らしからぬ、弛緩した感じでした。ただ、カンボジアの映像がドキュメンタリータッチで流れてきて気持ちよかったです。 【おしりはばとび】さん 6点(2004-09-20 02:37:44) |
54.一ノ瀬氏が金で買えない何かを求め、金に代えられない命をかけて挑んだかの地は、今では特別な信念理念も持たずとも、金を出せば簡単に踏むことが出来る。時代とは残酷なり。平穏が訪れた後、人々は判で押したように物質主義に移行する。精神主義は物質主義に淘汰されて行く。挑み、敗れ、人知れず時代を築いて行った人たちの姿を、忘れずにいたい。考えるものはあった。ただ、1人の戦場カメラマンを描いた映画として、その出来自体に関して、良いのかどうなのか判断が付きかねるものがあったので、中立の5点。 【ひのと】さん 5点(2004-08-06 17:39:16) |
53.いい内容だとは思う。現地の人の演技が気になった。 【太郎】さん 7点(2004-07-15 07:11:14) |
《改行表示》52.自分の中で、一ノ瀬泰三と沢田教一がごっちゃになってたけど、これでなんとなく区別がついたかも。 浅野忠信に注目してみてたんだが、やっぱりイマイチだったなぁ。 本人の人物像に近いかどうかはわからないけど、なんか魅力がない。 だから、あんまり作品に入っていけなかった。 【夏目】さん 4点(2004-06-26 22:36:20) |
51.邦画でよく感じることなのだが、一つ一つのカットはそれ単体で見るとそれなりなのに、全体の流れで見るとどうにもつながりが悪かったり、空気が分断されているように思えることが多い。この映画もそういうたどたどしさが気になってしまった。爆撃シーンや戦闘シーンもどこか遠慮がちで臨場感に欠けた。題材もいいのにもったいない。浅野忠信は飄々としていて、健闘したと思うが、プロカメラマンの身のこなしが出来ていたかというと、ちょっと疑問だ。映画で一番大事なのは脚本だと思うが、本がよければ他はなあなあでいいということはなく、細かいディティールの丹念な積み重ねが物語に真実味や臨場感を生むのだと思う。 【ロイ・ニアリー】さん 5点(2004-06-17 16:03:05) |
《改行表示》50.浅野忠信のスキのない、完璧な役作り。重いテーマなのに主人公のキャラのおかげでコテコテじゃない、不思議な雰囲気の作品になった。 浅野忠信にしてはクレイジーじゃない、いい意味でノーマルな役・演技だったけれど、とってもいいです。 ただ現地の人たちの役の方々の演技がもうひとつなのと、(ビデオでみたため)最後の興ざめさせるような宣伝がマイナス。 あとは最後のスタッフロールは長さの関係上でヨロヨロしたスピードになったようですが、しっかりと踏みしめて走って欲しかった。 あとはやはり時期が時期だけに(イラクでのジャーナリストの死亡)いろいろと考えさせられた。 【DELI】さん 8点(2004-05-30 15:10:56) |
《改行表示》49.結果だけ見れば悲惨といっていいはずの若者の晩年を描いていながら、不思議なほど主人公の内的葛藤や戦場の恐怖に戦慄するシーンが少ない。 浅野演じる泰造は、一時帰国した折、家族の前で、実にあっけらかんと血生臭い戦場の様子を語る。 そんな筈がない、という人もいるだろう。実際の一ノ瀬氏はどうだったのかわからない。しかし私的には、この主人公の様にとてもリアリティーを感じた。 もしかすると一ノ瀬は戦場に身を置いてはいても「命を賭して」などというつもりは全くなかったのではなかったか。 功名心、憧憬、無自覚かもわからないが使命感などの、色々な思いが混沌としている中、押さえられない情熱に従っただけだったのではないか、などということを思いながら観た。 うそ臭いヒロイズムに流されず、浅野忠信は、実にうまく演じていて素晴らしい。 私が見た、一ノ瀬氏の写真の印象に違わない、優しさのあるいい映画だった。 【poppo】さん 9点(2004-05-13 20:57:38) |
48.辛口です。この映画を見る人はいくつかのパターンに分かれると思います。まず「主人公を演じる浅野さんのファン」「戦場カメラマンの一ノ瀬さんに興味がある」「カンボジアという舞台に興味がある」。私はどっちかというと3番目でした。アンコールワットに行ったことがあるし、一ノ瀬さんの写真も見たことがある。戦場カメラマンの写真展にも何度か足を運んだことがあるし、報道で活躍するカメラマンに知り合いもいます。その上で感じたんですけど、主人公がまったく報道カメラマンに見えない。どうしてか、というと、カメラの構え方とか、写真を撮ってる時の体の動きとか、いろんなものがまさに「素人」にしか見えないのです。浅野さんのファンには申し訳ないが、良いテーマを扱っているだけに、かなり残念です。アンコールワットはまさに「人類の遺産」と言って良い建造物です。しかし、同じくらい素晴らしかったのが、戦場でもたくましく生きる子供たちの笑顔。戦争でいつも犠牲になるのも、一番弱い子供たち。それを伝えようとした一ノ瀬カメラマンの生き様を伝える映画だからこそ、カメラの使い方とか何気ない仕草とか、もっとプロらしく見える演技がほしかった。 【しまうま】さん 3点(2004-03-30 13:13:47) |