167.遠い昔に鑑賞。当時、『太陽がいっぱい』は見ていなかったので、比較することなく普通にサスペンス映画としては及第点。己を偽り、財産や恋人を手に入れても、嘘で塗り固めた幸福でしかなく幸せには感じられなかった。当然、秘密が綻び、愛の歪みによって悲劇が起こる。美形には見えない、マッチョになる前の貧相なマット・デイモンだからこそ説得力がある。 |
《改行表示》166.イタリアの綺麗な情景とは裏腹に嘘で塗り固め歪んだ愛で人を裏切り続ける黒さが滲み出る。 この主人公はどこに辿り着くのだろうと考えさせられるラスト。 本当にありそうな人間の本質。怖いね。 |
165.こちらを観る前に66年フランス版の『太陽がいっぱい』を観てしまっていると評価が下がるしかないかも(上がった人もいるかもですが)。でも主演のマット・デイモンには申し訳ないが、この頃のジュード・ロウは抜群に美しい。この逆転のキャスティングは確かにフランス版よりリアルかも。 【movie海馬】さん [試写会(字幕)] 5点(2016-06-10 00:27:48) |
164.オリジナルがどう変わるのか興味あったが期待外れ。リメイク版の方が原作に忠実らしいが、いつまでもバレずになりすましていられる無理っぽいシナリオがきつかった。 【ProPace】さん [地上波(吹替)] 4点(2015-11-24 19:59:39) |
《改行表示》163.ノーベル賞級の細胞の作成に成功したと言っていた人の事を思い出した。 「ディッキーは、私でぇ~~す」みたいな…。 【しってるねこのち】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-15 17:57:45) |
《改行表示》162.太陽がいっぱいは未見ですが以前から気になっていた映画です。フィルムライクな映像とジャズの調べが映画の質感を高めています。最初から地中海のさわやかな景色と対比されるようにリプリーの陰湿な雰囲気が目立ちますが、製作側が意図したとおりのカラーに仕上がっているものでしょう。とにかくリプリー役のマット・デイモンがキモい、これはハマリ役です。 ジュード・ロウが出ている前半部は洗練された感じですが後半部分はリプリー色に染まってゆき、映画全体も陰湿で野暮ったい感じが深まってきます。バレそうでバレない絶妙なハラハラ感は見事ですが、見方によっては陳腐な流れともいえます。解決をみないラストは賛否ありそうですが、昔の映画ぽくて良いのではないでしょうか。サスペンス好きな方はぜひお試しください。 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-02-01 15:27:41) |
161.米国映画になるとなぜこうも安っぽく俗っぽいものになるのだろうか。「太陽がいっぱい」とは雲泥の差である。イタリアだというのに欧州の雰囲気がまるでしない。ちなみにジャズは大嫌いです。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 3点(2011-10-31 23:08:03) |
160.リメークした作品の大概はオリジナルには及ばないのが定説のようですが、元の話自体がしっかりしているからでしょうか?私個人としてはこれは例外と思うほど良かったです。起用された配役陣も全てがいい感じに当てはまってました。 【白い男】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2009-10-02 22:04:48) |
159.どうして完璧な名作があるにもかかわらず、対抗しようとしたのか理解不能。案の定木っ端微塵にこてんぱん(笑)登場人物の美しさもスリルやドキドキ感も演出も負けてるとあっちゃ、勝ってるのはフィルムの解像度だけ?でも向こうにはデジタルリマスターという伝家の宝刀があるんだよ。 【りんす】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2009-08-03 12:51:34) |
158.「太陽がいっぱい」の虚飾を剥ぎ取ったのは潔いことだが、同時に何の魅力もない作品になってしまっている。原作そのものが好きではないのだろう。卑小な人間の内面を掘り下げてもあまり意味のないことのように思える。 【レイン】さん [映画館(字幕)] 3点(2009-07-06 00:00:05) |
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157.元をまだ観ていないですが、結構楽しめました。どの程度変わっているのか今度見比べてみます。ジュード・ロウがうまいですね。 【色鉛筆】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-11-17 21:50:17) |
156.後味がすごく悪くて、やたら疲れた。それだけ内容には入り込めたと思うけど、二度とみたくない感じ。 【オニール大佐】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-20 12:26:34) |
155.いまいち!!!!それ以上でもそれ以下でもない!!!そんな感じ。 【くーちゃん】さん [地上波(吹替)] 3点(2008-02-27 22:44:52) |
154.この作品で、マット・デイモンを気味悪く感じるということは、マット・デイモンの演技力がそれだけ優れているということだと思った。 【しまうまん】さん [地上波(吹替)] 5点(2007-05-01 02:01:31) |
153.リメイクって、原作と比べてもいいし単独で観てもよい。原作とキャストが変わるとこの物語がこんな風になるよって感じで観てもいいんだが、やはり原作の方がよかった。キャストもラストも。 【Michael.K】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-01-19 04:20:14) |
152.とても好きな映画です。4,5回は見ました。マット・デイモンは、「ボーンアイデンティティ」でのようなカッコいい役より、こっちのどうにも救いようのない暗くてじめじめした何考えてるんだかわからない役のほうが、断然光っていると思う!マット・デイモン万歳!! 【乃駄目】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-09-21 17:31:28) |
151.ストーリーはもちろんですが、緻密に作られたことが分かる構成、音楽、演出が良かったと思います。映画の出来として、素晴らしいです。嘘をつきつづけることによって後戻りできなくなる、人間の本質を突いた映画でした。 【mhiro】さん [ビデオ(吹替)] 6点(2006-02-07 18:21:45) |
150.余計な先入観がなければ、ちゃんと観られたのかもしれないが……。つくづく、映画って何を求めて観るか?で観賞後の満足度が変わってしまうんだなぁと思ってしまいます。色白で、海水パンツの似合わない(黄色の海水パンツがある意味象徴している)なよなよしたリプリーを、どうコメントしていいやら(悩)。もしかしたら「殺人者がかっこいいなんて許せない!」という正義感に囚われて、作ったのかもしれない。ただ、映画の中において、主人公サイドの“覚悟のない殺人”ほど、しらけるものはないような気がします。 【元みかん】さん [DVD(字幕)] 2点(2005-07-31 07:02:58) |
《改行表示》149.実はオリジナルを見た事が無いので、比較は出来ないけど、人間ドラマとしては秀逸な作品だと思う。 リプリーの行動には無理があるし、計画らしい計画も無く、すべてが行き当たりばったりだけど、それだけに妙なリアリティがある。 特に今作は、オリジナルの「持つ者と持たざる者」というテーマよりも、お互いの「相手に対する想いの温度差」が招く悲劇という普遍性をクローズアップしている点が重要。そこに感情移入できない人は、この作品の本質も理解できないと思う。 こういう相手との温度差は、友人関係、恋人関係に拘らず、どんな人間関係でも日常的によく感じる事だろう。実際、自分も親しい友人に裏切られた経験がある。ところが、相手は自分を裏切ったと言う意識すら無かったようで、むしろ、その相手の自分に対する「無関心」こそがショックだった。憎悪や裏切りは、まだ相手に対する感情の発露ゆえに、少なくとも無関心ではない。よく言われる事だが、「愛情」の対義語は「憎悪」ではなく「無関心」なのだ。 この作品でも、結局、リプリーの存在はディッキーにとって「どうでもいい」程度の事でしかなかった。言わば、始めに相手の存在を「抹殺」したのはディッキーであり、その冷酷で非人間的な感覚の前では、リプリーの絶望感や憎悪の発露は当然であり、むしろ人間的なものだろう。 ただ、惜しむらくは、ディッキーを殺してからが長過ぎるところ。本来は「ディッキー殺し」こそが最大の山のはず。その後をダラダラと続けてしまったために、本来のテーマが霞んでいる。惜しい。 【FSS】さん [ビデオ(吹替)] 8点(2005-07-07 11:20:13) |
148.最初から最後までやたらトーンの低い映画、殺しの場面も盛り上がらず、犯行がバレソウになってもなんだか緊迫感が無い、殺しの動機が衝動的なら、証拠隠しも非計画的、単純に警察の無能ぶりと主人公の運の良さだけを描いた映画だす。つまらん! 【みんてん】さん 3点(2005-03-05 21:43:29) |